定番料理の同時メシ/ジャンル別で選べる同時メシ/節約できる同時メシ/スイーツレシピ炊飯器で炊くだけで、ご飯とおかずが同時に作れるだと?これこそが我が望んでいる本だと思い、読みました。一緒に炊いちゃって丼ものが出来上がる感じですが、写真では混ぜご飯になってしまっているわけではなく、あくまでも丼ものの佇まいです。かつメシなんて自分がやったらどうなっちゃうんでしょう。定番料理では生姜焼きメシや豚キムチメ...
私は大学病院に勤務する9年目の医師だが、「幽霊屋敷」シリーズの三津田氏のように怪談を集めていくと何かにたどり着くのではないかと考えるようになり、怪談の収集をはじめた。そして今、まさに「ひとつの映画を、ワンシーンずつ断片的に、まったくバラバラのタイミングで見せられている」ような感覚を体験している。それはSNSで知り合った怪談ホラー漫画家から聞いた話が発端だった。作中の<私>が自ら「幽霊屋敷」シリーズの...
バスで急死した若い女性の腹部と両大腿部には広範囲の内出血があった。解剖の結果、死因はエコノミークラス症候群。前日まで元気だ彼女は、なぜ急死したのか。DVやアルコール依存症など、現役法医学者が実際に見た女性の死の背景のコミック版です。死因だけではなく背景に色々考えさせられました。女性だけの問題ではないですね。原作も読んでみたいです。...
電子書籍の読み放題で毎日読書したら、1年で20万円以上もトクしちゃいました。内藤みか
電子読書を始めた理由/紙と電子の違い/電子読書のメリット/私なりの読書法/Kindle nlimitedとは/どんなジャンルの本があるの/Unlimited本の見つけかた/価格表示について/この本について/一年間に読んだ本の合計/一年読書して気づいたこと/最新読書情報はXとnoteでタイトル通りの本です。2024年1月1日から毎日kindle本を読みXに、更に1週間分のレビューをまとめてnoteに投稿しているとのこと。すごい読書量ですね。毎週...
桜幽霊とシェーズ・パイ/宝石泥棒と幸福の王子/親子喧嘩と注文の多い料理店銀波坂の袴田商店に車が突っ込む事故が発生し、四男の良太が目撃者となった。運転手は食べながら運転していた焼き鳥の串が喉に刺さって即死だった。良太は助手席から降りた人影を見たが、驚いて落としたサッカーボールを拾った時には人影が消えていた。様子のおかしい良太を心配する兄達は、良太が事故の遠因になってしまったのではと不安になる。銀波寺...
警視庁異能処理班ミカヅチ ⑥上野恩賜公園で全身61カ所に穴が空いた遺体が発見された。ミカヅチは『鉄の処女』という拷問具で殺害されてのではと推測し、国立西洋美術館で行われている拷問処刑具の展示場に忍び込む。展示物は本物で会場内は死霊だらけ、更に外で待つ怜の前に蒼馬に跨る騎士が現れた。翌日、『異端者のフォーク』で殺害された遺体が発見され、展示物で殺害することの目的を探るためミカヅチは動き出す。救わず祓わず...
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定番料理の同時メシ/ジャンル別で選べる同時メシ/節約できる同時メシ/スイーツレシピ炊飯器で炊くだけで、ご飯とおかずが同時に作れるだと?これこそが我が望んでいる本だと思い、読みました。一緒に炊いちゃって丼ものが出来上がる感じですが、写真では混ぜご飯になってしまっているわけではなく、あくまでも丼ものの佇まいです。かつメシなんて自分がやったらどうなっちゃうんでしょう。定番料理では生姜焼きメシや豚キムチメ...
烏間壮吾の憂鬱な使命死の運命と落ちた女神/死の運命と残されたメッセージ/死の運命と探偵の矜持細々と探偵事務所を営んでいる壮吾は気付くと、足元に後頭部から血を流した自分の死体を見下ろしていた。そこにいた杏奈と名乗る悪魔と日下と名乗る天使から、壮吾が間違って死んでしまい、生き返らせる代わりに人間の魂を天国か地獄に運ぶ選別を代行することを提案される。数日後、壮吾は時が止まった中を呼び出され選別を命じられ...
