廃園から望む空

廃園から望む空

赤土の果てなく広がる 廃園の朽ちたベンチより 風に舞う土にくすむ 空を望む 凝らす目に一瞬 空を光の帯が 地平の一方から一方へ 素早く去るのを見た ただ一度この世界に 時の流れを知ら