郷土の歴史街道~興津宿・薩埵峠・由比宿を歩く
秋晴れの行楽日和にじっとして居られなくて、古の旅人が難儀して越えた、かの歌川広重の東海道五十三次の絵にあるように、薩埵峠を登って見ることに、当時の面影を偲びつつ今日のよき日に秋風を感じながら・・・登り口は墓場の中から薄暗い木々のトンネルを登りきると、そこは眩しいほどの青空だった。薩埵峠に着きました30分少々右手に駿河湾、東に越前岳その上にふじのやま。今日のメーンイベント、曼珠沙華(彼岸花)この色の鮮やかさ、毒々しさ・・・両端にも彼岸花が咲き誇る。頭上には蜘蛛の巣が・・・現代版、広重の絵に描かれた絶景ポイント、東海道線、国道1号線バイパス、東名高速道、東の空に富士の山夕暮れともなると、車のヘッドライト、バックライト、電車のライト、富士の勇姿、アマチュアのカメラマンの放列古びた標識が旅愁を誘う。カーブミラーに映る駿...郷土の歴史街道~興津宿・薩埵峠・由比宿を歩く
2013/09/30 09:51