ヘルシオによる料理の自動化/手間=美味しさではない/ヘルシオ料理は難しくない/ヘルシオが生み出す無限の作り置き/ヘルシオで料理が趣味に/レシピルーレット付ヘルシオを導入した場合のメリットがグイグイと押し寄せます。タンパク質を美味しく摂取出来るのは魅力です。便利グッズの紹介も豊富です。はい、欲しいです。...
まどろむ神/子連れの神/豊穣の神/白長の神/火合う神/●●●神/国生みの神/神、空にしろしめす領怪神犯特別調査課の指針は『記録』だったが、切間は方針を変え大々的な実施調査を行うことにした。礼は神義省から領怪神犯特別調査課に配属されたばかりの穐津と、片岸は六原とそれぞれ調査に向かう。だが、神義省は介入し両者は対立する。それは20年前の対策本部の内乱の再現、そして両者の領怪神犯の戦いの再現でもあった。楽し...
「これさえあれば」を揃えました。マイベスト調味料/ニッポンの名作調味料/「本物」の調味料お取り寄せ案内/いま気になる新進気鋭の調味料/調味料にこだわる食事処案内/ストーリーのある名作調味料/料理家直伝!調味料の上手な使い方とレシピ集料理人が推薦する調味料だけでなく、製造者にまで調査が及んでいます。十分な読み応えがありますが、同時に選べないという悩みも発生します。塩は現在迷走中。お酢はそもそも和物で...
高校生の時に家族を失った神保は、罪悪感を抱えながら爆発物処理班に属していた。だが、臨海地区ショッピングモールの爆破事件を機に新設された、警視庁総務部テロ対策分室に異動となった。調査により犯人のターゲットが絞れてきた矢先、閉鎖された本社に複雑な仕掛けを施した爆発物の声明が。タイ味リミットは短い。神保は爆発物の処理に向かう。管理職のキャリア、公安部、刑事部、生活安全部機動サイバー班、機動隊爆発物処理班...
料理が好きでもない・得意でもない人がヘルシオで楽に自炊をしている方法 Kindle版この本の対象読者/ヘルシオが使えない理由/実践ガイド ガイドこのままやれば、ある程度うまくいく/まかせて調理を使い倒す編/最小の労力でヘルシオを使用するためのおすすめグッズ/まかせて調理のメリットを再確認/ヘルシオを利用するための改善鍋を洗うことが面倒くさすぎてホットクックを1ヶ月で置物にした筆者が、1年4ヶ月以上もヘルシ...
薬剤師・毒島花織の名推理 ⑤毒消し山荘の奇妙な事件/うつの双つの顔/カンナビス・クライシスデジタル・デトックスの通称・毒消し山荘の旅行に誘われた爽太は、花織達と伊豆山中に向かった。山荘では花織に興味を持つ男性客やイベント会場の外で集まっている常連客が、爽太は気にかかる。最終日に山荘から貰った種子をどうめき薬局の百目鬼社長に渡したところ、事態は意外な方向に。そして、爽太や花織に対してネットで誹謗中傷が...
漢方薬局てんぐさ堂の事件簿 ①漢方学入門/夏梅の実る頃/ノーテイスト・ノーライフ/長男の勤め新宿三丁目の裏通りの漢方薬局てんぐさ堂は、奈津美が3代目として引き継ぎ、3人の薬剤師と働いている。父の代からの常連客を入職間もない宇月が担当した。宇月は常連客がどんぐりが苦手になった時の話を聞き、その切っ掛けとなった出来事の常連客の思い違いを解いてしまうのであった。別シリーズの『病は気から、死は薬から』に登場...
