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Mit Leib und Seele https://j-indigo.hatenablog.com

ドイツのフランケン地方の小さな町で生活中。BäckereiでAusbildungをしています。

2017年6月から渡独。 日常、学校、仕事、趣味について色々書き綴っているブログ。 ドイツ・ドイツ語について色々勉強中。

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2012/06/29

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  • 適材適所( der rechte Mann am rechten Ort)

    今日はちょっとだけ仕事の愚痴を書きたい。 ここ数ヶ月職場では『適材適所』と言う言葉を聞いたり、言ったりする。 ドイツには職業訓練を経て職人へと訓練していくシステムがある。期間は職業によって異なるがパン職人は三年間。大学入学資格試験(Abitur)に受かった者や大学卒業者などは、2年生に編入でき期間を短くできることができる。 去年新しい職業訓練者が4人入っきて、『適材適所』をよく使われる子が1人いる。彼女はAbiturに合格し、大学を経てパンの職業訓練を 2年生編して始めた。 彼女に対する職場の評価は、パン職人ではなく事務仕事をするべきであると言われている。 彼女は不器用であるとともにマイペース…

  • スプレッド(Brotaufstrich)

    今回はドイツパンの番外編でスプレッドの紹介をしよう。 日本では、マーガリンやジャム、バターなどをパンに塗ることが多いと思うが、ドイツはそれ以外にも多くのスプレッドが販売されている。 バルサミコで味付けされたレンズ豆種のスプレッド。 オリーブのスプレッド。 トマトとオリーブとその他野菜のスプレッド。 マンゴー、パパイヤのカレー味のスプレッド。 これは日本で言うタラの魚卵のスプレッド。日本ではタラコや煮付けとして調理されるのもの。ドイツのスプレッドというよりはロシアやその周辺国で食べられている。味の感想としては生臭いさと苦味があるかな。 これはアラスカのタラの魚卵。こちらも苦味があり。上の缶詰と下…

  • 寄り道の散歩

    昨日街中に用があり、先週の大雪からここ数日天気がいいので散歩がてらカメラを持って寄り道をしてきた。 Würzburgに長年住んでいる友達が言うには、ここまで雪が降り積もるのは珍しいらしい。昨日の時点で雪は少し溶けて少なくなっているが、陽が当らないところではまだ溶けてない雪も多く、そりで遊んでいる子供達が多かった。 月曜日からは気温が上がり少し暖かくなりそうだが、ドイツ在住の皆さん温暖さで風邪ひかないように気をつけて下さませ。

  • 必要なのはマスクか規律か

    来週の月曜日18日から、バイエルン州は公共交通機関と小売店ではFFP2または同様の性能を持っているマスクの着用義務が課せられる。 日常で使っているのは布マスクで、会社から支給された数枚のマスクと自分で買った数枚を洗いながら使っている。 バイエルン州ではこの布マスクでは感染拡大を抑えることができないと考え、FFP2のマスク着用に義務化を決定した。 このFFP2は医療用のマスクに比べてコストが高く、私が買ったFFP2は一つ1,99€する。この義務がいつまで続くかわからないが、もしかしたらロックダウンが4月まで続くかもしれないという話もあり、その間中となれば痛い出費になる。 このマスクを買って思った…

  • 一年の振り返り

    今年はコロナに翻弄された一年であった。今年の予定はことごとくコロナに邪魔されたと言っても過言ではない。この状態はいつまで続くのかは誰にもわからないだろうが、来年も一時帰国は無理だろうなぁ。 今年の出来事は 1、コロナ 2、フランクフルト・ダルムシュタット旅行 3、シフトが変わる 4、卒業試験合格 5、デュッセルドルフ・ケルン旅行 こうしてみると今年は何もしてないなと思う。 1、コロナについてはちょくちょくブログで書いていたので、これ以上は何も書く気はない。 2、フランクフルトは、誕生日の週に有給を取っていたので、都会のフランクフルトとHundertwasserの建築物を見学した。 フランクフル…

  • Frohe Weihnachten (メリークリスマス)🎅🎄

    3日間のクリスマス休暇。例年であればどこかに旅行に行っているのであるが、今年は引きこもり状態。 そこで、少しでもクリスマスを楽しもうと今年はクッキーのデコレーションと、いつかは作りたいと思っていた赤ワインケーキ(Rotweinkuchen)を手作りしてみた。 まずはクッキーから。 小麦粉(Weizenvollkornmehl) 140g アーモンドパウダー(Mandeln gemahlen) 100g バター(Butter) 100g 砂糖(Zucker) 100g 卵黄(Eigelb) 2個分 バニラエッセンス/レモンエッセンス 適量 ココアパウダー 24g 1.バターをクリーム状になるまで…

