腸の「判断機能」の起源を追求する中で、細胞膜=膜たんぱく質が重要な器官であること、その選択透過性が判断機能の起
腸の「判断機能」の起源を追求する中で、細胞膜=膜たんぱく質が重要な器官であること、その選択透過性が判断機能の起
■微生物と次代を生き抜く③~肥満の原因は腸内細菌が大きく関係している~
肥満はここ数十年における人類史上の大きな変化 現代はかつてなかった自己免疫疾患や、消化器系の不全
今回は、生き物とはそもそも何なのか?を考えていきたいと思います。 生き物とは何か?という根源的な問いに答える前
『外圧判断機能』の起源~細胞膜の仕組み/膜たんぱく質がポイント?~
「外圧判断機能」の起源を追求する中で、腸の起源から海綿動物へ、その体を構成する細胞の一つの襟細胞、さらに襟細胞
■微生物と次代を生き抜く(2)~腸内細菌の環境は生まれた時から決まってしまう?!~
●我々は腸内細菌と共生している 現代はかつてなかった自己免疫疾患や、消化器系の不全、心の病、肥満、アレルギーが
前回の記事http://www.seibutsushi.net/blog/2023/02/8607.htmlで
多細胞の始まりは腸から?腸の起源とは? これまで睡眠について追求していく中で睡眠にはメラトニンやセロトニンとい
人類の平均寿命は、ここ100年程の間に大きく変化しています。日本では、1900年の男女の平均寿命は44歳、現在
人類はもともと細菌だったということは現在ではよく知られていることです。細菌には、古細菌(以下、アーキア)と真正
現代病:アルツハイマー型認知症の本当の原因に迫る②~神経を破壊するカルパイン~
現代病:アルツハイマー型認知症の本当の原因に迫る①では、アミロイドβの増加・蓄積を発生させるものとして、近年増
驚きの地球気候史を読み解く(2)~温暖化は産業革命からでは無く、人類誕生の歴史から始まっている
前回の、現代の温暖化は例外的な時代!地球規模で見ると寒冷期に突入中!??に引き続き、地球の歴史から気候を読み解
昆虫は現在の地球上で繁栄を極めており、500万種以上の種類があると言われている。 なぜ昆虫はこれほどまでに繁栄
睡眠と進化(2) 睡眠が脳の循環を生み出しているでは、睡眠によって、脳内に循環が生まれること。その循環の滞りに
嬉しい、悲しい、楽しい… …人間には様々な感情がありますが、これって一体、どんなメカニズムで生まれてくるものな
過去の歴史や物の価値を調べる際、「何万年前の遺跡」など年代を示すことがよくあります。 そうした年代を測定する方
『哺乳類は、睡眠を高度化し脳を休息させることで、種としての成長を促進してきた』では、脳を進化させることを勝ち筋
乳酸菌は本当に胃を通過できるの? 皆さん「生きて届く乳酸菌」という言葉をきいたことがありませんか
驚きの地球気候史を読み解く(1) 現代の温暖化は例外的な時代!地球規模で見ると寒冷期に突入中!??
