MUSICA 公式ブログ

6月のイベント『雷鳥6mono試聴会』vol.1

6月のイベント『雷鳥6mono試聴会』の詳細が決定しました。今回のイベントはムジカのフラグシップモデル雷鳥6・モノラル・パワーアンプをたっぷりお聴きいただきます。スピーカーはドイツ・クアドラル社のAURUMVULKAN9（2,750,000円・税込)です。このスピーカーはクアドラル社の実質的な最高級モデルです。当社の試聴室ではクアドラル社のARGENTUM590（187,000円・税込)を常設しています。AURUMVULKAN9は15倍の価格のスピーカーです。どこが違うのかというと・・・ウーハーもミッドレンジも一回り大きなユニットが使われています。エンクロージャーの外寸も一回り大きいだけですが、特筆すべきは重量です。54.9Kgと19.74Kgです。かなりしっかりしたエンクロージャーです。また、最高級モデルらし...6月のイベント『雷鳥6mono試聴会』vol.1

2021/05/31 11:08

レコードプレーヤー 英rega P2がモデルチェンジ！ vol.4

『レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.3』の続きです。さて、モデルチェンジしたP2Mark2の記事もいよいよ佳境にはいってきました！今日はとっても気になる音質の変化です。P2からP2Mark2へのモデルチェンジにあたって変更された部分は2つ。ベルトとアームです。今回は旧P2と新P2Mark2に同じカートリッジ（GRADOblue3）、同じフォノアンプ（musicaCuculo-pho-st）、同じオーディオシステムで比較しました。カートリッジも含めて『同じ機種』ではなく『同じ個体』で比較しています。アナログ関連パーツは個体差もけっこうありますので同じカートリッジを付け替えて比較しています。何枚かのレコードをかけてみましたが音質の差としてはごくわずかでした。比較的変化が大きかったレコードはW...レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.4

2021/05/30 10:59

レコードプレーヤー 英rega P2がモデルチェンジ！ vol.3

『レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.2』の続きです。今回はモデルチェンジしたP2Mark2をベースにしたレコード再生基本セットをご紹介します。英regaの新製品レコードプレーヤーP2Mark2超広帯域かつ低歪の米国GRADOのカートリッジPrestigeBlue3MUSICAのバッテリードライブフォノアンプCuculo-pho-stの3点セットなのですが、なぜこの組み合わせなのかを書いてみたいと思います。アナログプレーヤーには『相性』が存在します。それは、CDの比ではありません。例えば、評価の高いAというカートリッジがあったとします。別に、こちらも評価の高いBというカートリッジがあったとします。同じレコードプレーヤーに2種のカートリッジをつけ変えて再生したときAは相性がよっかったとします...レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.3

2021/05/29 16:34

レコードプレーヤー 英rega P2がモデルチェンジ！ vol.2

『レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.1』の続きです。前回はモデルチェンジ前のP2とモデルチェンジ後のP2Mark2の比較をしました。今回はモデルチェンジ前と後で変化はない部分の『P2Mark2はここが良い！』というところをご紹介します。（1）ハウリングが少ないP2は不思議なプレーヤーです。重量は2～3kgしかありませんし、インシュレーターはゴムでできており特別なものではありません。でもハウリングが少ないです。従来のプレーヤーはボディやターンテーブルを重くして重量で振動を抑え込んでいますが、P2ではそもそも振動しない素材をうまく使いターンテーブルとボディの重量バランスを最適化することで振動しない構造としているようです。これは長年レコードプレーヤーを作ってきたからできるのだと思います。（2）...レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.2

