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滞独日記 http://kirakiraakila.blogspot.com/

ドイツでPh.D.取得を目指す留学生の日々の記録。研究も、それ以外の事も、感じたままにつづっていきたい。

24までの人生のほとんどを日本で過ごしてakiraが、一人前の研究者を夢見てドイツで奮闘します。彼氏と、友達と、親兄弟を日本においてきた私に、もう失うものはないはず。がんばろう。

akira
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2012/03/13

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  • 学位は取れたけど

    審査会での自分は最悪だった。 これまでの4年間が肯定できない。 研究をもうやらなくていいんだ、ってほっとする気分はあるけれども 別に他に人生でやりたいことがある訳では決してない。 研究室で友達と呼べるような人も決して多くはない。 審査会後はモチベーションががた落ち...

  • defenseはもう来週

    やばいー defenseはもうすぐ。 今週は主に教科書を読んだり、専攻分野の全般的な知識を復習。( 以前のエントリ で書いた、defenseの際の一般的な質問に答えられるようにするため)ドイツ人の院生に聞いたら、defenseに参加する先生たちにどんな質問しますか?とお伺い...

  • D論提出後

    明けましておめでとうございます。 12月上旬にD論を主査/副査的な位置づけ(?)の 教授たちに提出しました(一応、最終版ではないはず この後も綴りとか 文法ミスとかは訂正可能らしいので)。 それ以降、何もする気がしなくてだいぶ腑抜けていました。 ドイツの大学の学位審査は...

  • 国際研究会

    タイトルにもある通り、口頭発表をするために 国際研究会に参加してきます。 論文に書いた内容を宣伝してきます。 旅費がかかるので、修了後は就職すると明言している私に、 ボスは旅費を出し渋っていたけれど、粘り強く交渉した結果、 費用はボス持ちで行けることになった。 せ...

  • D論準備中

    うじうじ悩んでいたけれども、結局defenseをやることにした。学位論文の提出〆切まで、もう時間がない。前回ブログに記事を書いたときから、少しは研究も進んだ。学位論文に取りかかる前に、やりかけの仕事をまとめて投稿したかったのだけど、そこまでは行けなかった。卒業して就職するまでに...

  • 分からない。

    全く文脈と関係ないけど、アラサーになると「夢」って言葉が 「青春時代のやり残し」って意味になってきて怖い。 とりあえず1本論文がジャーナルに載った。2本目の論文はまだ影も形もない。 それでも最低限、博士の学位を取ることはできるだろう。 ただ、内容のうすっぺらいD論を書く事...

  • 続:最近 すごく悩んでいること

    この件について、さすがに問題だと思ったから、とことん話あってみた。 そういう接し方気持ち悪い!って言ってしまったからケンカっぽくなってしまったけど。 とりあえず、私が彼にとても懸念を感じてしまうのは、 彼が以前仲良くしていた女の子の院生の一人(一緒に彼んちでゲームとかし...

  • 最近 すごく悩んでいること

    それは大学院の某同期との関係だ。彼はかなり寂しがりやで、しょっちゅう大学院仲間とボードゲーム大会をしたり映画を見たりするイベントを企画している。実際いい人で、彼のおかげで多少なりとも週末は他の人のおうちに出かけたりするきっかけができていた。 多分、私よりコミュ力が高いに違いな...

  • ドイツにおけるブラック研究室

    ずっと書きたいエントリーだった。 勘違いしないで欲しいけれど、ブラック研究室というのは日本にだけあるものではないと思う。 このエントリーではブラック研究室=ほとんどの人が不満/不平等/不適切と感じるだろう扱いを学生が受ける研究室、 ということに一応しておく。同じ研究室内でも、その...

  • 読書感想文ーPhD学生が「山月記」を読むと

    なんか泣けるんですよ 追い込まれた状況で研究やってると 李徴は自分か、って思うっていうね。まあ話の本質を分かりやすくするために、李徴はかなりとんがった人物として描かれているけど彼の自意識のコアの部分を内側に秘めてる人間は大学院界隈にもわりと多いんじゃないだろうか。 "人...

  • これからの50年間くらいは、全部消化試合だ

    しばらくブログの文章を非公開にしていました。また再び公開することにしました。プロフィール欄の名前も変えました。 修了後は研究を辞めることにしました。人はだませても、自分はだませません。どれだけ企業研究して志望動機を練り上げても、自分にとっては、「いまの研究分野をやらないとす...

  • 大学院のシステムに関して

    うつ日記が続いていたけれど、 ここで唐突に、ドイツ留学お役立ち情報。 私が所属する大学/専攻の場合: 日本でも各学生に対して指導教官的なポジションの先生を複数名用意したり、メンター的な人をおいたり、大学ごとに独自の制度があると思うけど、ドイツの多くの専攻の博士課程で取り入れら...