地球温暖化による気候変動によるニュースが年々増えてきている。 確かに、ここ100年のデータで切り取ってみると、
哺乳類は、睡眠を高度化し脳を休息させることで、種としての成長を促進してきた
前回ブログでは、「睡眠とは種の成長を促進させるための1つの戦略」と定義しました。そこで今回は、睡眠の起源を遡る
「気象の原因構造」「人体と微生物の関係」から、激動の時代を生き抜く切り口を解明する
コロナ禍も終息しつつある今、日本人は未だにマスクで顔を隠す生活を善としていますが、それで本当の健康(肉体的にも
みなさんは二人三脚をご存知でしょうか?二人組になって片方の足を縛って走る…まさにお互いが息を合わせて成り立つ遊
睡眠に対する世の中の注目度は高く、最近では、会社に昼寝を導入して社員の集中力アップを期待するなどの事例も見られ
これまで、皮膚の機能と重要性を追求していく事で、皮膚は『第ゼロの脳』であり、細菌などの初期生物が持っている外圧
人間や哺乳類、生物等の五感(視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚)と言われる感覚器は、進化の歴史を辿ると全て「皮膚」か
観念機能の形成過程29~人類の同期機能と他の生物の同期機能の違いとは?~
画像はコチラからお借りしました だいぶ間が空きましたが、前回のエントリー「観念機能の形成過程28~同期力と充足増幅力を高めたメスの思春期~」では、メスの同期について扱いつつ思春期との関係を考察してきましたが、そもそも人類 ...続きを読む
人類は宇宙・大地・食物から放射線を日々受けているが、その量は僅かで健康への影響はほとんどない。 ただ放射線事故や災害レベルで大量の放射線を受けてしまう場合、体内の細胞の遺伝子を傷つけ修復も追いつかないため、細胞が分裂でき ...続きを読む
膜から進化した外界との境界、人類の皮膚についても見ていきます。 前回の『「皮膚」には、目でなくても“光”を捉え、耳でなくても“音”を聞き、舌でなくても“味”を知るという感覚が備わっている』とはどういうことなのでしょうか。 ...続きを読む
浮遊するクラゲ。約10億年前からほぼ姿を変えずに生息しているそうです。 心臓も血管も脳もない生物、クラゲ。しかし、光の明暗、音の高低を感じとるそうです。生命進化において、脳が出来る前から皮膚は存在していたので、皮膚は「0 ...続きを読む
現代の女性たちの生理は、毎月腹痛や頭痛に苦しみ、ひどい人では立ち上がることすらできないくらいです。 それゆえ、痛み止めなど薬に頼っている人も少なくありません。 そして、現代人の生理の頻度は人類史上最大の多さだと言われてい ...続きを読む
生物にとっての産卵や出産、月経・生理=生殖とは、一体どういうものなのでしょうか? 生殖については謎が多い。そこで生殖の産卵、出産、月経・生理から生殖に少しでも迫れたらと考えています。 今回のブログでは、これらに迫っていく ...続きを読む
人間の赤ちゃんが他の哺乳類と比べて未熟な状態で生まれてくるのはなぜ?
人間の赤ちゃんは他の哺乳類に比べてかなり未熟な状態で生まれます。 産まれて30分足らずで自力で立ち上がる哺乳類の赤ちゃんの話が出ますが、人間ではありえません。かなり未発達な部分が多いのが人間の赤ちゃんの特徴。自分で動くこ ...続きを読む
人類は肉体進化も知能進化も一体充足回路によってもたらされている
これまで観念回路の形成過程を追求してきました。木に登れなくなったサルが、同類との一体化、万物との一体化をする中で、成立してきたのが観念回路です。 その知能進化を踏まえて、今回は人類になってどのような肉体進化が起こっていた ...続きを読む
今回は最終回です。まだまだ分子系統学にも課題が残っているようです。具体的な課題についていくつか調べてみました。 ■■■分子系統解析の注意点~偽遺伝子の罠~■■■ 分子系統解析における相同とは由来が同じ遺伝子のことで、これ ...続きを読む
今回は、現実に分子系統学でどんな問題や課題があるのか?を調べてみました。 今回は、「Kim Biology&Informatics」さんのブログ記事等を参考にさせて頂きます。リンク(以下途中から引用。図は省略) この記事 ...続きを読む
今回は、分子系統学をどのように行っているのか?その具体的中身を調べてみました。 『分子系統学=系統樹をどのように作っているのか?』『分子系統学の特徴は?』『分子系統解析の各方法について』 ■■■PCR法を使って系統樹を作 ...続きを読む
