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  • 名もなきヒーロー。

    水曜日の朝、札幌で祖母が亡くなった。 年末の帰郷も間に合わず、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいである。自分が帰国や帰郷をする度に、まるでヒーローが帰ってきたように喜んでくれていた。誕生前の自分を知る数少ない人が他界したと思うと、これも悲しいことである。 先日、会社の社...

  • 成長へのキヅキ

    御酒をヤメテ、1カ月が経った。身体が軽くなり、集中力が上がり、眼も良くなったような―気がするだけで、特に何も起きていない。すぐに結果を求める性格はすべてを短命にするのだから、成長度合いだけは幾分寛大でいようと想う今日この頃である。 トニカク、夜が暇になった。飲む席に行く気に...

  • 秋のエンブレム。

    わたしがブログ編集のパスワードを思い出せないあいだ、社会では様々な事が起きた。エンブレムから始まり、安保法案もあり、短く感じた猛暑から初秋へ、アジアもヨーロッパもバタバタしている間にわたしも山奥で歳をとり、最近はノーベル賞、ラグビーで一色だ。なかなか落ち着かずに今年も最終四半期...

  • 紙とペンと文才の立ち位置。

    世間を賑やかせた又吉氏の「火花」を書店で見かけた。素朴な成り立ちの短文は読みやすく、彼が手がけたもう一冊の四文字熟語を題材にした作品との共通点で道が開けた。文才よりも必要なのは、自らが求められるモノをよく理解できる才能ではないだろうか。立ち位置を弁えるペットは可愛がられる。ペッ...

  • 3つの生きるヒント。

    下半期のスタート。はじまりは、いつも雨である。 最寄駅から家までは徒歩3分。然程アメが強くないと思い歩きだし、車のライトに照らされる雨をみると、折畳傘に手が伸びる。向かいからのランナーとすれ違うと、ふとイエモンの歌詞を思い出した。今度は、携帯電話を片手に昨夜録画したTV番組...

  • 爆買い返し。

    嫌なタイトルである。最近は、「大人買い」を超えた「爆買い」という言葉を耳にする。わたしの場合、オフィスが銀座にあるので、気晴らしにスタバまで出掛けるだけで驚くほどの中国人観光客とすれ違う。今や世界の旅行者の9人に1人は中国人。富裕層の中国人にしてみれば、銀座というは我々日本人で...

  • スポーツの形。

    東京にもようやく春が来た。春といえばスポーツ観戦である。先日も、6月のサッカー日本代表戦の予定が発表された。横浜か・・・楽しみだ。結果が全てであり、参加することに意義があるのがスポーツ。 スポーツには、一般的なフィジカルスポーツの他にダーツや将棋のようなマインドスポーツとい...

  • プログラマーによる街づくり。

    前回はデジタルだったので、今回はプログラミングである。といっても著しく知識がないので雑誌に頼り、「プログラマーの思考」というMother Jonesからの和訳記事を読んでみた。 記事曰く、冷蔵庫を開けて、「残りモノで何を作ろうか」という思考のデジタルバージョンを「コンピュー...

  • Instagram - 国境なきブランディング。

    アメリカでの留学時代―2004年になんとなくはじめた『facebook』。近年はインスタグラム(IG)を買収し、今や誰もが知るSNSに成長した。これは、ソーシャルネットワークという人を繋ぐシステムから、ブランディングというマーケティング手法を兼ね備えたということになる。その内側...

  • 御花見の教訓

    桜は、雨の水分を吸って咲くという。「せっかく咲いたのに」と雨を悪者扱いすると、さすがに可哀想である。今年度に入り、ビジネスにも緊張感が漂い、枯れかけの御花見のような楽観的にもほどがあるイベントに参加出来ず、いつものバーに立ち寄っては、カウンターで強い酒を頼むようになったのは歳の...

  • 時代を噛めば (2015)

    なんとなく―「時代が柔らかくなった」みたいな表現をしたかったが、適当な理論が見当たらなかった。 テリー伊藤が、彼の古き友人のデザイナーから「柔らかい服を着るようになったな、それは歳をとった証拠、もっと堅い服を着ろ」と言われてた気がする。歯科医の先生が、日本人は咬み過ぎで歯茎...

  • スノー・マジック・ファンタジー

    年越しは、実家のある札幌でのショートステイを楽しんだ。独りで雪山で車を走らせては、カー・ステレオから心地良いピアノが流れてきて、外に出ると、自分の溜め息を最後に、河川岸が無音と共に少しづつ暗くなってきて―大地を感じる―今年最後の溜め息をこんな綺麗なところでしてしまったのか・・・...