2021/05/28 16:22

レコードプレーヤー 英rega P2がモデルチェンジ！ vol.1

レコードプレーヤーイギリスrega社のP2がモデルチェンジしてP2Mark2になりました。この情報は本日（5月27日）公開の情報です。モデルチェンジ前のP2は当社試聴室はもちろん当社でプレーヤーをお買い求めいただいたお客様の80％以上が選ばれるモデルでした。拡張性があり、71500円（税込）ですが、20～30万円のレコードプレーヤーとも十分戦える高いパフォーマンスをもったプレーヤーでした。今回、P2Mark2となり、価格は82500円（税込）となりました。いくつかの改良点がありますので新旧を比較しながら見てみましょう。まず、全体のイメージですが、見た目はほとんど同じです。寸法や重量も同じです。今回のモデルチェンジで変更されている点ですが、（1）ロゴ当社の試聴室で使用している旧型P2と入荷したばかりのP2Mark...レコードプレーヤー英regaP2がモデルチェンジ！vol.1

2021/05/27 15:34

今日は連絡事項3つです

今日は連絡事項が3つです。（1）Raicho6monoモノラルアンプのWEBサイトができました。このモデルは岐阜県の県鳥『雷鳥』の名を冠した20セット限定のムジカのフラグシップモデルです。Raicho6は回路、デザインともraicho5から大幅にリニューアルしたためWEBサイトの完成が遅れてしまいました。申し訳ありませんでした。（2）Raicho6monoのカタログを今度こそ公開します。サーバーへのアップロードがうまくできていなくて暫定カタログのままでした。申し訳ありませんでした。今度は最新カタログをダウンロードできます。また、紙カタログは5月30日から配布できる予定です。（3）レコードプレーヤーに関してお知らせがあります。当社で取り扱っている英国regaのレコードプレーヤーについてのお知らせを明日27日に行い...今日は連絡事項3つです

2021/05/26 16:29

インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考える vol.4

『インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.4』の続きです。前回の実験によってパワーアンプの入力インピーダンスは低いほど耐ノイズ性が高くなることが判りました。また、前々回の計算によりパワーアンプの入力インピーダンスは高いほど音楽信号の損失が少なくなることが判りました。2つのファクターからパワーアンプの入力インピーダンスは高すぎても、低すぎてもダメでどこかにバランス点があると考えられます。低インピーダンスによる音楽信号の損失は今も昔も変わりませんが、ノイズ対策技術は大きく進化しました。1960年代の10キロオームから1970年代には47キロオームになりました。これは回路設計の主体が真空管から半導体に変わりノイズに強くなったためだと思われます。それから40年が経ち多国間でのノイズ関連のルールが制定...インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.4

2021/05/25 10:26

インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考える vol.3

『インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.2』の続きです。パワーアンプの入力インピーダンスによって耐ノイズ性がどのくらい変化するのかをテストしてみましょう。長さ2mのRCAケーブルに47キロ、220キロ、10メガオームの負荷抵抗を付けこれをパワーアンプの入力抵抗とみなし、その両端の波形をオシロスコープで観測しました。なお、送り出し側（プリアンプが接続される側）は解放としてあります。まずは、10メガオームです。写真をはっきりと撮るために基線が太くなってしまいました・・・。振幅はピークからピークまでで7.5マス程あります。また中ほどに非常に高い周波数の『ヒゲ』があります。（ヒゲとは私たちの業界用語で周波数の高い成分のノイズのことです）このヒゲはくっきりと現れています。次に、抵抗を220キロオーム...インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.3

2021/05/24 14:19

インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考える vol.2

『インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.1』の続きです。ここでひとつの疑問が生じます。もしパワーアンプの入力インピーダンスが高ければ高い方が良いのであればなぜ高インピーダンスが主流にならなかったのか？ということでしょう。オーディオ機器には高インピーダンスを謳ったものもあり他社製品ではありますが10メグオームという製品を見たことがあります。これは一般的な47キロオームに対して200倍もの値です。なぜ10メグオームとしたかは想像がつきます。10メグオーム以上の抵抗で特性が安定しているものがないからです。音楽信号の損失だけを考えた場合たしかに10メグオームは魅力的です。どの程度パワーアンプに伝送されるのかを計算してみると10000/（10000+1)✕100＝99.99％です。損失はほぼゼロです...インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.2

