浜松西高校・同中等部弦楽部
友人のお孫さんが出演すると聞いて、 春休みで我が家に泊まっている孫を連れて、 カミさんと一緒に演奏会に行ってきました。 昔とは違い、高校生や中学生の弦楽器の演奏技術には驚かされました。 まず、調弦が正確でした。 学生の低音部は、以前は調弦が正しく行われていないことが多かったのですが、 今回は違いました。けんジイさんの常識は覆されました(^^♪。 特に7本のダブルベースの調弦の正確さに感心しました。 指揮者も素晴らしかったです。 ブラスバンドも同様ですが、学生を指導する先生の指揮者の多くは、「俺がこのバンドをリードしているのだ」というような、 主導的なオーバーな指揮をしますよね(^^♪。 しかし、このバンドの指揮者は真逆です。 演奏者の主体性を最大限に引き出す指揮をしていました。 演奏が指揮を引っ張っているような気さえしました。 これは一種の演出とも言えますが、演奏者のレベルが高いからこそでしょうね。 エンターテイメントのステージでは、演奏者がMCも兼ね、 ビオラの数人が突然楽器をリコーダに変えたり、 グランドピアノやシンセサイザーを駆使して色彩豊かな演奏を披露しました。 観客も非常に多く、この学校の集客力にも感心しました。 湧き上がる惜しみない拍手も、 家族を含めた人間関係の濃さを感じさせるものでしたね。 素晴らしい体験でした!
2024/04/03 22:31