見送る選択の難しさ

見送る選択の難しさ

私がチュラに話しかけて、声色変えて、チュラの話をわたしが代わりにイタコしてと、一人二役で、一人でずっと喋り続け、散歩中は、これにプラスで即興の変な歌を歌っていたり。はたで聞いてたら、かなりヤバイ人、っていうのをいつもしてました。私のイタコに「違う違う、チュチュ、そんなこと思ってないし。またねーちゃん勝手にチュチュのこと話してる。」っていう会話を、母が聞いてていつも笑っていました。でも変な歌歌ってても、チュラは、ねーちゃん、またおかしなの歌ってる、っていうのは一度も言わず、むしろ、ご機嫌で散歩していました。そんな15年を穏やかに過ごしていました。*********************************************************ここから先は、介護に悩まれている方のための、うちの...見送る選択の難しさ