  • Telekomの途中解約

    今回の記事は、一人暮らしの家から既にインターネット契約をしている家への引っ越しの場合に適応される解約方法です。 約2年前に契約したインターネとが10月でまる2年となった。今の家に引っ越してからは使っておらず、無駄な月額料を払っていた。 Telekomとの契約記事はこちら↓ j-indigo.hatenablog.com j-indigo.hatenablog.com ドイツの解約は3ヶ月前にするのを知っていたので、7月初めにTelekomを解約しようとすると、『残念ながら、解約期間は過ぎました。次の解約期間は来年になります』とのメッセージが表示された。?である。 契約日は2年前の10月25日、…

  • アメリカンなチーズケーキ

    今回はドイツ菓子ではなく、ドイツ人が作っているチーズケーキを紹介したいと思う。 ドイツのチーズケーキはQuarkと呼ばれるドイツとオーストリア特有のフレッシュチーズを使って作られている。だから、日本で食べられるチーズケーキを食べ慣れている人からすると、何か物足りなくのっぺりとと言うかモッタリとした味に違和感を感じる。酸味が少ないのも一因ではあると思うけど。 Würzburgにはそんなチーズケーキとは違う食べ慣れた味を提供するチーズケーキ専門のカフェがある。 www.main-cake-wuerzburg.de ハロウィン前に行ったら、かわいいお化けのマフィンも売っていて、思わず買ってしまった。…

  • コロナはいつまで続くのか?

    ついにこの時が来たかと思った。 金曜日、仕事に出勤したら上司のコロナ感染を知らされた。家族全員が陽性反応が出て隔離されている。 幸い、シフトの関係上接触する機会がないから自身が感染している確率は少ないが、他の接触していた同僚から感染している確率もある。パン屋という肉体労働ではあるが工房は広くない為、みんなマスクをしながら働いている。一応、濃厚接触者ではないが、出勤がかぶっていた同僚は体調次第ではテストをするらしい。これが、コロナが流行り出した春の時点であれば、パン屋は営業停止だっただろうと思う。 ドイツは11月2日からあらたな防疫措置が取られる。 前回よりは規制が緩く経済活動や国民のストレスを…

  • 滞在許可証の更新

    今回の滞在許可証の更新は非常に気疲れした。 普段、市役所に行かないので、要予約になってることを知らず、申請用の書類を取りに行ったら予約してくださいと、予約をするwebサイトのアドレスと予約受付の電話番号を書かれた紙を渡された。 ドイツは予約がなかなか取れないので有名で、期限切れになるのが嫌で苦手な電話を二日にかけてするも出ない。仕方なくいつになるかわからないweb予約をすることに。 コロナのこの状態がいつまで続くかわからないけど、その手順を書き留める。 ※この手続きはWürzburgでの手続きとなり、街や地域の管轄により手順は異なります。管轄の外人局のHPの確認、又は、電話での確認を推奨します…

  • 卒業試験(Abschlussprüfung)

    7月の上旬に卒業試験があり、無事合格することができました! 今まで何をしてたかというと、ただただ気が抜けてぼーっと過ごしてた。 ドイツの職人試験は主に筆記と実技があり、両方とも長時間、ひたすら書いたり、捏ねたり成形したり焼き加減をみたりと終わった後は、ただただ魂が抜けてました。いつのまにか1ヶ月以上も過ぎており、忘れないうちに書き留めておこうと思い、久しぶりのブログの更新をしてみた。 まず最初にあったのは筆記試験。 教科は、専門知識、専門数学、社会科の三教科。職業学校ではこれに加え、ドイツ語、宗教学/道徳があるが試験はない。 専門知識の試験時間は2時間半の長丁場で、まあまあの手応えがあった。特…

  • Wir haben keine Hefe. (私たちはイースト菌を持ってません)

    4月のある日、Facebookでスーパーの店員さんの背中に「Wir haben keine Hefe」と書かれた紙が貼って、仕事をしている写真が掲載されていた。ドイツでイースト菌が不足気味である。 前回のブログでカレーを作ると書いたのだが、探していたスパイスが一番近くの少し高めのスーパーで売っているのを発見した。基本的に、特売品と水しか買わないからスパイスの棚を見てなかった。 必要なスパイスが手に入り、参考にしたレシピがこちらである。 funq.jp 一つアドバイスとして、トマトはピューレではなく丸々一個になっているものか、切られているトマト缶を使うこと。間違えて買ったけど、トマトはトマトだし…