分子系統学って知っていますか!? 分子系統学とは、生物のもつタンパク質のアミノ酸配列や遺伝子の塩基配列を用いた解析を行い、生物が進化してきた道筋(系統樹)を解明しようとする学問です。 従来の系統学は主に形態 ...続きを読む
観念機能の形成過程28~同期力と充足増幅力を高めたメスの思春期~
前回の続きです。 たとえば思春期を迎えた人類の女性は、箸が転げてもおかしいとか、脳内お花畑(妄想)常態とか、常に幸せそうですよね。他にも、女の子同士で延々と恋話をしたり、用もないのにトイレへ一緒に行くなどの ...続きを読む
観念機能の形成過程27~初期人類のメスに思春期はあるのか?~
前々回の投稿では、初期人類のオスの思春期について言及しました。 初期人類はオスメス残留という他の哺乳類に見られない集団形態を採り、集団内での争いを避けるため、哺乳類特有の強力な性闘争を封鎖しま ...続きを読む
観念機能の形成過程26~若者から「反抗期」が無くなっている。この背景には何があるのか?~
前回は思春期における「反抗期」について扱いました。 ※反抗期とは? ウィキペディアによると 反抗期(はんこうき)は、精神発達の過程で、他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のことである。子供から大 ...続きを読む
観念機能の形成過程25~生物史・人類史から見ると「反抗期」とは一体何を意味するのか?~
前回、思春期にリスクのある行動(=危険を好む行動)をとるようになるのは、【人類の適応戦略として軟弱化を防ぎ、変異(大胆な行動)を促進する為】だと分析しました。 では、思春期の特徴として出てくる「反抗期」。 この【反抗期】 ...続きを読む
前回の記事では、 人類以外は「思春期」はほとんど存在しないといいます。(思春期とは生物学的には性成熟開始後から繁殖期までを指します。) では、なぜ人類は一見厄介な思春期を作り出したのでしょうか?男女で違いがあるのもなぜな ...続きを読む
以前のブログでは、初期人類はオスメス共に集団に残留することによって、 【①オスの軟弱化】【②種の適応度を上げるための遺伝子の多様性=変異促進の阻害が生じる可能性】 が生じ、①に対しては通過儀礼で強化する、②は前回のブログ ...続きを読む
観念回路の形成過程22~初期人類は生命原理=DNAの多様化をどのようにして克服していったのか?
前々回+前回の記事で追求したのは、 【初期人類は哺乳類と異なり、オスメスとも集団に残留したと考えられる】 ⇒オスメス残留の問題は、以下の2つを考えました。 【①オスの軟弱化】 【②種の適応度を上げるための遺伝子の多様性= ...続きを読む
観念回路の形成過程㉑~初期人類のオスはどのようにして闘争力を培ったのか~
前回の記事では、初期人類がオスメスとも母集団に残留することについて書いたが、これは生物史上稀有な集団形態であり、 そこには大きな矛盾を孕むことになる。 哺乳類は胎内保育のため、成体になるまで淘汰圧力が働かない。従ってメス ...続きを読む
デルス・ウザーラから学ぶ2 ~始原人類にとっての精霊信仰とは?~
前回に引き続き、始原人類の意識や思考に同化するにあたって、デルスウザーラから色々を学ぼうと思います。 ※画像はコチラよりお借りしました。 ※黒澤明監督の『デルスウザーラ』とは? * * * * * 20世紀初頭(明治末期 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑳~成体になったオスメスが集団から出ていく原猿や類人猿に対し、初期人類はオスメスともにの集団に残留させたのはなぜか?
初期人類の集団構造には、独自の特徴があることをご存じだろうか。 一般的に、哺乳類であれば、成体になるとオスが集団を出てゆき、メスが残留するケースが主流である。その後、進化した原猿や類人猿に至っては、オスもメ ...続きを読む
これまで観念回路の形成過程に迫ってきました。 主体凍結から、同類との一体化回路から万物への一体化回路を形成する中で、本能・共認回路との矛盾が発生。 それらを行動できるまで再統合するために包含思考(現象的には異なるものを大 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑲~人類の知能進化の主要因は道具か?観念(言語)か?