2021/05/23 09:07

インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考える vol.1

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.14』でインピーダンスと損失、ノイズの関係に触れましたが判り難いというご意見がありましたので詳しく解説したいと思います。まず、インピーダンスによって損失がどのように変化するのかを解説します。パワーアンプとプリアンプを接続する場合、一般的なパワーアンプの入力インピーダンスは10キロ～47キロオームです。一般的なプリアンプの出力インピーダンスは100オーム～5キロオームです。パワーアンプの入力インピーダンスは最大値と最小値の比率が4.7倍しかありませんが、プリアンプの出力インピーダンスは50倍もあります。これはパワーアンプの入力インピーダンスは仕様書に掲載されるため値が明確なのですが、プリアンプの出力インピーダンスは仕様書に掲載されることはまずないのでメーカーによってバ...インピーダンスと損失、ノイズとの判り難い関係を考えるvol.1

2021/05/22 13:55

FYNE AUDIO F300 セット販売開始！ vol.2

FYNEAUDIOのスピーカーF300は39000円（税別）ながら驚異の低域再生能力をもったスピーカーです。しかしながら、鳴らし方が難しいスピーカーでもあります。当社ではスピーカースタンドや専用プリメインアンプとのセットをおすすめしています。今回のコンセプトは『F300を鳴らしきる！』です。Bセット（スピーカー、スーパーツィーター、スピーカースタンド、プリメインアンプセット）はおすすめです。F300は鳴らしにくいスピーカーです。きちんとセッティングしたときの音場は素晴らしいのですが、それにはスピーカースタンドは必須です。当社製以外ののスタンドでもきちんとしたスタンドであればOKですがその場合は、ガタがなく、支柱が細いものを選んでください。このスピーカーは空中に浮遊しているような状態が理想です。コンクリートブロッ...FYNEAUDIOF300セット販売開始！vol.2

2021/05/21 15:44

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.16

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.15』の続きです。現在、雷鳥6monoのカタログが完成しました。このカタログはこちらからダウンロードすることができます。表面の撮影は美濃国二の宮の伊富岐神社で行いました。当社から30分ほどの不破郡垂井町にあります。創建時期は不明ですが、713年にはあったそうです。関ケ原戦いで焼失しますが、その後再建されています。伊富岐神社のある垂井町や関ケ原の戦いで有名な関ケ原町は当社のある大垣市のとなりまちですが、不破郡に属します。この辺りにはかつて不破の関という関所があり、この関所から西を関西、東を関東と呼んでいたそうです。うどんとそばの境目は関ケ原町あたりですし、コンビニで売っているお菓子や即席めんも、関ケ原から西へいくと関西風の味になります。表紙の左端に写っている杉の木は岐...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.16

2021/05/20 17:44

今日のムジカスタイルは多治見市から中継！

毎週水曜日の夕方6：30からFMぎふで『ムジカスタイル』を放送しています。この番組は、前身の『ムジカレコード店』から13年も続いています。ムジカスタイルでは『男の趣味』をテーマおしゃべりをするのですが、この中には、もちろんオーディオも含まれます。今日は多治見市から中継です。テーマは『岐阜県の大木10』です。岐阜県の天然記念物に指定されている大木をご紹介してきましたが、今日は多治見市廿原町水口にある珍しい柿の大木を現地からご紹介します。旧国道19号内津峠（うつつとうげ）から南方へ1kmほど入り、県道123号を進むと廿原町という集落につきます。県道沿いに火の見櫓が見えてきますのでその近くの三叉路を南に入ります。道沿いに300m程進むと『廿原（つづはら）の柿』があります。高さ7.9m、幹囲2.5mと小ぶりですが、全国...今日のムジカスタイルは多治見市から中継！

2021/05/19 14:26

FYNE AUDIO F300 セット販売開始！ vol.1

FYNEAUDIOのスピーカーF300は39000円（税別）ながら驚異の低域再生能力をもったスピーカーです。しかしながら、鳴らし方が難しいスピーカーでもあります。当社ではスピーカースタンドや専用プリメインアンプと一緒におすすめしていますが、他所でF300のみを購入され、適当なスタンドと、アンプを接続して思ったような音にならないという方もありました。今回、F300セットの第2弾を発売します。（A）スピーカー、スーパーツィーター、スピーカースタンドセットスピーカーF300標準価格42900円（税込・ペア）F300専用スーパーツィーター標準価格14800円（税込・ペア）スピーカースタンドPicchio標準価格32780円（税込・ペア）合計90480円（税込・ペア）のところセット価格70000円（税込・ペア）（B）スピ...FYNEAUDIOF300セット販売開始！vol.1