  • コロナによる日常の変化と暇潰し

    肌寒いが天気の良い日が続いている。気温は低いのに近所の桜に似た花は満開である。これは桜だろうか、アーモンドだろうか。 バイエルン州に外出制限令が出て1週間ちょっとが過ぎた。ニュースでは若者がコロナパーティーをしていたり、街中を歩いている人がいるみたいだが、多くの人はある程度外出制限を守っている様である。まあ、遊びに行く場所がないから出かけないだけで、健康のための散歩などは許可されているから、散歩好きのドイツ人はよく家族や恋人と散歩をしているのを見る。 スーパーマーケットでは、時々マスクをしている人や手袋をしている人を見かける様になり、レジの前は透明のアクリル板が貼られる様になっていた。足元は離…

  • Reisbrot und Reisrollbrötchen

    今学校で新しいプロジェクトをしている。自分オリジナルのレシピを作り、パンを焼くと言うもの。材料の組み合わせは自由で、成型も色々試していい。 私が今作っているのは、ReisbrotとBrötchen (米パンと小さい米パン)である。小さいパンは巻き寿司みたいに、ツナマヨを具に丸めのパンを作ってみた。最初、米粉をと考えていたんだけど、米の方が良くない?と先生が言うので、物は試しと作ってみた。炭水化物in炭水化物と思ったけど、米粉にしても状態は変わらないか。 レシピ 生地 Dinkelmehl 小麦 900g Reis 米 100g Honig 蜂蜜 20g Salz 塩 20g+3g Hefe イ…

  • 海外在住とコロナウィルス

    先月までは日本に住む家族の心配をしていた。だが、先週から状況が変わり、ドイツで広がりを見せるコロナウィルスが身近に感じるようなった。 先週、会社に出勤したら、一枚のお知らせが掲示板に貼られていた。 コロナウィルスついて、健康な人は死ぬような病気ではない事、パニックを起こさない事、熱や咳がある人は2週間休む事、咳をする時は掌でなく腕で口を塞ぐ事、手洗いはしっかりる事、などが書かれており、イタリアの患者の増加からの判断で対処法が通知されている。 また、水曜日に学校に行った際にも同様の告知と、イタリアとアジアに行った際には2週間休むように言われた。 そして先週、ドイツは日本の患者数を抜き、今週には患…

  • Hundertwasser(百水)

    私には好きな芸術家が二人いて、1人がサルバドール•ダリ(記憶の固執が有名)で、もう1人がフリーデンスライヒ•フンダートヴァッサーである。 彼が芸術家として名乗っていた名前が、Friedensreich Regentag Dunkelbund Hundertwasser(フリーデンスライヒ レーゲンターク ドゥンケルブント フンダートヴァッサー)なのだが、名前の意味がFriedensreich→豊かな平和、Regentag→雨の日、Dunkelbund→暗い同盟、Hundertwasser→百水となる(私の翻訳なのでもしかすると少し違うかもしれない)。最後のHundertwasserの百水は、彼…

  • ビオ(Bio)について思うこと • 3

    これで最後のビオのブログである。 ビオを選ぶ人はいくつかの理由があると思う。健康に良い食材を食べたい。環境保護をしたい。畜産動物の飼育環境を改善したい。など、人それぞれであると思う。日本で高価格なビオが普及するには、いくつかの問題があり、高価格、ばらつきのある基準、少ない供給または限定的な地域での販売、自然災害の多さ、生産者の確保など、個人の農家ではどうしようもできないことが多々ある。 ここで、ドイツと日本の農業環境の違いが大きな壁となってくる。日本は山々に囲まれ、約70%が山や森に覆われている。耕地面積は12,19%しかなく世界で125位に位置する程の低さである。ドイツは34,26%で、35…

  • ビオ(Bio)について思うこと。2

    さて、前回の記事に引き続き、ドイツのプライベートブランドについて書く。 1982年にミュンヘン近郊の街で、有機農業を促進する目的で設立されたブランド。 1971年に前身の「bio-gemüse」が設立され、1976年にBiolandのロゴが商標登録がされた。 1927年に、人智学の考え方に従って働く農民が収集社会「Demeter」を設立した。 この三つのロゴは私が日常生活でよく見かけるプライベートビオブランドである。それぞれの信念のもとに会社が設立され、それぞれの基準をもとに野菜、畜産、果物、加工品などが生産されている。Wikipediaをもとにそれぞれの基準の比較をしてみた。何箇所かわからな…

