瑞月です。いつもご訪問いただきありがとうございます。ただいま「らぶらぶ万歳サークル」さまで、夏の競作大会が開催されておりますが、遅ればせながら作品を掲載していただきました。大幅に締め切りを過ぎていたにもかかわらず快く掲載を承諾していただき、アルシュさん、ありがとうございました。今回のお題は「蛍」でした。「夏の夕べ」と言うタイトルです。よろしかったらご覧になってください。長い梅雨が明けたと思ったら、...
『なんて素敵にジャパネスク〜二次小説』 ***短編*** ジャパネスク・プリンセス~17~ ***「権大納言家の姫君さま。さ、どうぞこちらにお座りになって下さいまし」いそいそと気を引き立てるような小萩の言葉に、綺羅姫、もとい綺羅君は緩やかな身のこなしで着座した。(ほぉ・・・)隣の小萩から声にならなら感嘆のタメ息が聞こえる。「ただいま、白湯などお持ち致しますわね...
『なんて素敵にジャパネスク〜二次小説』 ***短編*** ジャパネスク・プリンセス~16~ ***すわ事件か?!と高彬は腰を浮かし、あたしと悠子姫は目が合って後、同時に声のした方に目を向けた。「何かしら、今の悲鳴・・・」「まさか白昼堂々、盗賊ってこともないでしょうけど・・」あたしたちが代わる代わる不安を口にすると「ここで待っていて。ちょっと見てくる」言いながら...
『なんて素敵にジャパネスク〜二次小説』 ***短編*** ジャパネスク・プリンセス~15~ ***「まず聞きたいのは、二人の離縁の意志は固いのかと言う事・・・、です」語尾の辺りで綺羅姫を見た高彬は、にわかに口調を丁寧なものに変えた。腐っても鯛、じゃないけど、姫でも上司、だから、言葉遣いが丁寧になるのは当然よね。「それはもう、カッチカチに固いわよ。まぁ私としては...
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