2021/05/18 16:24

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.15

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.14』の続きです。現在、雷鳥6monoのカタログを製作中です。裏面の技術的な解説は完成しました。これまでブログに書いてきたことを中心に1枚にまとめました。先行して公開します。このカタログはこちらからダウンロードすることができます。（PDF900キロバイト）次回に続きます。≪6月のイベント『雷鳥6mono試聴会』≫詳細は後日発表します6月26日（土）10：30～12：00、13：30～15：006月27日（日）10：30～12：00、13：30～15：00（4回とも内容は同じです）場所：当社試聴室（ログハウス）≪新製品パワーアンプRaicho6mono≫入力RCA1系統(ライン）出力150W周波数特性5Hz～80KHz真空管6SN7GT外形寸法W220mm×H70mm...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.15

2021/05/17 16:17

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.14

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.13』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れたモデルです。高音質のパワーアンプを実現するためには、パワーアンプ自身のクオリティが高いことはもちろん、その前段に接続されるプリアンプやパッシブアッテネーターからの音楽信号をロスなく受け取ることができる入力回路が重要です。プリアンプにとって、もっとも高音質に信号を送り出せる状態とはパワーアンプを接続しない、無負荷の状態です。もちろん、この状態では音楽を再生することはできません。無負荷の状態とはパワーアンプの入力インピーダンスが無限大と考えることができます。つまりパワーアンプの入力インピーダンスは高ければ高いほど、プリアンプからの信号を高いクオリティで受信することができるのです。反面...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.14

2021/05/16 12:23

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.13

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.12』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れたモデルです。雷鳥6のトップパネル（天板）には天然石であるスターギャラクシーが使用されています。この石はインドで産出される貴重な石で深い黒色の中に金色や銀色の細かな粒がちりばめられたような模様です。昨日、この石の加工をしている工場に行ってきました。今回は石材加工の最終工程である磨きと面取りと見学してきました。スターギャラクシーは厚さ20mmの原石からトッププレートに使用される13mmに削り出されます。切断等の後磨きの作業になります。磨きは専用の機械を使いますが、その押し当てる強さや、バフを移動する速さは職人の技によるものです。荒いものから、順番に細かなバフに付け替えて磨いていきます...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.13

2021/05/15 16:29

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.12

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.10』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れたモデルです。今日も電源回路について解説の続きの続きです。このようにメリットが多いスイッチング電源ですが、これを未だに嫌がられる方がお見えなのは不思議です。ヨーロッパやアメリカではスイッチング電源が主流となっており重たいトランスを搭載したアンプがありがたがられるのは日本、韓国、台湾、中国くらいでしょう。また、スイッチング電源のもうひとつのメリットとして電圧の可変が可能だという点も挙げておきます。10～20％くらいは何の問題もなく調整することができます。これによって、増幅素子の容量目いっぱいまで調整して使用することが可能です。これによってアナログ電源だと100wのパワーが120～13...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.12

2021/05/14 12:44

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.11

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.10』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。今日も電源回路について解説の続きです。そして、これらの電源には次のようなメリット、デメリットがあります。アナログ電源のメリットですが、高周波ノイズが少ない！・・・という1点だけです。高周波ノイズは少ないのですが、50Hzや60Hzの低周波ノイズ（いわゆるハムノイズ）はアナログ電源のほうがスイッチング電源よりも多いです。アナログ電源は大きく、重くなります。スペースファクターが悪いですし、大きく、重いということは価格が高くなります。肝心の特性ですが、ほとんどのスイッチング電源は定電圧化されており、負荷の多い少ないにか...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.11