  • ビオ(Bio)について思うこと。

    ドイツに来て疑問に思ったことがある。ビオ(BIO)商品の多さだ。野菜はもちろん、お肉、飲み物、お菓子など多岐に渡る。 そして、日本より価格が安いのだ。 ここで疑問なのが、ビオの基準とどこで作っているのかである。 私は将来、自分のパン屋で使う食材の3分の1は自家栽培したいと考えている。全ての材料を自家栽培することは色々と問題があるため、大量生産、長期保存ができる食材を中心に自家栽培を考えている。そして、出来るだけ農薬を使わずに生産したいと思っている。 ただ、日本での無農薬は大変である。春から秋にかけて元気な雑草が生え、それに伴い害虫も元気になる。農家は農薬という武器を使って迎え撃つ。農家も自分た…

  • メロンパン(Melonebrötchen)

    Stammtischで出会った友人がメロンパンを作って食べたいというので、先週一緒に作ってみた。 レシピは2年生のドイツ語の授業で特別なパンをみんなに紹介するという課題があり、何故か先生が知っていたメロンパンを紹介する為、材料と作り方をドイツ語で作成したのでそれを使った。 日本の小麦とドイツの小麦では成分が違うけれど、日本のレシピを参考にレシピを作成してみた。 レシピ 生地: 小麦(Weiyenmehl 550) 250g 砂糖(Zucker) 30g 塩(Salz) 5g イースト菌(frische Hefe) 20g 卵と牛乳(Ei + Milch) 180g バター(Butter) 30…

  • ドイツで驚いた事・学校編

    世界には色々な文化や食べ物、歴史があり、その国を形成している。 日本でも地域によっても独自の文化が有り、同じ日本でも驚くことが多々ある。 約2年半ドイツに暮らしていて、驚くことが沢山あった。 これは職業訓練制度を行う上での学校・職業訓練学校(Berufschule)について思ったことや感じたことである。 1・遅刻や無断欠席が多い。 まず学校には開始時間前に着くのが当たり前であり、チャイムが鳴る前に授業が始めれるよう教科書やノートを机の上に出しておく、というのが日本の学校だった。 しかし、大体の生徒が時間通りに来ており椅子に座る中、特定の人たちが度々遅れてくるのである。先生は何分遅刻したか、理由…

  • コンスタンツ観光 (Konstanz)

    今、住んでいる家は成人した子供達が家を出たので、部屋を貸し出しているところを借りているので、クリスマスは子供達が帰ってくる。なかなか気まづいので、24日と25日が仕事が休みなこともあり、家に居てもすることがないのでコンスタンツへと小旅行してきた。 goo.gl コンスタンツはスイスとの国境に接している街である。街にあるボーデン湖はスイスとオーストリア、ドイツの国境が接しており、今年の8月にはボーデン湖に接しているリンダウ(Lindau)にも日帰りで遊びに行った。 まずは8月に行ったリンダウのボーデン湖と近くの建物の写真。 リンダウ・ボーデン湖のライオン像と灯台。 屋根の模様が珍しいマング塔 変…

  • 白パン(WeißBrot)

    楽しかったエアフルト観光の最大の目的はパン屋である。 何が気になったかというと店内の写真である。私はよく、Google マップでパン屋を探しているのだが、その時に見つけたのがエアフルトの「Backstube」というパン屋である。 窓には道具が飾られている。 自分で撮った写真は外観だけだが、Google マップでは店内の写真も見ることができる。店内は工房とカフェの間に壁がなく、間近で職人達の作業風景が見れる。こじんまりとしているが、店内の雰囲気はゆったりとしていて、カフェは小さいがリラックスできる作りとなっていた。 将来、パン屋を開く時にこの店を参考にしたいと思えるぐらい、素敵なパン屋だった。 …

  • エアフルト観光 (Erfurt)

