Ushio プランタン

音への気づかい

私たちの身の回りには様々な音があふれています。 それを心地よいと感じるかストレスに感じるかで 過ごす気分が大きく左右されます。 例えば、事務系の職場内では不必要な会話、パソコンの キーボードを打つ音、携帯電話の着信音、ドアや引きだしなどの 開閉音、足音などは「ストレス音」と言わ...

2024/02/01 17:00

方言のちから

  方言は、その地域の風土や文化に根差した言葉です。 生まれ育った土地の言葉には、共通語にはない豊かな表現力と 力強さがあり、自分たちの心情をもっともよく表してくれます。 2017年に岩手県大船渡市のミドルシニアの女性たちを「けせん語」 の方言指導者として、石川啄木の短歌を、その...

2023/02/04 11:11

雨を資源に

誰の上にも降り注ぐ「雨」が資源として注目されています。 日本は海に囲まれ年間降水量も多い、水が豊かな国です。 しかし、世界に目を向けると、干ばつに苦しむ国は多く 30年後には気候変動や人口増加の影響で 世界人口の40％が深刻な水不足に見舞われると予測されています。 そこで、雨水...

2022/05/06 11:31

癒しの秘密

1977年に日本で「F分の1揺らぎ国際シンポジウム」が 開催されました。 以降、二年ごとに世界宅地で開催されています。 「F分の1揺らぎ」とは規則的なものと不規則なものが 調和した状態のことを指します。 この「F分の1揺らぎ」は日常生活の至る所に 散見され、人の心を癒し、リラ...

2022/03/26 10:28

人格者ほど

「人格者ほど謙虚である」というたとえで使われる 「実ほど頭を下げる稲穂かな」という諺があります。 これは、松下電器（現・パナソニック）の創業者である松下幸之助氏も 座右の銘にした諺です。 ひとは立場が高くなり、経験を重ねるほどに、謙虚をなくしがちです。 松下氏は立場が高くなれば...

2021/09/25 16:41

第一の富は

 アメリカの思想家のラルフ・ウォールド・エマソンは、 「健康は第一の富である」と説きました。 病気やケガをして健康のありがたさを実感するように 仕事の上で大切な要素の一つに健康保持があります。 健康は仕事面のみならず、プライベートを充実させる 為にも欠かせません。 健康を保持する...

2020/09/22 15:35

客観力を高めて

囲碁や将棋のタイトル戦が放映されています。 対局者が記録係に「棋譜」（対局の手順を示した記録）を 求め、それを逆さにして相手側から戦況を見つめることがあります。 自分の方向からの視点と、相手からの視点という 双方向の見方を感じ取ることで、 客観力を高めているように...

2020/04/12 09:11

観察力

古来、天気予報のない時代に、人々は空模様や生物の行動から天気を 予想していました。 それを観天望気といいます。 いわゆる先人の知恵というものです。 たとえば、「朝や明けの日には雨になる」「朝、蜘蛛の巣に露がついてると晴れる」 などです。 朝焼けは、空...

2020/03/30 16:20

植物に学ぶ

「緑豊かな大地」「街に緑を増やそう」など 植物全般を指して「緑」と呼ぶことがあります。 それは、植物の葉が緑色であることに由来します。 では、「なぜ葉っぱは緑なんか」と考えたことはありますか。 その理由は、葉緑素という緑色のもとが葉にあるからです。 植物細胞の中の...

2019/07/03 13:37

お点前

茶道では亭主が客にお茶を点てる一連の動作を表します。 「お点前」という言葉があります。 お点前の大まかな流れとしては、 ① 水屋で準備をして入室 ② 道具を清め、温める ③ お茶を点てる ④ 道具を清め 後始末をする ⑤ 退出となります この他にも数多くの手...

2019/01/17 12:06

出る杭は打たれる。

出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない。 「あまり目立つことはするな。出る杭は打たれるものだから」 こんな言葉を聞いたり、実際に言われたことはないでしょうか。たしかに目立つ人間は、とかく攻撃を受けやすいものです。人間の多くは、人の幸せを好ましく思わない...

2018/11/05 15:24

三箇条の口伝

「当流に万能一徳の一句あり。初心忘れるべからず。 この句、三箇条の口伝あり。是非の初心忘するべからず。 老後の初心忘るべからず。」 室町時代の能役者、世阿弥の格言である。 「初心忘るべからず」は芸道を極めるために、三つの初心を 忘れてはいけないと説いています。 ...

2018/09/02 10:18

整理整頓から始める

私たちの身の回りには、様々な物で溢れています。 家屋がなければ雨露をしのげませんし、食べ物がなければ生きてはいけません。 仕事を進める時も、機械や工具、書類など、関連するもの必要です。 それぞれの物に役割があり、働きがあります。 大切に使えば、その物が持つ本来の力を...

2018/04/06 12:25

アフリカの諺で

アフリカのある国の諺に、「早くいきたいならひとりで行け。遠くへ行きたいなら一緒にいけ。」という言葉があります。 急ぐときには、数人で連れ立って行くよりも、一人でサッサと歩いたほうが早く着き 、遠くへ行くには、自然環境が厳しいアフリカでは、皆で助け合った方が確実に ...

2018/04/06 12:07

空気と光と友人

「空気と光と友人の愛」 これだけ残れば落胆することはない。 地位・名誉・財産など現世的なもののほとんど全部を失っても 空気・光・友情さえ残っていれば、 まだまだ気を落とすことはない、希望は残っている。 ドイツの大詩人・ゲーテはこのように説いています。 私たちも...

2017/08/25 15:44

イギリスの随筆家

「博愛も慈善も同じくまず家庭より始めべからず」 広く万人に対する愛や弱い人にかける情は、人間として きわめて大切なことです。 しかしいくら立派な行いをしていても、それが自分の家庭の中で なされていなければ何にもなりません。 広く世の中全体に思いをいたすと同時に...

2017/08/25 15:34

暮らしの標語

「一人の友人に愛を過ごせば 十人の友人を失うことになる。」 ひとは友情を常に修繕しておかなければならない。という イギリスの詩人の言葉があるように、友情を保ち続けるには、 やはりお互いの努力が必要です。 同時に、一人の友人となかよくし過ぎると、 他の多くの友人...

2017/08/25 15:22

伝える順番PREP法

思っていることや感じている事を 相手に正しく伝えることは難しいものです。 頭に浮かんだことをそのまま言葉にするうちに、 自分でも何を伝えたいのかわからなくなってしまった経験は 誰しも一度はあるでしょう。 ある会社社長は、聞き手が理解しやすい話し方とし...

2017/04/08 08:36

00のために

「働く」ということは、「傍（周囲）を楽にする」ことだと言われています。 働きの多くはプラスの影響を周囲にもたらします。 同僚を助け、会社を支え、ひいては社会貢献へとつながります。 そしてそれは、他者の為ではなく、そのまま自分にもプラスとして 返ってきます。...

2017/01/17 14:08

明日の仕事を今日

ユニクロなどの衣料品小売店舗を展開する株式会社ファーストリング社長の 柳井正氏は、「仕事とは何か」という問いに、次のように答えています。 「僕は社員に（明日の仕事を今日やれ）といっている。本当の仕事とは、明日 何が起きるか予測し、そのための準備や計画を明日までに...

2016/09/24 06:53