管内で墜落死が発生した。死亡したのは大学で美術史を教える非常勤講師の女性だったが、次年度に専任教員が決まったこと、財団の奨学金の採用者に選ばれたこと、研究で発見した成果を発表することになっていたことなど自殺の理由がないと関係者は言う。その内容は巨匠と言われる画家の未発表作品のことであり、その巨匠は時効を迎えている25年前の強盗殺人事件の被害者であった。香山は転落死と25年前の事件は繋がりを追う。事件を...
刑事の信念、検事の矜持メドゥーサの証言/足跡/かすり傷/不協和音誤認逮捕してしまったのなら真犯人を挙げて償う。京都で再会した刑事の祐介と検事の真佐人は、亡き父の追っていた真相を共に追う。祐介が辿り着いた男は、新たに発生した殺人事件の容疑者となり、祐介の目の前で車で川に飛び込んでいく。真佐人と救い出したその男は久世橋事件も自白するのだが、真佐人の養父から当時から父は犯人は一人ではないことを疑っていた...
拝み屋忘備録 ⑩ 2024.12.1始まりは終わりの始まり:2018年3月から巻を連ねた「拝み屋忘備録」シリーズは本書をもって完結し、「拝み屋怪談」シリーズも完結を迎える予定だそうです。シリーズの書き分けなどつかんでいないのですが、どちらも終わってしまうのは寂しい気持ちがします。などと言いつつも一作飛ばして読んでしまったかと思える記憶の欠落もあり、特質も回復も何となくいつの間に感もありなんですが。最後は泣けそうな...
細蟹の市が立った。〈うろくづ〉を求めて旅をしているカラカラとメトメは、一縷の望みに賭け、細蟹の市にやってきた。〈うろくづ〉を手に入れたカラカラだったが、宿の戻ると一年の時が経過していた。失踪したカラカラを探しに細蟹の市を再訪したメトメと再会できたカラカラは、何故だかとても喉が渇くのだった。そして、干物のように干からびた死体が発見される。2017年に前作を読んでいました。続きがあるのは知っていたのですが...
管内で撲殺事件が発生した。狂気と考えられるワイングラスに残った指紋は2年前の傷害事件で保護観察付執行猶予となった倉田のものだった。倉田の調査を進めると2週間前の溺死、1か月前から発生している連続婦女暴行事件が繋がってくる。だが、容疑者は地元名家の長男。警察にも圧力がかかり、倉田の逮捕状が請求されてしまう。前作因縁のあった刑事課係長・入江の後任である米良警部補は、良き上司の見本のような人です。その代わ...
炎の刑事vs.氷の検事密室のゆりかご/同意なし/リミット/約束の朝太秦署の刑事である祐介は、真佐人が京都府警に赴任してから度々事件で絡むことが多くなった。一方、祐介は倒れた西島を病院には運んだことを機に病床に呼ばれる。西島は祐介が大八木の息子であることに気付き、無罪になりたい一心で大八木に脅迫されたと嘘をついたが、殺人は犯していないと祐介に告げ亡くなってしまう。2017年に前作を読んでいました。時間が早...
私立聖エレミヤ学園初等部三年生の少年が誘拐された。父親は弁護士、それも複数の性犯罪の加害者を不起訴に持ち込み、多くの関係者から恨まれている弁護士だった。刑事らしくない高比良は応援に駆り出された。だが、母親の行動に不審な点もあり、自宅に待機しつつ母親を監視することになる。性犯罪の加害者の弁護をし、結果、再犯を繰り返させる元凶のような弁護士の息子が誘拐されます。高比良は応援に駆り出されますが、並行して...
警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花 ④耳の後ろ縦一列に並んだ3つの赤い痣のある凍死体。調べて見ると3年以内に北海道、岩手、福島で発生しており、清花たちは旭川へ向かう。女性同伴で来た男性の遺体だったが、女性の姿は一人の従業員しか見ておらす、その姿はに雪女を彷彿とさせた。やがて3件の共通点が浮かび上がる。『偶発性低体温症による死亡の診断』という研修会に参加し、痣のある凍死体に興味を持ったことから本作は始まり...
