静寂と涅槃について
✳︎音がしたら鼓膜や神経や脳たちがこの人間という生き物の構造上どおりの働き(あっ音がする)という認識をする。そしてその「音」もそれが鳴る原因たちの構造上のただその通りの音をただ発する。もちろんその「音」自体に主体のようなものを見つけることは出来ない。「音が鳴る働き」と「音が認識される働き」そしてこれら自然の動き(働き)の間に「境界線みたいなもの」を表現する働き。その他の働きと同じ「働き」の一つである「思考」という働き。「音が鳴る働き」「音が認識される働き」たった今「この文字を認識するという働き」「この画面が文字というものを表す働き」人間という生き物の中で起こる様々な働きと風が吹いて洗濯物が揺れる働きはどちらもただの「働き」境界線のない「ただの働き」だらけの世界。トイレの中での何気ない思考の働きも浜辺のサン...静寂と涅槃について
2022/09/23 13:20