    Würzbrugから電車で2時間20分で行ける街・エアフルト。この街にあるパン屋さんに興味があり訪れたのだが、綺麗で可愛い街並みがすごく気に入って観光とクリスマスマーケット巡りをしてきた。 この街のクリスマスマーケットは色々なところに点在しており、少しでもスペースがあれば小さなクリスマスマーケットが開かれていた。 さて、まず向かったのはクレーマー橋。この橋は左右に建物が立っており、知らず間に橋を渡り終わっているという不思議な体験ができる場所である。 この日は天気が良かったけれど、左右に建物があるので影になっている。この通りには雑貨屋や洋服屋、食器店、ワイン屋、レストランなどがあり、多くの人が行…

  • Sommerhausen Weihnachtsmarkt 2 (ゾマーハウゼンクリスマスマーケット)

    さて、梨のグリューワインに感動した私たちは街の端にある赤い塔(Roter Turm)を目指した。 ここもギャラリーで、クリスマスマーケットを開いているわけではないけど、芸術品が置いてあった。 写真がぶれているけど、太陽とカエルの王様、それと魔女?。この他にも作品は沢山あって、天気の良い日に見たかった。 その後も街をぶらぶらとし、たどり着いた先にApfelpunschがあった。 ここは多分農家が開いているマーケットで、自家栽培した林檎をApfelpunsch(温かいアップルジュース)にして販売しているらしかった。 ここは売店で、お酒入りかお酒無しかを注文してコップをもらい、自分で注ぐシステムだっ…

  • Sommerhausen Weihnachmarkt 1 (ゾマーハウゼン クリスマスマーケット)

    Stimmtischで出会った人達と先週の日曜日にSommerhausenのクリスマスマーケットに行ってきた。 天候は曇り時々雨であまり良くなかったけど、すごく楽しめた。 Sommerhausenはマイン川沿いにある小さな町である。約二千人の街で劇場が3つと多くのギャラリーなどがあり、可愛い街並みのアーティスティックな場所である。 ここにはWürzburgの中央駅からバスの554に乗り約40分で着く。 まず最初に行ったのはワインの城(Weinschloss)と言われる所。ここには赤ワインの貯蔵庫や広場があり、敷地内の外の部分では小さなメリーゴーランドやチョコレート、クレープが売られていた。そし…

  • ドイツで買える日本の食材

    パンが好きでも日本食は恋しくなる。特に新鮮な魚は手に入りにくい(どうしてあんなに生臭くなるのか)。 ドイツで日本食を手に入れようとするなら、アジアンショップに行けば大抵のものが手に入る。ただし値段が高い。 ある日お好み焼きが食べたいと思い、Würzburgのアジアンショップにお好み焼きソースを買いに行った。 ついでにうどんとラーメン、カレールーを購入。 その他にキャベツ!ドイツのキャベツはなぜか固い。普通のキャベツでは焼いた後も固くて美味しくない。 そこで見つけたのがWirsingkohlである。 ドイツには日本で見るようなキャベツのWeißkohlや先っぽの尖ったSpitzkohlがある。W…

  • シーボルト博物館(Siebold Museum)

    職場のHausmeister(管理人)と話をしていたところ、シーボルトの話になった。 最初、ジーボルト(ドイツ語ではシーボルトではなくジーボルトと発音する)を知っているかと聞かれ、聞いたことがあるような無いような言葉だったので、知らないと答えると、彼は日本の研究者だよと言われ、彼?研究者?となり、Hausmeisterが彼について軽く説明してくれた。そして最後にGoogleで検索すれば詳しくわかると二回も言われた。 その中で、日本人がよく訪れるから日本語を話したければ訪れればいいよと助言もくれた。 いや、今の時代インターネットの普及で、時間帯さえ気をつければいつでも友達と喋れるし、日本の本やテ…

  • Radler

    ドイツといえばビール🍺 今までドイツで飲んだビールは、weiß(白)、dunkel(褐色)、schwarz(黒)、Helles、Pilsner、Berliner Weiße(ベルリン地域で作られているビール)、そしてRadler。 日本でもよく飲んでいたんだけど、日本のビールとは違いドイツのビールは、私にはとても重く感じる味をしている。 飲めないことはないけれど、日本みたいにグイッと飲めない。なので、今よく飲んでいるのはRadler。 ビールとレモネードをブレンドをしていて、あっさり、スッキリ、アルコール度数も低く飲みやすい仕上がりになっている。 基本的にビールとレモネードが50:50が混ざっ…

  • カボチャパン(Kürbiskernebrot)