2021/05/13 16:51

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.10

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.9』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。今日は電源回路について解説の続きです。アナログ電源とはむかしながらの電源でその基本回路は50年前も同じです。トランスで電源電圧を調整し、整流器で直流に変換し、コンデンサーでリップルが少なくなるようにします。この一連の回路を組み合わせて交流ー直流変換が可能になります。大容量の電源にするためには大型のトランスと大容量のコンデンサーが必要でそのため、昔は重たいアンプが良いアンプと言われました。それに対して、スイッチング電源はトランスの仕組みをうまく使った電源です。トランスにはおもしろい性質があり、同じ大きさのトランスでも...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.10

2021/05/12 17:06

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.9

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.8』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。今日は電源回路について解説したいとおもいます。電源回路はなぜ必要なのでしょうか？増幅回路はその種類や用途によって、電圧と電流値が異なります。例えば、大出力のパワーアンプは電圧が高く、電流値も大きな電源回路が必要です。小出力のパワーアンプは電圧はそこそこでもよいのですが、電流値は大きなものが理想です。プリアンプでは電圧はそこそこ高く、電流値はわずかでOKですが、電源ノイズが少なくないといけません。デジタル回路では電圧は低く、電流はそこそことれる電源回路がよいでしょう。オーディオ機器の電源はいずれも直流（DC)である必...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.9

2021/05/11 15:56

ホタル観察通路を整備しました

あと1ケ月ほどでホタルの季節です。当社の試聴室（ログハウス）の奥にはホタルが飛ぶ水路があります。多い年には100匹程のホタルが飛び交います。このエリアには田んぼと山が両方とも近くにあり、ゲンジボタルとヘイケボタルが共存する珍しいエリアです。水路上の雑草に卵を産みますのでこのエリアの雑草は刈らずに間引く程度です。あと1ケ月もするとこの周りは草が深くなりますので毎年、この時期に通路を整備します。この観察通路はどなたでも見ていただけます。場所は、当社試聴室（大垣市上石津町一之瀬1996）です。国道365号沿いです。試聴室付近に駐車していただき奥の方に歩いて行ってください。白い小屋の右側にホタル観察通路があります。そのまま奥まで進んでください。ここでストップです。これ以上行くと水路に落ちます・・・。このあたりにホタルの...ホタル観察通路を整備しました

2021/05/10 17:33

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.8

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.7』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。先日、雷鳥6monoカタログに使用する写真を撮影してきました。雷鳥6monoは伝統工芸品を使用しているということもあり神社の境内での撮影となりました。場所は岐阜県垂井町の伊富岐神社です。創建1000年を超える古い神社で美濃二宮という高い格式の神社です。この神社の境内には岐阜県の天然記念物である高さ30m大杉があります。1枚目は拝殿と大杉をバックに撮りました。拝殿のすぐ左側にある木が大杉です。近くに寄るとこのようになります。3枚目は拝殿と神殿をバックに撮りました。近々にカタログ完成予定です。ところで、あと1ケ月ほどで...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.8

2021/05/09 12:12

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.7

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.6』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。ところで、6月のイベント『雷鳥6mono試聴会』が決定しました。6月26日（土）10：30～12：00、13：30～15：006月27日（日）10：30～12：00、13：30～15：00蜜を避けるために4回に分けて行います。4回とも内容は同じです。場所は当社の試聴室（ログハウス）です。音源はアナログレコードとデジタル音源です。スピーカーは現在選定中ですが、現在当社でスタンダードとしているクアドラル590の他に”それなりの”価格のスピーカーをご用意しお聴きいただく予定です。6月のイベントは新製品＆高級品ラッシュにな...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.7

2021/05/08 17:14

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.6

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.5』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。雷鳥6monoは、真空管が設置されているシールドケースの内側に美濃和紙が貼られています。ところで、昨日岐阜県美濃市で、貴重な和紙を入手しました。落水紙という和紙です。手すきで作られるのですが、紙すきが終わった直後に金型を重ねて上から水を噴射し、透かしのような模様をつける技法です。とてもすばらしい柄と色合いだったので無理にお願いして分けていただきました。この落水紙は瑞宝単光章を受賞された市原達雄さんが製作されたものです。市原さんはすでに紙漉きを引退されておりこの柄と模様の落水紙はこの1枚しか残っていないとのことでした...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.6

