向き合えない事実
母の最期の瞬間、私はそばにいなかった。 毎日通い、母が旅立つ直前の二晩病室に泊まり込んだ。 なのに私は母の最期の瞬間にいる事が出来なかった。 「今日は出来れば泊まってください。お電話しようかと思っていたんです。」 4月30日、子供達を連れて病室に入るなり言われた。 頭が真っ白になった。 積極的治療をあきらめた頃から常に思っていた事がある。 ゆるやかにだんだんと、私が見てもそれとわかるように…
2011/06/18 04:09
2011年6月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、たからさんをフォローしませんか?