大阪地検特捜部データ改ざん事件
2009年、郵便不正事件との関連で厚生省担当者が嫌疑を受け、障害保険福祉部企画課長の女性官僚、村木厚子さんが逮捕されました。しかし2010年9月には大阪地方裁判所が無罪判決を下しました。これは大阪地検特捜部の主任検事である前田恒彦がデータを改ざんしてストーリーを作り上げた冤罪事件でした。(大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件)。正義を守る検察が上級官僚をも陥れるために不正を働いたなら、何を信用してよいかわからなくなります。村木さんが関与したという内容の調書に、上司や部下、同僚のサインがあるのを見た村木さんはショックでした。しかし皆が嘘をついてわけではなく、検事が勝手に作文をし、それにサインをするようにもって行くのだそうです。おどしも使われ、さまざまな心理作戦が駆使され、疲れ果てた人々がサインするわけです。裁判中...大阪地検特捜部データ改ざん事件
2019/12/24 14:54