    WürzburgにあるBioのパン屋・ Thyen Andreas Bäckerei Würzburg駅のバスターミナルから出る12番のバスに乗ってZum Tännigで降りれば目の前がお目当のパン屋さん。 今回は目についたKürbiskernebrotを買ってみた。Kürbiskerneとはカボチャの種のことでパンの中に混ぜて焼いてある。 www.biobaeckerei-thyen.de 写真でもわかるようにカボチャの種がパンの上の部分だけでなく中の方まであって、食感がいいのと噛むとパンの味と種の味が混ざり合って美味しかった。 ドイツではパンの上の部分や中に植物の種(ひまわりの種、カボチャ…

  • Überbetriebliche Ausbildung (企業内トレーニング)

    Ausbildungをしている学生は、年に一度、一週間マイスター学校で授業を受けなければならない。これはカリキュラムの一環であり、これを受けなければ卒業試験が受けられない。 このトレーニングは会社や職業訓練学校では教えきれない知識や技術を教えることを基本としている。 基本、職業訓練学校と同じで、これらの授業料は全て会社が払ってくれる。 前回はMünchenのLochhamのマイスター学校で授業を受け、今回は同じ街のWürzburgのマイスター学校で授業を受けた。 二つの異なるマイスター学校で授業の進め方が違い、Lochhamは先に理論の授業を少しして、実習そしてまた理論の勉強。1日で作るパンの…

  • ビザの変更手続き

    今回職場を変更するために、滞在許可証(ビザ)の変更をしなければならかった。 私の持っている滞在許可証の期限は2年半分で残り一年分が残っていた。この滞在許可証には付帯書がついており、それには職場や条件が書かれている。職場や条件が変わらねければ、私は新しい職場や条件で働けない。 これはAusbildung用のビザ変更の話です。 必要なもの パスポート 滞在許可証(付帯書) 新しい職場の契約書(Vertrag) ※1 職業内容の書類(Stellenbeschreibung) まず、私は小さな町に住んでいたので、そこを管理する外人局に予約なしで訪問した。(これは大きな街の外人局ではないので予約がなしで…

  • ドイツでいらないものを売る

    引越しをしたので、いらないものや必要でなくなったものが出てきた。 1人暮らしをしていて、家具とキッチンはついていたので、大型家電は洗濯機だけ。あとは掃除機、物干し、ライト、小さいカーペットなど。 車を持っていないため、どうしても洗濯機だけは売りたいと、Facebook とebay-Kleinanzeigen を使って販売してみた。 この二つは自分の地域を指定して、購入者が受け取りに来る指定ができるので、車を持っていない人には便利である。 Facebook のMarketplace はアカウントを持っていたらすごく簡単に投稿ができ、質問や買取交渉には自分と購入希望者がチャットでやり取りをしてすす…

  • 引っ越ししました。

    約7ヶ月ぶりのブログ。 何をしていたのかというと、学校の中間試験を受け専門教科の成績に凹み、職場を変えるためにいろいろなところにインターンに行き、新しい職場を探していた。 今回無事に次の職場が決まり、引越しがすんで明日から働き始める。 この職場が決まるまで、職業訓練が終わった後の職人のポストが空いてなかったり、近場に家がなかったりで、なかなか決まらず半ば諦めモードで職を探していたら、今回の職場に7月末に決まり、トントン拍子でビザの手続きや家探しが決まって行った。 元々、新しい職場の条件がBioであることと手作業でパン作りをすること会社の規模も小さいことだったので、数が少ない。 手作業だけならま…

  • 粗挽き小麦パン(Schrotbrot)

    ハンブルクで気になっていたパン屋があった。 www.bio-baeckerei-rettungsbrot.de 住宅街の中にある地域密着型のビオのパン屋さんである。マイスターが一人で焼き、店員さんが販売する。すごく小さい店舗ながら、すごく温かみを感じる雰囲気があった。 HPの商品紹介を見てみると、SchrotbrotはBio-Roggenvollkornschrot(100%), Wasser, Bio-Backferment-Sauerteig ohne Hefe, Meersalz, im Kasten gebacken とあり、ライム麦の全粒粉100%、水、サワードゥ(イースト菌は使用せ…

  • インターンシップ(Praktikum)

    先週、Hamburg(ハンブルク)の隣にある小さな街の農場の中にあるパン屋さんでインターンシップを3日間してきた。 今の会社は大きな工場のパン屋さんなので、ほとんどの作業が機械メインとなる。そうなると手作業ですることがほとんどない事がずっと引っかかっていた。そこで新しいパン屋に三年生になるまでに移ろうかと思って、インターンシップをすることにした。 ここで問題となるのが、何を基準にパン屋を探すのか。 私の場合は、ビオ(Bio)、手作業(Handwerk)というキーワードを入力して、探し出した。ビオ自体にはもともと興味があり、自分なりに調べていたりしたので、この際、ビオのパン屋で働きたいと思ってい…