  • ただひたすらに

    ただひたすらに死にたい。 無能感に苛まれている。 同じ研究者で長い付き合いの彼だって私の絶望感を分かってくれないのだから、 どうして他の人に分かるだろう。(反語 大学院に注ぎ込んだ時間を返して下さい。 虎になりそう。山月記的みたいに。 ブログランキングに参加して...

  • いらだちよりも

    日本で院生やったときはもっとイライラしていた気がする。 不満があった。けれど、そのいらだちは逆に、その原因さえ取り除ければ 自分の研究はうまくいくんだ、っていう気持ちの表れでもあった。 最近はドラフトに対するコメントが全然(催促しても)返ってこなくても なんかイライラする...

  • もう疲れた (超長文)

    このブログのコメント欄を読んでいて、どうしてこんなに自分がぼろぼろなのかあんまりここに書いてなかったなと気づかされたので、まとめ。別に自分はメンヘラとかじゃないつもり。ただただ、やることはやったけど、うまくいかないだけ。以前、年下の学生に大学院留学について聞かれる機会があったけ...

  • 今日でバケーションは終わり

    表題の通りなので、blogの更新や、コメントへの返信遅くなると思います。 最近、ドイツでPhDをやるということに関して単なる1学生の自分が一般論を展開しても意味がないと思ってきたので、もう少し自分がかかえている問題、PhDを辞めようとまで思う原因について特定されない程度に近々...

  • 海外学振の結果が分かってくる季節だね

    結局1本目の論文もまだsubmitのメドすらたたない自分には、 まったく縁のない話なんだけど 最近本気で大学院を辞めようかと思って、研究辞めたときの可能性を探ってる。 就活はしていないけれど。 実は博士課程始めてからもうすでに2度くらい、指導教官にはいまの状況でPhDを...

  • 遺書を書いておこう

    辛いから、いつクビを吊ってもいいように遺書を書いておこう。 ======================================================= PhDの約3年でなんか論文書けなけりゃほぼ終わり、の状況で、人生なんてなかった。 そんな状況で...

  • ぐちり方

    彼氏の研究人生はすごく順調そうだ。そういう彼氏に詰みかけてる私の大学院人生についてぐちるとなんか彼なりの対処策を提案される。 自分のちっぽけな成功体験で語るな、って思ってたけど、私は私で、自分のちっぽけな挫折体験で語ろうとしていたのかもね。 彼氏には「改善策も言ってくれて...

  • 3年制博士課程の功罪 その2

    功と罪、というよりは、"罪"の部分しか書いてませんが... その2 修士時代の研究室を離れるべきでない理由 結論から言うと、修士のころの研究が順調でも、不調でも、よほどのことがない限り、修士→博士で研究室は変えない方がいいと思います。(自分の場合は相応の理由があったので、...

  • 3年制博士課程の功罪 その1

    PhDを始めて2年近く立ちました。ドイツのPhDの学生は、自分の都合のいい時期に始めて、ばらばらの時期に修了していくので、これまでに、何人もの先輩の修了を見てきました。そろそろ勝手が分かってきたので、始めたころには実感としては分からなかった、ドイツの博士課程の良くないところをま...

  • コメントありがとうございます!

    しばらく放置していた間に、複数コメントをいただいて、 テンション上げ上げです。 ひとまず、次の記事は2年近くPhDをやって来た年の功を生かして、ドイツのPhDについて思うところをまとめたいです。(PhD始めたころにはなかった気づきもあると思うので) ブログランキングに参加し...

  • my仕事術2

    進捗状況の管理のしかた。 その1 パワポに図と簡単な説明をのせる。定期的に学生が進捗状況を研究室のメンバーの前で発表する習慣のある研究室だと、パワポで研究の進み具合を管理する方法が有効だと思う。このときのスライドは学会発表などに活躍する。 その2 texを使って図と説明、...

  • my仕事術

    先のことを考えるとわくわくする、というような、研究がノっている時は何も仕事術なんて気にする必要はない。重要なのはノってない時にどうやって前に進んでいくかだと思う。自分のためにメモ。 どうしてもやる気が出ないときには。 やるべきことを紙に書き出す。 手を動かす作業的なものか...

  • 心の叫び!

    もうあと一歩で論文書けるところまで来ていると思うんだけど、 2週間くらい詰まっていることがあって、前進がなくて、苦しくてしょうがない。指導教官は私の研究テーマに関しては門外漢だし、もう少し研究テーマの近い、某教授に相談してみようと思ったけれど、姿が見当たらない。勇気を出してメー...

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