私は大学病院に勤務する9年目の医師だが、「幽霊屋敷」シリーズの三津田氏のように怪談を集めていくと何かにたどり着くのではないかと考えるようになり、怪談の収集をはじめた。そして今、まさに「ひとつの映画を、ワンシーンずつ断片的に、まったくバラバラのタイミングで見せられている」ような感覚を体験している。それはSNSで知り合った怪談ホラー漫画家から聞いた話が発端だった。作中の<私>が自ら「幽霊屋敷」シリーズの...
バスで急死した若い女性の腹部と両大腿部には広範囲の内出血があった。解剖の結果、死因はエコノミークラス症候群。前日まで元気だ彼女は、なぜ急死したのか。DVやアルコール依存症など、現役法医学者が実際に見た女性の死の背景のコミック版です。死因だけではなく背景に色々考えさせられました。女性だけの問題ではないですね。原作も読んでみたいです。...
電子読書を始めた理由/紙と電子の違い/電子読書のメリット/私なりの読書法/Kindle nlimitedとは/どんなジャンルの本があるの/Unlimited本の見つけかた/価格表示について/この本について/一年間に読んだ本の合計/一年読書して気づいたこと/最新読書情報はXとnoteでタイトル通りの本です。2024年1月1日から毎日kindle本を読みXに、更に1週間分のレビューをまとめてnoteに投稿しているとのこと。すごい読書量ですね。毎週...
案内人◎曽束政昭2度づけゴメン!揚げたてサクサクの串カツ万歳‼︎/粉モンは大阪の誇りやで〜。ディープお好み焼き!/コシよりダシ!うまくてたまらんうどんの名店めぐり/大阪人の胃袋もハートもガッチリ!ミナミの洋食/ええ味してまっせ!カフェより断固、喫茶店/スパイスの聖地大阪で体も燃える!甘辛カレー食い倒れてみたかったので読んでみました。お店の特色をよく捉えた漫画で一項目につき3-4軒紹介されています。タイ...
暴落/受難/鼻 第14回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作全身ギブスに覆われベッドに固定されているイン・タム。彼はかつて一流大学を出てメガバンクに勤務し、株価は「エリート圏」だった。だが、家族の不祥事から「不審者圏」にまで転落してしまい、大怪我を負ってしまう。そんな彼を再生ファンドが救い出し、治療と改造と称した手術が繰り返される。(暴落、より)出身校や勤務先で株価が決まるなんて恐ろしい世界です。少しの失...
猟奇犯罪プロファイルBook1《変身》荏原警察署管内で頭部と両手首が切断された遺体が発見された。被害者の胸ポケットにはフランツ・カフカ『変身』の一部が引用されたメモが押し込まれており、5年前の連続猟奇殺人犯グレゴリー・キラーの再犯として捜査が開始された。その事件で相棒を殺害された加冶谷は違和感を覚えるが、第二の事件が発生しそれこそがグレゴリー・キラーの再犯と捜査を進める。やがて被害者の共通点が浮かび、現...
警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花 ③秩父山麓で発見された民俗学者の遺体は複数の咬み傷があった。彼が追っていたニホンオオカミの歯形だろうか。年末が近づく中、清花たち潜入班は秩父に向かう。やがて、浮かび上がる一人の少年。彼は今、どこにいるのか。清花たちは少年の家族を追う。もし少年が事故の時に山に紛れてしまったとしたら、少年にとっての幸せはどうなってしまうのか。清花は刑事としても一人の子の親としても考えます...
心をこめて使いたいテーブルウエア/生活に彩りを添えるテーブルアクセ/きちんと楽しむキッチンアイテム本のタイトルにも全ての章にも「ミニマリストが使っている」という言葉を冠していますが、割愛しています。何人かのオススメがあり、やはりロングセラーが多いですね。ご飯茶碗迷走中なので今後も研鑽します。...