2021/05/07 18:06

シティプロモーションの撮影がありました

大垣市観光・シティプロモーション推進事業というプロジェクトがあります。大垣市のよいところをバイクで周り、動画として公開しているものです。すでに2つの動画が公開されています。モデルYUが行く岐阜県大垣市ツーリング映像/Let'sgotoGifu,JapanLet'sgotoGifuwithDucati900SS/旧車乗り女性モデルYUがDucati900SSで行く岐阜大垣市の旅今回第3弾を撮影することになりその映像の一部にムジカの試聴室（ログハウス）が登場することになり昨日撮影が行われました。出演者のYUさんが真空管アンプをお使いとのことで最新のデジタルオーディオからモノラルのアナログディスクまでいろいろ試聴していただきました。今回撮影された動画は6月にYoutubeにアップされるようです。公開されましたら、この...シティプロモーションの撮影がありました

2021/05/06 08:02

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.5

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.4』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。次に、雷鳥6monoの音質ですが・・・5月3日、4日のイベントで雷鳥6をご試聴いただきました10名の方々のご意見を挙げてみたいと思います。・これまでのムジカのパワーアンプと異なり中域が厚くヴォーカルが良い・楽器の音数が多く聴こえる・音の伸びに余裕を感じる・クアドラルのスピーカーをドライブしきっている感じ・小音量でも芯のある低域今回のイベントはイベント常連の方だけでなく初めてご来場された方もおみえでしたがこのように肯定的なご意見をたくさんいただきました。また、早速ご予約もいただきました！ありがとうございました！！雷鳥...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.5

2021/05/05 11:30

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.4

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.3』の続きです。雷鳥6monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。板金はボディの大半を非磁性体であるアルミニュームとし、真空管バッファシールド部分を鉄としています。シャーシに非磁性体の素材を使用し、外部からのノイズの侵入を防ぐことでハム等が軽減されることはよく知られています。これを電磁シールドといいます。なんでもかんでも非磁性体がよいというわけではありません。正面に真空管が配置されていますが、真空管エリアと他のエリアを分けるシールドには鉄が使用されています。これは磁器シールドと呼ばれ、磁性体でないとシールド材として動作しません。これらの板金は岐阜県養老町で製作されています。この工...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.4

2021/05/04 13:36

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.3

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.2』の続きです。雷鳥6monoは素材にはこだわりデザインされています。岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。例えば、ギターに使用されている木材と同じインディアンローズウッドのフロントパネルはギターで有名な高峰楽器の工場で作られました。トップパネルはスターギャラクシーという原産地はインド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州の黒御影石を使用しています。加工地は岐阜県関ケ原町。関ケ原町は多くの石材加工会社があり東京駅や国会議事堂、六本木ヒルズの石材も関ケ原町で加工されたものです。フロントパネルにあるアパチャは飛騨組子です。加工地は岐阜県高山市。飛騨組子とは飛騨の匠が飛騨産の杉や檜を細くひき割...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.3

2021/05/03 18:41

速報2！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥6 vol.2

『速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.1』の続きです。今回発表した雷鳥6monoは当社のフラグシップモデルです。雷鳥6の発売により雷鳥4シリーズは生産完了となります。ハーフサイズ（横幅220mm）のトップモデルが雷鳥5シリーズ、大型モデル（横幅300mm）のトップモデルが雷鳥6となります。雷鳥6のプリアンプは当面発売する予定はありません。プリアンプ雷鳥5pirまたは、パッシブアッテネーターCuculo-attと組み合わせて使用することを前提に設計されました。パッシブアッテネーターの比較的高めの出力インピーダンスにも対応できるように雷鳥6monoの入力インピーダンスは220キロオームと通常の約5倍の高インピーダンスで設計しました。初段には真空管6SN7を使用し、出力段の半導体構成はMOS-FETのBTLで...速報2！！モノラルパワーアンプ雷鳥6vol.2

2021/05/02 12:27