教科書的に言えば、「人類は複雑な道具をつくることで手先が器用になり脳の発達を促した」とあります。 これは本当なのでしょうか? こちらよりお借りしました。 こちらよりお借りしました。 道具の使用だけで見れば、 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑱~人類の知能が著しく進化したのはいつか?~
これまで4回にわたって、木に登れなくなったサルがどのようにして観念回路を形成してきたかを図解形式で追求してきました。 観念回路の形成過程⑭~「機能欠損~同類との一体化」はどうやって起きたのか?~ 観念回路の形成過程⑮~「 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑰~初期人類はついに観念回路を生み出した!その仕組みは?~
前回に引き続き、人類の観念回路の形成過程の図解の続きです。今回も上記の図解を用いて、今まで深めてきたそれぞれの事象の関係性に迫ります。 今回扱う部分は、図解後半部分です。万物(宇宙)との一体化回路が出来たあとは?どうなっ ...続きを読む
観念回路の形成過程16~万物(宇宙)と一体化できたのは何で?~
これまで人類の観念回路の形成過程を見てきました。今回も上記の図解を用いて、今まで深めてきたそれぞれの事象の関係性に迫ります。 今回扱う部分は、ココ↓!【万物との一体化】! 初期人類は、性充足回路の強化と同期 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑮~「同類との一体充足回路」はどうやって強化したのか?~
これまで人類の観念回路の形成過程を見てきました。今回も上記の図解を用いて、今まで深めてきたそれぞれの事象の関係性に迫ります。 今回扱う部分は、ココ! 一般的に動物の性といえば、「繁殖のための性」です。それぞれの繁殖に ...続きを読む
新たなシリーズとして脳の進化史を扱っていきます。 右脳・左脳など興味を持つ方も多く、単に脳と言うと哺乳類の脳を思い浮かべる人が多いと思いますが、ここでは広義に行動するための判断機能を有するものとして、人類の脳に至る過程を ...続きを読む
観念回路の形成過程⑭~「機能欠損~同類との一体化」はどうやって起きたのか?~
これまで人類の観念回路の形成過程を見てきました。さらに今回は上記の図解を用いて、今まで深めてきたそれぞれの事象の関係性に迫っていきたいと思います。 ■機能欠損→同類欠損→主体凍結(空白化) 初期人類が置かれた機能欠損。 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑬~人間は何故、音声言語に特化したのか?~
前回の結論;『人類の言語は皆で本質を追求するために登場した。』 そして今回は、『本質を追求するためには、身振り手振りをはじめ様々な表現手段がある中で、なぜ人類は音声言語に収束したか?』を追求していきます。 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑫~人間の言語表現が他の動物と比べて際立って豊かなのはなぜか~
人類の特徴の一つに肉体言語(身振りや表情)による表現や、音声言語(言葉)による表現が、際立って豊かなことが上げられます。 もちろん動物にも肉体言語や音声言語は存在します。動物の言語は、敵の襲来など具体現象からくる危機や警 ...続きを読む
現在、初期人類の観念回路の形成過程を追求中。 前回投稿に引き続き、言霊(万物の背後にある波動のエネルギーを「精霊」として措定したものを音声で表現)の事例を紹介します。 ①爆発、あるいは突然 ...続きを読む
前回の投稿では、人類固有の観念回路の形成過程について明らかにしました。人類は万物の背後にある波動のエネルギーを「精霊」として措定し、それを身振り手振りや表情で表していました。次第に、遠方にいる仲間や後世に引き継いでいくた ...続きを読む
前回のプログでは、現在の我々でも皮膚感覚で自然界(宇宙)の波動(エネルギー)をキャッチしていることが、分かっていただいとと思います。 本質の抽出というのは、“全体を”対象化・把握したうえでできること。 言い換えれば、全体 ...続きを読む
前回のブログでは、初期人類が陥った新たな外圧である「万物との一体化回路と本能・共認回路との矛盾」を見てきました。 >>> 本能は対象を「エサか、敵か」などのプラス・マイナス回路で判断し、それに基づいて行 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑦~万物との一体化回路はどのように形成されたのか~