作家・那々木悠士郎シリーズ ③ 作家・那々木悠士郎、最初の事件那々木の担当となった古都美は彼の未発表作品『崩れ顔の女』の話を読むことになった。転校したばかりの篠宮悟が緑地公園の『呪いの木』にまじないをしたことにより怪異に見舞われ、調査に訪れた那々木と共に解決の糸口を探すという話だった。しかし、読み進める古都美に何故か同様の怪異が、『崩れ顔の女』が迫る。怪異譚を読んだところに怪異が迫る。あるあるですが...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ③念願の本庁捜査一課仙波班に異動となった莉花は、縛られた両腕両足を車で轢き潰された現場に臨場した。被害者は半グレの構成員だと判明し内部抗争による事件の方向で捜査が進む中、監察官の尚澄が莉花に接触し、捜査一課四係の刑事が本庁待機となっていた日に情報の持ち出しがあったと言う。捜査と監査を行う莉花に、阿良谷は本件が快楽連続殺人だと示唆する。いよいよ本庁に異動となった莉花ですが...
私の朝の脱薄毛食メニュー/1日3分塩シャンで髪が蘇る/内臓が元気になれば髪も元気になる/自宅でできる育毛風呂の神秘/脱薄毛食レシピを完全公開/石井流育毛体操術人類の敵・ハゲに関する衝撃的なタイトルの本なので読んでみました。この手の本でネタバレを書いてはいけないような気がしますが、レシピの食材が今もほぼ毎日食べているお安い旬の食材だったので良かったです!これくらいなら良いですよね。...
蓋を押す神/火中の神/すずなりの神/くわすの神/俤の神/呼び潮の神/そこに在わす神霊感商法詐欺師の烏有は逮捕された。だが、領怪神犯対策本部の切間と名乗る刑事は、廃校のプールの端から端まで届くような巨大な腕の写真を烏有に見せ、詐欺をはたらいた村でこの腕を見ただろうと詰め寄る。詐欺の聴取をされるでもなく、烏有は村に連れて行かれ、切間の調査に同行することになった。善とも悪とも呼ばず、人智を超えて人間たち...
まずは、使い道を決めましょう/本体の選定/周辺機器の選定/費用の集計/基本の操作/使いやすくカスタマイズ/シーンごとの活用方法/もっと便利に使おう10年以上、windows+Androidタブレットで仕事をしていた筆者が、「iPadを使ってみたい!」と急に思い立ち、その週末には中古のiPadが手元に届いていたとのこと。本体の選定や周辺機器の選定は、キーボード迷子中のワタクシにとって勉強になりました。初心者に優しい一冊。出...
作家・那々木悠士郎シリーズ ①かつて恋人であった小夜子が、本家のある村に行ったきり3週間も連絡が取れない。小夜子を忘れられない倉坂は本家を訪ねるが、3日後に行われるナキメサマの儀式の巫女である小夜子は禊のため誰にも会うことは出来ないという。儀式の日まで本家に滞在することになった倉坂だったが、ホラー作家の那々木と共に両目を抉り取られた惨殺死体を発見する。だが、儀式のため通報もしない村人たち、夜に徘徊す...
今井聖は牧師の子供として産まれ、歯学部の先輩である双子の歯科医師の元で勤務していた。ある日、平子慎一郎と健一郎の双子の院長からどちらかと結婚して欲しいと求婚されるが、恋愛の対象として考えられない聖はその申し出を断った。数日後、双子の誕生日を祝うために平子邸を訪れた聖には、二人の姓の奴隷として監禁されるという恐ろしい罠が張られていた。双子に毎日交互に犯される日々。視点人物は3人が入れ替わり、双子の兄...
