「旭川いじめ事件をどう受け止めるか?」 精神科医 野田正彰
<注意>いじめの詳細な描写が読むに辛いかもしれません。被害者家族は読まない方が良いでしょう。筆者は、全国自死遺族会の活動に理解がある精神科医、社会学者です。ご本人の承諾のもとに掲載します。「旭川少女いじめ凍死事件」をどのように受け止めたらよいのか精神科医野田正彰今年3月23日、北海道旭川の公園に積もった雪が少し溶け、凍った少女の遺体が出てきた。廣瀬爽彩さん(当時14歳)は2月13日夕刻6時過ぎに自宅を飛び出し、行方不明となっていた。この事件は、8月18日、亡くなった少女の母親が実名で手記を公表し、学校と教育委員会が「いじめ」をもみ消そうとしていると訴え、北海道新聞のみならず全国紙に報道されることになった。それ以前より、「旭川14歳少女イジメ凍死事件」として精力的に取材していた「文春オンライン」(初出は21年4月...「旭川いじめ事件をどう受け止めるか?」精神科医野田正彰
2021/09/17 16:22