前回は、初期人類が木の上にいられなくなり、同類欠損=最大の活力源、充足源である同類を失いました。その中で、主体(本能、共認機能で捉えたもの)を失い、相手と自分との境界がなくなり=一体化の境地=一体化回路が形成されました。 ...続きを読む
観念回路の形成過程⑥~万物との一体化回路はどのように形成されたのか~
観念回路の形成過程を追求する中で、前回は、同類との完全一体化回路について扱いました。 完全一体化とは、主体がない状態で相手を全面受容する回路です。初期人類で、木の上にいられなくなり、完全に同類欠損の状態に陥り無になったと ...続きを読む
観念回路の形成過程⑤~同一視を超える「完全一体化回路」とは何か?~
現在、初期人類の観念回路の追求中ですが、観念回路の形成過程は概ね以下のような過程を辿っていると思われます。 ①サル時代に形成された同一視を超える、同類との完全一体化回路を形成。 ②同類との一体化回路を基盤にして、万物との ...続きを読む
観念回路の形成過程④~なぜ初期人類は自然との一体化を可能にしたのか?~
前回の続き 初期人類は、全面受容の回路をつくったことで、同類との一体化が可能になりました。 ここでの一体化とは、相手(同類)と同期しエネルギーの増幅が高まることで、全面受容回路が開かれ、相手との境界がなくなっていくことで ...続きを読む
感謝回路については『①初期人類に生じた感謝回路の本質』で、その本質が明らかになったように『主体喪失ゆえに「全面開放→全面受容→一体充足」』ということになります。 ※感謝回路というと現代の価値意識に絡めとられるため、以降で ...続きを読む
前回はサル時代に形成された同一視回路と木から落ちた初期人類が形成した感謝回路の共通点と違いから、感謝回路の本質に迫っていきました。 初期人類はより“一体化充足を高める”ために、「同期回路」を用いたと考えられています。 今 ...続きを読む
前回まで、木に登れなくなったサルがどのように生き延びたのか、その際のオスメス関係、親子関係、仲間関係を追求してきました。 今回は、その様な状況に陥った初期人類が、道具の制作や言語の元となる「観念回路」を形成する過程を追求 ...続きを読む
人類って何?⑧~初期人類になって成体の仲間関係はどのように変化したのか?~
では、成体のオス同士(メス同士)の仲間関係はどのように変化したのでしょうか?今回はここを追求します。 元々成体になると息子も娘も放逐され、単体で行動していきました。つまり、性闘争本能を強くしていたのです。そうすると疑問が ...続きを読む
人類って何?⑦~初期人類になって親子関係はどのように変化したのか?~
足で枝をつかめなくなった原オランウータン(初期人類)は、地上で生活せざるを得なくなり、活力源であった「同類圧力」と「充足対象」を全面的に喪ってしまいました。その結果、強烈な虚無感や絶望感に苛まれたことは想像できます。 & ...続きを読む
人類って何?⑥~初期人類になって、オス・メス関係はどのように変化したのか?~
■先祖返り→同類欠損⇒強烈な同類欠乏 前回のエントリーでは、初期人類の状況に同化し、飢えや外敵、自然外圧の変化はもちろんありましたが、最大のポイントは、樹上にいた頃には周りに当たり前にいた、”同類が全く居ない”という状況 ...続きを読む
前回の『クロロフィルとヘモグロビンの関係①』では「ヘモグロビンの構造とクロロフィルの構造はほとんど同じ」ということを述べてのですが、実際のところ、なぜ植物のクロロフィルと動物のヘモグロビンの分子構造がとてもよく似ているの ...続きを読む
以前、当ブログで、 人類は地上に進出したのか?地上に降りざるを得なかったのか?を考えられる事象から検証していった結果、 “人類とは、地上に降りたのではなく、何らかの理由で【樹上機能を失った為に地上に降りざるを得なかったサ ...続きを読む
人類はサルから進化したと俗に言われますが、現在の様なオランウータンやチンパンジーから直接進化したのではありません。 正確には、人類とオランウータンの共通祖先がおり、そこから分岐して各々が進化したのだと考えられます。 では ...続きを読む
人類って何?③ ~人類は地上に自ら進出したのか?それとも地上に降りざるを得なかったのか?
前回は猿人とは結局サルだという結論になりました(リンク)が、人類とサルを分かつ最大の特徴でもある、樹上生活から地上進出したこと。 今回は、地上進出の詳細を追求していきますが、よく世間では、地上に進出することになったことで ...続きを読む
【番外編】ヘモグロビンとクロロフィルとヘモグロビンのの関係①
植物は光合成によって、二酸化炭素を水と光で、ブドウ糖(栄養物)を作り出しますが、その要となっているのが葉緑素(クロロフィル)です。(参考:クロロフィルってなに?) 動物にも植物とどうようのエネルギーを創る仕組みはないので ...続きを読む