  • パイ生地(Blätterteig)

    Blätterteigとはパイ生地の一つ。特徴としては、粉とバターが一対一の割合である。 材料(20個分) Weizenmehl(550) 小麦 500g Wasser 水 300g Salz 塩 10g Eier 卵 2個 Zieh-Fett バター 500g この材料で気づくのは、イースト菌がいらないことである。それでも、パイは膨らみ、パイ層はきれいに現れる。 1、バター以外を、すべて混ぜ合わせまとめる。(生地はベタベタの状態) 2、生地を伸ばし、40センチ四方に広げる。 3、バターも20センチ四方に伸ばす。 4、生地の上にバターを正方形の生地対して斜め(方向が同じにならないよう)にして置…

  • 全粒粉パン (Dinkelbrot)

    スペルト小麦を使った全粒粉パン。表面にはゴマがついており、中には植物の種が入っていた。 値札に「Vollkorn - ohne Hefezusatz」と書かれており、右下の方にBIOのマークがついている。 VollkornはVollkornbrot(全粒粉パン)で、ohne Hefezusatzはイースト菌を添加していないということである。 ドイツのパンは小麦の種類や使用量のパーセンテージにより名前が決まる。 Vollkornbrot(全粒粉パン) Vollkornbrote enthalten mindestens 90 % Roggen- und Weizenvollkorn in bel…

  • クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)

    先週、ニュルンベルグ(Nürnberg)に用事があり、余った時間でクリスマスマーケットに行ってきた。 天気が悪く、雨が降ったり止んだり。 もう今年はワインを飲む機会わないかもと思っていたけど、グリューワインのカップが可愛くて丈夫そう(笑)だったので、一つ購入。ニュルンベルクのワインカップは他のも可愛かった。 写真のように大きな通り道には警察の車が道を塞ぐ形で駐車されていた。警察官もクリスマスマーケットを巡回しながら、食事をしていたり、おしゃべりしていて物々しい雰囲気はなかった。 ニュルンベルクのクリスマスマーケットは各国のクリスマス店を出しており 北欧や東欧などがあり、アジアは中国が店を出して…

  • バウムクーヘン (Baumkuchen)

    日本人に馴染みのあるドイツ焼き菓子バウムクーヘン。日本人なら一度は食べたことのある美味しいお菓子。 バウムクーヘンは北部地方のお菓子で、ドイツのザクセン=アンハルト州で作られていた。日本では1919年にカール・ユーハイムによって広島物産陳列館で開催されたドイツ作品展示即売会にて販売されたのが最初らしい。このお菓子をドイツ人なら誰でも知っていると思っている人も多いだろう。しかし、北部で作られているお菓子を南部の人はあまり知らない。現に去年学校の実習でバウムクーヘンを作ったとき、約半数のドイツ人はバウムクーヘンを知らなかった。パン屋、カフェ、ケーキ屋、スーパーでも南部は見かけない。友人がバウムクー…

  • Elisenlebkuchen (レープクーヘン)

    ElisenlebkuchenとはNürnberglebkuchen(ニュルンベルク地域で作られているレープクーヘン)のことで、丸い形に砂糖やチョコレート、カカオバターなどをコーティングされて売られている。 クリスマスは近づいてくるこの時期は、スーパーマーケットやパン屋さんにシュトーレンやレープクーヘンが並ぶ。どちらもクリスマス菓子としてドイツでは昔から好んで食べられていて、いまでは色々な味を食べることができる。 学校の実習時間にLebkuchenを作った。 写真のレープクーヘンは砂糖とカカオバターを塗った種類。レープクーヘンにはたくさんのスパイスが使われていて、ドイツではレープクーヘンスパイ…

  • ストライキに巻き込まれる

    月曜日は職業訓練学校の日で朝の7時7分発の電車に乗る。今日の朝、駅についた時に違和感を覚えた。人が少ないのだ。何時もなら3、40人の子供や大人がいるのだが、今日は10人くらいしかいなかった。まだ、冬休みじゃないのにやけに子供が少ない。 一駅で乗換駅に着き降りると、電子掲示板に「Hält den Zug aus」の表示。「電車は止まりまーす」ってなんで?! 周りの人たちはどこかに電話してあまり慌てた様子はない。この時はまだ電気系統の故障って思ってたんだけど、他の人たちや周りの学生たちは親たちに迎えにきてもらっていた。 他の人たちが三分の2くらいいなくなった時、駅員さんがいたので聞いてみた。電車は…

