―美味しさとコクの品位を高める香味小玉ネギ―
欧米には、其の低生産性が理由で20世紀の半ばには、すっかり市場から消えてしまった、今日の玉ネギの元祖と言える分球玉ネギ品種がありますが、其の同類でありながら、伝統的な料理食材としての高い評価を受けて生き残り、今尚も幾つかの品種が栽培続けられている香味小玉ネギのシャロット、其の西洋種とは別の東洋種はアジア地域では、今日の小玉ネギの主力栽培品目であり、其の繁殖に興味を持つようになって始めた外房菜園での東洋種シャロット栽培、西洋種の試験栽培と合わせると、今年で早くも6年を越します。今年の東洋種シャロットの収穫量、およそ60キロほどでしたが、収穫適期が一週間程遅れた事に加えての其の後の悪天候で、乾燥熟成させての休眠処理に失敗し、腐敗球と一部の早期発芽球の発生で多くを廃棄する始末となりました。―今年収穫した天日乾燥中の香...―美味しさとコクの品位を高める香味小玉ネギ―
2019/07/25 16:02