【番外編】優性遺伝・劣性遺伝~なんで劣性の遺伝子をもっているの?~
ヨーロッパ人は、眼が青くて、髪が金色。一方で日本人は、眼も髪も黒っぽい。 この2人から生まれた子どもはどんな子が生まれると思いますか? 私はてっきり金髪か黒髪の子どちらかしか生まれないのでは?と思っていまし ...続きを読む
前回は、教科書の定説「直立したから大きくなった脳を支える」ということの矛盾を整理しました。 今回もまた教科書の定説の点検をしてみます。 教科書には「自由に使えるようになった前あし(手)で道具を使用することを通じて、次第に ...続きを読む
人類って何?① ~立って歩くことで大きな脳を支える定説は本当か?~
前回のブログでは「骨格から人類の起源を探る」をテーマに追求し、人類は「直立二足歩行になったのではなく、もともと二足歩行で四足歩行ができなかった」ことを仮説付けました。 となると、一般的な定説として教科書にも書かれている「 ...続きを読む
前回に引き続き、もう少しシアノバクテリアについてその構造を見ていきます。 地球に生命が誕生してから、初めて光を利用し、酸素発生型光合成を行った生物は原核生物の「シアノバクテリア」です。 その特徴は細胞を包む膜が2枚あるこ ...続きを読む
以前から本ブログで追求している光合成。調べていくと、葉緑体に含まれるクロロフィルが関係していることが分かってきました。 しかし、クロロフィルってよく聞くけど、全然何をしているのか分からない! 今回は、“そもそもクロロフィ ...続きを読む
骨格から人類の起源を探る②~人類は四足歩行から二足歩行になったのではなく、元から「二足歩行」ではないか~
前回のブログで扱った「二足歩行は既にテナガザル時代に当たり前のようにやっていた」仮説について追求していきます。 前回は4足歩行の哺乳類との比較でしたが、今回は「類人猿と人類の骨格」で比較していきます。 ...続きを読む
骨格から人類の起源を探る①~二足歩行はテナガザルの時点で既にできている~
当ブログでは、哺乳類から遡って適応の歴史を、その時の状況や脳回路の機能から、論理的なアプローチで人類の起源を追求していますが、既存の人類学では「化石の骨格」で人類の祖先かどうかを判断しているようです。 当ブログでのこれま ...続きを読む
【番外編】光合成~シアノバクテリアと葉緑体の『光合成を行っているのは葉緑体だけではないのです!』というように、光合成を行う細胞小器官(オルガネラ)のことを「葉緑体」または「色素体 」といいます。 というと、葉緑体と色素体 ...続きを読む
今回は「光合成」について詳しく扱っていきます。 誰もが一度は聞いたことのある、小学生でも習う「光合成」。 皆さんは光合成と聞いてどんなイメージをしますか? 植物しかできない!葉緑体が行っている!などをイメージするはず! ...続きを読む
【番外編】生体エネルギーとは何か?②~動物内の光合成の可能性⇒クロロフィルとヘモグロビンは相互に転換する?~
前回記事では、オランウータンは年中飢餓状態なのに、性のエネルギーや未知追求に収束しているのはなんでなのか?という問題提起をしました。 その中で、エネルギーは決して食物からだけでは無く、「太陽エネルギー」も利用されているの ...続きを読む
【番外編】生体エネルギーとは何か① ~「性のエネルギー」と「自然エネルギー」~
これまで「人類の祖先はオランウータンではないか?」という仮説から、オランウータンの「性」や「知能進化」について追求し、人類との共通点等を掘り下げてきました。 その中で、どうしてもスッキリしない謎だったのが「オランウータン ...続きを読む
オランウータンの知能進化④~オラウータンの【未知収束】とは?~
テナガザルのなかでもオランウータンとその他のサルには大きな違いがあります。 その違いは対象の捉え方です。 ①オランウータンは、池にはまり込んだ人間を助けるという現象。 『カラパイア』よりお借りしました ②オランウータンは ...続きを読む
前回までは、哺乳類以降の知能進化の歴史を見ていきました。 今回は、原猿の知能進化の歴史に焦点を当てていきます。 【原猿に分類されている生き物たち】 アイアイ ...続きを読む
オランウータンの知能進化① ~哺乳類時代の「皮膚感覚の進化」と「脳の進化」~
これまでのブログでは「オランウータンが人類の起源に最も近い」という仮説から、オランウータンの「生殖と性(=人類との類似点)」について追求してきました。 それに引き続き、オランウータンについてより深く追求するために、本日か ...続きを読む
【番外編】「エネルギーは栄養物からしか得られない」のは本当?
