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あとがき
初の、1人称への挑戦でした。 思ったより、というか3人称よりむしろ書きやすかったけど、ちょっと窮屈。 ほぼ毎日更新!を心掛けてきたのですが、第2部の後半から…
2012/01/11 22:30
30.終 章
徐々に、反発する者も下層から順にあきらめ、従うようになっていった。国をつくるのは民衆であり、所詮貴族は国のほんの一握りの人間でしかない。彼らはその時になって…
2012/01/10 23:55
29.改 革
その後、陛下は数年の間にアルスーデル国の、国のあり方そのものを根底から変えてしまわれた。 それまでこの国は、王に忠誠を誓う各地の貴族群、その貴族に忠誠を尽く…
2012/01/05 22:23
28.賭 け
「--陛下、今となっては推測でしかないのですが、」 「なんだ」 「恐れながら、リシュー公爵殿は賭に出られたのかもしれません」 「賭、と?」 「は。陛下のお命…
2011/12/20 22:11
27.油 断
ぎゅっと眼を閉じた。 唯一の信頼できる血縁者である、叔父上を慕っていたのは誰でもない陛下だ。ショックを受けているのはわたしではない、陛下なのだ。 何があった…
2011/12/11 22:06
26.横 死
戦乱終結からほどなく、国内外の歓喜の渦の中、殿下は法律上正式に王位に即き、わたしユリタス・ルッケーリは元帥に任命された。 これで、わたしは名実共に軍部の総指…
2011/11/29 22:52
25.勝 利
ーーああ、そうか。 わたしはようやく理解した。同時に肌が粟立つ。 追いつけない。その背中を見失わないよう、必死に食らいついているのに、それでも置いて行かれて…
2011/11/27 21:47
24.臣 下
「失せろ」 殿下は間違いなくそう言った。 使者は思わず顔を上げた。殿下の凍るような視線にぶつかり慌てて伏せる。しかし、屈辱に肩を震わせているのが見て取れる。…
2011/11/20 22:49
23.使 者
正しい眼を持つ者ならば、どちらに着くべきか判断できたはずだ。腐敗しきった瀕死の古い貴族集団と、若い力が主力の新しい貴族集団。その統制と実力、そして勢いどれを…
2011/11/13 22:38
22.覚 悟
不覚にも泣き出しそうだった。 おそらくこの瞬間、わたしの顔は情けなく歪んでいただろう。殿下の思いはわたしにはあまりにも畏れ多い。一方で、殿下の心内にあるであ…
2011/11/12 21:40
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