Stoner
文学好きの間では有名なこの作品。ある一人の普通の男の普通の半生が淡々と語られているらしい。表紙からして硬派で「わかる人だけがわかればいい」と訴えかけてくるようで、私の場合、よく理解できずになんとなく読了して打ちのめされる、あるいは大好きのどちらかしかないと確信していたため、長年リストに入りっぱなし。何度も安くなって買うチャンスがあったのに勇気が出ず。ところが先日娘の大学のある町のチャリティーショップで発見。ついにこの時がきたか、、、と購入。(私の町でこの手の本に遭遇するチャンスは皆無)結果、時折心がザワザワしたり揺さぶられたりするけれど、全体的には静謐さが漂っていて、何度も読みたくなる作品になりそうです。しかしながらこれ以上は語れません。この作品に限っては、読後感をうまく表現できないのは私だけではなさそう...Stoner
2023/05/07 02:16