  • オムレツと卵の話。(後半)

     「オムレツは卵を割らないと食べられない」 今週末は年に一度の接待や秋葉原での落ち着いた御食事で、フォアグラを食す機会があった。最近はユニークに食すもので、ポテトサラダに添えたり、ソテー後に炭火焼にするフォアグラは、赤ワインで頂くと言葉にならない。ご存じか―フォアグラの上質...

  • オムレツと卵の話。(前半)

    皆さんはどう感じるか分からないが、この世の過酷な集団行動の一つが、映画館で観賞という行動である。決められた席、室温、時間にこちらが合わせる努力をするが、いざ想像を超える量のポップコーンを渡され、分かり辛い席を探し、着席したかと想えば、案の定コーラZEROが欲しくなる。暗室と化す...

  • もうひとつのチャンス。

    年末の一斉取り締まりである。 警察は、初めて、事前にいつどこでスピード違反取締りを行うか公表したうえで実施したという。こういう取り組みは、今後日本国民に新しい意識を生ませることになる。駄目なものは勿論ダメなのだが、「意識が高い人間にはそれなりのチャンスを与える」という考え方...

  • そして、ヒト。

    時計と車。共通点は、時に、金持ちが群がること。「速度に関係があることや、大小の歯車が精密に回転すること、 狭い空間にぎっしり詰められている感じ・・・」だと、どこかに書いてあった。   時計も車も好きではない。でも、 以前ブログにも綴ったように、腕時計に少し魅力を感じ始...

  • とある進化の御話。

    とある日曜の昼下がり。ジムになかなか出発できないので、とあるドラマを観ることにした。料理人のドラマで、こんな言葉と出会った。「いい師匠に出会うには、いい弟子でならなければならない。そして、やがていい弟子はいい師匠になる。そうやって受け継がれていく。」 6日後の土曜日。とある...

  • 「温故知新」

    温故知新(おんこちしん)―「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」と訓読される。 そんなテーマを掲げるドキュメンタリーを観てみると、斉藤上太郎氏の特集であった。祖父は染色作家の斉藤才三郎、父は現代着物作家・斉藤三才、彼はキモノデザイナーである。彼の「朱色...

  • タワースポット

    一昔に少し流行った「パワースポット」という言葉だが、実はパワーを欲しがる人間ばかりが集まるので、実際はスポット自体は負のオーラでいっぱいらしい。 実は、わたしにとって来年「2015年の冬」には大きな意味がある。これに密接に関係していくのが東京タワーである。一年に一度は、タワ...

  • 禁じられた記憶力

    「愛によって禁じられた 君の胸の想い そのかぼそき手は 私を拒絶する それでも求めているのだ 私の手が握るのを その瞳は告げている 私を愛していると たとえ その唇が 私を拒もうとも」 とある映画のひとシーンで唄われた(であろう)オペラである。わたしは、よくブログで書きたい...

  • +32

    最近は、「足るを知る」という言葉が頭から離れない。   あそこまで行ってやろうと挑んでも、途中で簡単に思えて行先をさらに奥地に設定する。本を読んでもなんだか結末が予測できると、筆者がページの枚数稼ぎをしているようで、それにはお付き合いできない。御蔭で、足るを知らないと...

  • dead or alive

    いきなりですが、深刻なニュースを世に伝えるアナウンサーには、やはりバラエティー番組には出て欲しくない。芸人も芸人で、朝からニュース番組で真面目な顔を晒してほしくない。最近は、俳優がアニメ映画の声優にチャレンジするのも見苦しい―なぜ「ニーズ」が在るからといって自らの専門分野から足...

  • ガウディの書物。

    「すべては自然という書物に書かれている、人間はそれを読むことを学ばなければいけない。」   ガウディが残した言葉である。スペイン・バロセロナに聳(そび)えるサクラダファミリアは、彼の遺作と呼べぬ未だ建設が続く聖堂だ。もう少し深く感じたい―あえて遺作として残さず、生きる化石...

  • 様々な界

    エルニーニョは、5年振りの到来といわれている。ペルー沖の海水温度から読み取ると、今年の日本の夏は夏らしくない夏になるという。沖縄も東京も例年より4~5日早く梅雨に入った割に、だらだらじめじめと長引くらしい。しかしながら・・・と 例外の例外を例に出され何を信じればよいかが未だに不...

  • いざ、宇宙へ。

    先月はさすがにブログを怠ってしまい、我ながら少し反省している。やはりアウトプットをせずに溜め息ばかりしていると、息切れになってしまうようだ。ご存じの方も多いと思うが、6月2日からどうしても挑戦したい企業に入り、人生における三社目のスタートをきった。7年間以上勤めた外資グローバル...

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私考索悟 2
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