廃墟を訪れた高校生6人のグループチャットで共有された写真。6つ並んだ同じ写真を覆うそれぞれ違う位置にかかる赤いもやをジグゾーパズルのように並べ替えると、少女の輪郭を模った真っ赤な顔が浮かび上がった。1人グループに属さない尚があきなを連れてその場を離れた直後、ツイートに画像が上がった1人が顔中の穴から中身を噴き出した。そして再びツイートに画像が上がり、リツイートで拡散することで呪いを回避できたように思...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ②警察に残る道を選んだ梨花は、警視庁江東署刑事課から西多摩郡奥多摩町の交番勤務を経て、奥多摩署の刑事課勤務になった。書類要員で成果を挙げられる状態ではなかったが、管内で首から上の皮膚が持ち去られた遺体が発見される。広域捜査となり警視庁の仙波と組むことになった梨花は、殺害現場にいた小学生の女児の事情聴取に向かう。なぜ彼女は現場で殺害されなかったのか。梨花は再び阿良谷と取引...
母と/あの日の光は今も/さえづちの眼かつて真琴が救った少女・杏は民間の更生施設に預けられていた。だが、更生施設の代表が亡くなり、妻となったばかりの瑛子が取り仕切るようになった頃から徐々に他の子供がおかしくなっていく。杏は一人高円寺まで歩き、真琴に助けを求める。真琴は野崎と共に施設に向かうが、瑛子は母の幻影で真琴を責める。(母と、より)野崎が疑問に思い、尾綱瑛子のことを調べます。子供の大勢いる場所、...
調味料にこだわる重要性を深掘り/基礎調味料の選び方を徹底解説/基本調味料以外で、よく使う調味料を解説正式名称は「図解 無添加生活初心者が健康でいるために絶対必要な本物の調味料を見分ける基礎知識〜基礎調味料編〜食生活改善シリーズ第2巻」というようです。基本調味料だけを使う生活を3年以上している筆者が、無添加を探すにはここを見るということを示すパッケージの写真やその工程の写真など満載で調味料を紹介しま...
謎の死を遂げた女優で作家の曾根繭子のパトロンであった祖父の資料を一般公開し、銀鱗荘ホテルの売りにしたい。念願の学芸員になって3年ほどで美術館が閉館、失業中の〈わたし〉はその資料室の学芸員を引き受けた。だが、銀鱗荘に着いてみると狂気ともいえる資料の数々、なぜか焼死する宿泊客、目撃される繭子の姿に銀鱗荘は徐々に変容していく。銀鱗荘が援用するだけではなく、主人公の学芸員も徐々に繭子に似ていく描写がありま...
阪急電鉄は大阪、兵庫、京都を結ぶ鉄道であり、神戸線、宝塚線、京都線の3つの本線と数々の支線がこの3府県を結ぶ。と、まえがきが始まります。阪急沿線の土地で生まれ育った筆者が、怪なる場所を繋いでいる百年以上の長い歴史を持つ阪急電鉄の魅力を伝えます。一つの沿線でこんなにも怪異が集まるものなのか。世には怪談実話の本が数多く出版されていますので、まとめればそこそこ本になる程の怪異は集まるものなのか。比較する...
ひとつずつ降りてくる神/ひと喰った神/不老不死の夢の神/水底の匣の中の神/辻褄合わせの神/こどくな神/知られずの神/そこに在わす神97年から毎年一度、巨大な人体の一部が落下してくるようになった村の調査に、片岸は異動してきたばかりの後輩・宮木と訪れた。山と村の土地全体が御神体で常に村人を見守っている村。だが、怪異が起こったのと同時期に山が開発され、石像が壊され土地が分断されていた。そして、片岸たちの目...
永遠の市/障子張り替えの名手/怪しの家/妖怪白湯気元下宿人・蒔絵師の秋草が、向かいの家が火事になり色々騒がしいから一晩泊めてくれと静修館を訪れた。折角だからと一階の座敷に皆で夕食を摂ることになった。そこで秋草が今日燃えてしまった家は、差配人と借り手とおぼしき人間が出入りはするが、秋草が越してきて三年近く一度も人が住んでいないという。秋草は人の住まない家のからくりを解いて欲しいと言い出し、湧水はある...