  • ドイツの結婚式のお手伝い

    土曜日に会社でお世話になっている社員さんの結婚式のお手伝いに行ってきた。 木曜日に職場のマイスターに手伝いをしないかと言われ、予定もなかったのでOKを出したんだけど、その時説明されたのがパンを掲げると言われ、頭の中が???となった。 とりあえず、結婚式といえばお祝い。プレゼントとかお金のことを聞くとAzubi(職業訓練中の学生)は渡さなくてもいいということで、お祝いカードを送ることに。 お祝いメッセージと二つの祝い鶴をつけて渡してみた。 ドイツの結婚式では会社の同僚などは呼ばないと聞いていたので、何をするとかと少しワクワクしながら会場へ。 マイスターが金曜日に焼いていたHochzeitsbro…

  • 移民になる理由

    私の働いているパン屋は中規模の会社で、移民や難民の人が約半分ほどを占める。 よく、初めての会う人に「どうしてドイツに来たの?」と聞かれる。私の場合は、ドイツパンが好きで日本でドイツパン屋さんを開店させたいという夢があると話すけれど、私が聞き返すと帰ってくる返事はだいたい似通っている。 ・国の政治家が良くない ・仕事がない ・賃金が安い 恥ずかしい話なんだけど、ドイツに住むまでヨーロッパの経済や政治にはすごく疎くて、日本の経済状態とあまり代わりはないだろうと思っていた。 今、一緒の部署で働いているハンガリーの女の子がいるのだが、彼女はハンガリーには仕事がなく、あっても賃金が安いと言っていた。 1…

  • インターネット契約 2

    さて、契約ができて一安心の私だったが、契約書を見てTechnikerの予約日が2週間後の月曜日に気づいた。 2週間後なのは良かったのだけれども、月曜日は職業訓練学校の日でどうしようかと考えていたら、その下に<この予約日は確定はしていませんので悪しからず>と書かれていた。他のブログではルーターと一緒に契約確認書(Technikerの来訪日が書かれている)も送られてくると書かれていたから深く考えずにいた。 それから、予約日(仮)の3日前の金曜日の夕方、Telekomのお兄ちゃんから電話がかかって来た。 「Technikerの来訪日は来週の水曜日で午前中予定なので、家にいてくださいねー」 と、早口で…

  • インターネット契約 1

    ドイツでインターネットを契約する、これは多くのブログでも記事があり色々なことを書かれている。Techniker(技術者)が来ない、ネットが繋がらない、販売店の店員の態度など。 まず、私の家には電話ジャックがなかった。 お分りいただけるだろうか、右がテレビ用のジャック、左が工事されていない電話用のケーブル。この時点でどうしようかと悩み、まず大家に電話をした。技術者を呼んで、工事をしてくれるかと思ったけど、自分で電話をして呼んでと言われる。 ドイツ語がヘロヘロの私は電話でのやり取りがすごく嫌いである。しかもこんな説明の難しそうな話は絶対したくない。なので、Telekomの専門店に行って見た。 まず…

  • 学校で使うもの

    学校で使っているもの Berufschule(職業訓練学校)では、Religion/Ethik (宗教/道徳)、Deutsch(ドイツ語)、Mathematik(数学)、Sozialkunde(社会科 )、Fachtheorie(専門理論)、Praxis(実習)の授業がある。 その中で教科書があるのは二科目、FachtheorieとMathematikのみ。去年の一年生のときはFachtheorieのみで、日本の学校の様に全ての授業で教科書を使っていたのを考えると戸惑いもあり、Sozialkunndeに関しては今でも教科書を配って欲しいと切に願っている。 Mathematik 数学と思うと全般…

  • はじめに

    このブログはドイツ・フランケン地方の小さい町に住んでいるJ-INDIGOが、仕事、日常、趣味、学校について書いているブログ。 J-INDIGOはBäckerei(パン屋)でAzubi(職業訓練)をしており、Azubiは職業訓練学校に通いながら仕事をしており、2018年時点で2年生である。 いつまでドイツ生活が続くかわからないこの日常の記録。

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