オランウータンは“飢餓”という危機を「授乳期間の延長」と「性収束(密着充足)」で克服した種。 しかし、飢餓状態=栄養不足の危機の中で、どのようにエネルギーと栄養を生み出したのか?という疑問点が残ります。 今回はエネルギー ...続きを読む
【番外編】オミクロンは重症化しない?③ブレインフォグ(脳の霧)
「オミクロンは重症化しない?②」に引き続き、今回は「オミクロン株」の感染者の症状のある特徴「ブレインフォッグ(脳の霧)」について扱います。 英国の感染状況を分析している「ゾエCOVIDシンプトム・スタディー」が1月6日に ...続きを読む
オランウータンの生殖・性3 ~ オランウータンは、際立って性収束が強いのは何故?~
前回の投稿に続き、オランウータンの性について扱います。 今回のテーマは「オランウータンが際立って性収束が強いのはなぜ?」です。 チンパンジーの交尾は15秒程度なのに対して、オランウータンはなんと対面で40分も交尾を行いま ...続きを読む
オランウータンの生殖・性2 ~テナガザル系が”年中発情”する深い理由とは?~
前回のエントリーに引き続き、今回もオランウータンの性について扱いたいと思います。 今回はとりわけテナガザル系の類人猿全般にみられる、”年中発情”という生殖様式。 この秘密を探りたいと思います。 ...続きを読む
オランウータンの生殖・性1 ~オランウータンが授乳期間や子育て期間を延ばしたのは何で?~
これまでの記事で、人類の祖先は”オランウータン”であることがほぼ明らかになりました。 ・サル社会の構造20 ~テナガザルの特徴 オランウータン編②~ ・オランウータン・ゴリラ・チンパンジーの生態の違いはどうして生まれるの ...続きを読む
前回の投稿では、身体の類似点から人類の祖先はオランウータン説が有力と述べた。 しかし現状の人類学では、チンパンジーと人類のDNAが99%類似していることを根拠として、チンパンジー=人類の祖先説(人類とチンパンジーの共通祖 ...続きを読む
【番外編】新型コロナウイルス:オミクロンは重症化しないって本当?②
『オミクロンは重症化しないって本当?①』では、オミクロン株は致死率は低いが感染率が高いため、結果、死者数が増えてくる可能性が高いとお伝えしました。 ウィルスは単独で増殖していくことはできず、人間や動物の細胞がなければ増殖 ...続きを読む
前回の投稿では、ゴリラ、オランウータン、チンパンジーの違いを押さえ、その違いはそれぞれが置かれている外圧状況が関係していることが明らかになりました。 今回はそれらの違いを踏まえて、「人類の祖先は誰なのか?」について迫って ...続きを読む
【番外編】新型コロナウイルス:オミクロンは重症化しないって本当?
日本でも世界でも「オミクロン株は従来のコロナに比べて重症化しない」という意見が一般的になっていますが、それで安心して良いのでしょうか? オミクロン株は従来のコロナに比べて感染率が高く、致死率は低くなっているようですが、そ ...続きを読む
オランウータン・ゴリラ・チンパンジーの生態の違いはどうして生まれるのか?
これまで様々なテナガザルの生態や特徴を紹介してきました。今回は類人猿のオランウータン・ゴリラ・チンパンジーに注目していきます。まずは3種の違いを見ていきましょう。 (画像はこちらからお借りしました) ...続きを読む
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腸の「判断機能」の起源を追求する中で、細胞膜=膜たんぱく質が重要な器官であること、その選択透過性が判断機能の起
肥満はここ数十年における人類史上の大きな変化 現代はかつてなかった自己免疫疾患や、消化器系の不全
今回は、生き物とはそもそも何なのか?を考えていきたいと思います。 生き物とは何か?という根源的な問いに答える前
「外圧判断機能」の起源を追求する中で、腸の起源から海綿動物へ、その体を構成する細胞の一つの襟細胞、さらに襟細胞
●我々は腸内細菌と共生している 現代はかつてなかった自己免疫疾患や、消化器系の不全、心の病、肥満、アレルギーが
前回の記事http://www.seibutsushi.net/blog/2023/02/8607.htmlで
多細胞の始まりは腸から?腸の起源とは? これまで睡眠について追求していく中で睡眠にはメラトニンやセロトニンとい
人類の平均寿命は、ここ100年程の間に大きく変化しています。日本では、1900年の男女の平均寿命は44歳、現在
人類はもともと細菌だったということは現在ではよく知られていることです。細菌には、古細菌(以下、アーキア)と真正
現代病:アルツハイマー型認知症の本当の原因に迫る①では、アミロイドβの増加・蓄積を発生させるものとして、近年増
前回の、現代の温暖化は例外的な時代!地球規模で見ると寒冷期に突入中!??に引き続き、地球の歴史から気候を読み解
昆虫は現在の地球上で繁栄を極めており、500万種以上の種類があると言われている。 なぜ昆虫はこれほどまでに繁栄
睡眠と進化(2) 睡眠が脳の循環を生み出しているでは、睡眠によって、脳内に循環が生まれること。その循環の滞りに
嬉しい、悲しい、楽しい… …人間には様々な感情がありますが、これって一体、どんなメカニズムで生まれてくるものな
過去の歴史や物の価値を調べる際、「何万年前の遺跡」など年代を示すことがよくあります。 そうした年代を測定する方
『哺乳類は、睡眠を高度化し脳を休息させることで、種としての成長を促進してきた』では、脳を進化させることを勝ち筋
乳酸菌は本当に胃を通過できるの? 皆さん「生きて届く乳酸菌」という言葉をきいたことがありませんか
地球温暖化による気候変動によるニュースが年々増えてきている。 確かに、ここ100年のデータで切り取ってみると、
前回ブログでは、「睡眠とは種の成長を促進させるための1つの戦略」と定義しました。そこで今回は、睡眠の起源を遡る
コロナ禍も終息しつつある今、日本人は未だにマスクで顔を隠す生活を善としていますが、それで本当の健康(肉体的にも
多細胞の始まりは腸から?腸の起源とは? これまで睡眠について追求していく中で睡眠にはメラトニンやセロトニンとい
人類の平均寿命は、ここ100年程の間に大きく変化しています。日本では、1900年の男女の平均寿命は44歳、現在
人類はもともと細菌だったということは現在ではよく知られていることです。細菌には、古細菌(以下、アーキア)と真正
現代病:アルツハイマー型認知症の本当の原因に迫る①では、アミロイドβの増加・蓄積を発生させるものとして、近年増
前回の、現代の温暖化は例外的な時代!地球規模で見ると寒冷期に突入中!??に引き続き、地球の歴史から気候を読み解
昆虫は現在の地球上で繁栄を極めており、500万種以上の種類があると言われている。 なぜ昆虫はこれほどまでに繁栄
睡眠と進化(2) 睡眠が脳の循環を生み出しているでは、睡眠によって、脳内に循環が生まれること。その循環の滞りに
嬉しい、悲しい、楽しい… …人間には様々な感情がありますが、これって一体、どんなメカニズムで生まれてくるものな
過去の歴史や物の価値を調べる際、「何万年前の遺跡」など年代を示すことがよくあります。 そうした年代を測定する方
『哺乳類は、睡眠を高度化し脳を休息させることで、種としての成長を促進してきた』では、脳を進化させることを勝ち筋
乳酸菌は本当に胃を通過できるの? 皆さん「生きて届く乳酸菌」という言葉をきいたことがありませんか
地球温暖化による気候変動によるニュースが年々増えてきている。 確かに、ここ100年のデータで切り取ってみると、
前回ブログでは、「睡眠とは種の成長を促進させるための1つの戦略」と定義しました。そこで今回は、睡眠の起源を遡る
コロナ禍も終息しつつある今、日本人は未だにマスクで顔を隠す生活を善としていますが、それで本当の健康(肉体的にも
みなさんは二人三脚をご存知でしょうか?二人組になって片方の足を縛って走る…まさにお互いが息を合わせて成り立つ遊
睡眠に対する世の中の注目度は高く、最近では、会社に昼寝を導入して社員の集中力アップを期待するなどの事例も見られ
これまで、皮膚の機能と重要性を追求していく事で、皮膚は『第ゼロの脳』であり、細菌などの初期生物が持っている外圧
人間や哺乳類、生物等の五感(視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚)と言われる感覚器は、進化の歴史を辿ると全て「皮膚」か
画像はコチラからお借りしました だいぶ間が空きましたが、前回のエントリー「観念機能の形成過程28~同期力と充足増幅力を高めたメスの思春期~」では、メスの同期について扱いつつ思春期との関係を考察してきましたが、そもそも人類 ...続きを読む
人類は宇宙・大地・食物から放射線を日々受けているが、その量は僅かで健康への影響はほとんどない。 ただ放射線事故や災害レベルで大量の放射線を受けてしまう場合、体内の細胞の遺伝子を傷つけ修復も追いつかないため、細胞が分裂でき ...続きを読む