しんさんとはnoteで出会った。彼女はraydraの名で詩など投稿していた。どうやら勤め人らしいが万華鏡作家でもあり、釣りを趣味とし、エレクトーン奏者でも...
自作の詩とショートショートを紹介。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
読み物、曲、絵、動画を制作。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
命がけの乱闘の末、男は得点した。多くないが、少なくもない。ただし、それは金額ではなかった。ただの数値に過ぎない。名誉には違いなかろうが、それだけである。犠...
チャイムが鳴った。玄関ドアを開けたら強盗が入ってきた。あわてて左右不ぞろいな靴を履いたまま外出する。私を訪ねてきたらしい男と庭で出会う。「確認してから伺お...
ある行為に対して、それ相応の数値が発生する。その数値は文字や音声や画像に変換される。変換されたそれらを分類して保存する。そこから取捨選択して組み合わせる。...
見た夢のイメージを文章に変換してブログに投稿。これを朗読して動画化すれば、ほとんど夢の再現。ネットには大量のイメージがあふれている。収集分類整理システムを...
額装された一枚の絵がある。目を悪くした印象派が描いたような風景画。色彩感覚が狂った感じ。あるいは、AIによって合成された画像かも。それを使って対象人物の反...
猿が幼女に親しみ込めて死のプレゼント。なにをあせっておるのやら、真夜中にセミの鳴く。 レンコンと玉ねぎを山ほど積んだ貨物列車が接近中。保険の調査員、なぜか...
オフ会に参加する女と携帯電話で会話していた。「それで、あれの件だけど」「あれってなに?」どうも話が嚙み合わない。さりげなく電気工学関係の技術者が現れる。「...
トイレにて 「今の屁の音はドかな」なんて思った。考えてみれば 音には どれも程と 色と 量がある。程をわきまえ 色を慎み 量に頼らず 程ほどに 鳴るがよい...
人種的偏見の強い国の特に強い地域。そこの被災者施設で共同生活している。おれは差別を受ける側の人種。多勢に無勢。現在、施設は改築工事中。とにかく余裕がない。...
高校時代に潜水部を発足させようとした。今なら「スキューバダイビング部」と命名するはず。酸素ボンベなんか用意できない。水槽用エアーポンプを改良して使うつもり...
内なる我々は自由だ。我々の想いは科学的である必要はない。また、論理的でなければならないわけでもない。さらに言えば、倫理的でなくてもかまわない。外の世界、実...
オートバイに乗っていた。途中、警察の検問を受ける。道交法もうろ覚えなので心配。だが、目視検査だけですぐに解放された。名のある料亭に乗り込む。子連れの友人と...
江戸時代が舞台。ある商人が友人の息子の世話をする。その息子は青年で、名は市兵衛。夜鳴きそば屋を始めたばかり。屋台はすでにある。青年が自力で用意したのだ。な...
善いことをやろうとして悪いことをしてしまう人がいる。わきまえのない未熟者である。善いことはしなくてもかまわない。せめて悪いことだけはするな。これに尽きる。...
近所で野球大会が行われるという。見物するため、兄と出かけることになった。実家の隣との境界は段丘になっている。そこに手作りの階段が設置されてあった。実家は改...
いかにも作ったような話には裏がある。「ああ、またか」血の気のないアルゴリズムと申しますか、決まりきった制作手順の繰り返し。退屈な既存パターンが見え隠れ。思...
下山してから誰かと会った。少し話をするうち、何か思い出して 再び山に登ろうとしている。コンクリートブロックに覆われた斜面。なぜか手にゴミ袋を持っている。キ...
ある会社で社員をしている。社長と打ち合わせをしていたら 退職した元重役が乗り込んできた。「あいつはどうした?」元重役は別の元重役について尋ねる。どうやら過...
不況のせいか、工場は暇である。わずかな仕事を数名の社員で処理している。裁断した印刷物をチューブ状に巻く。しかも印刷面が内側。そのまま接着してしまうので わ...
指のゴム鉄砲で友人と遊んでいる。「ヘイ。ここに当ててみな」おれは尻をペンペン叩いて挑発する。「当たると痛いよ」「輪ゴムだろ。痛くないよ」それでも彼は躊躇(...
緋牡丹のお竜 姉(あね)さんの 着物の裾(すそ) はらりと割れるや ほの白き 太腿の切っ先 我が眼(まなこ)に ...
サーカスのテントの中。これ見よがしに大型バイクが置いてある。なんとも奇妙な仕様。ハンドルを握るように義手がついている。見世物としての意味があるのだろう。義...
オフィス街らしき景観。どこかへ行くつもりで歩いていた。なにやら不穏な気配がする。そして突然の強風。街路樹の樹冠が一瞬のうちに吹き飛ばされた。しかも、残った...
長い長い油揚げを端から切り刻んでいる。見えない包丁のようなもので。そのすぐ隣では、誰かが同様に紙テープのようなものを切っている。これらイメージが何を意味す...
空家になっても玄関ドアに新聞が入れられる という配達ミスがあった。それで久しぶりに新聞を読んだのだが すぐに気持ち悪くなってしまった。さあ読め、ほれ読め。...
ある犯罪者を警察が逮捕した。こいつはおれを殺そうとしたらしい。つまり、殺人未遂だ。理由は不明。面識もない。それで拷問に近い尋問が行われた。こいつはおれが持...
女が憤(いきどお)っている。ドア越しに紙封筒を差し出しながら。制度の悪用を非難しているらしい。どうやら犯人が特定できないようだ。気持ち、わからんでもないが...
事務所で同僚たちと世間話をしていた。社員と恋人、仕事と趣味、みたいなテーマ。恋人にデザインを発注するのは社員としていかがなものか、みたいな内容。どうでもい...
おれと女と男の子が一緒にいる。親子ではないが、そこそこ親しい関係。道路からちょっと離れたところに宮殿風のリゾートホテルが建っている。これから三人でホテルの...
乱暴な運転をしていたクルマが路上駐車のクルマの上に乗り上げた。そのため、奥の路肩に駐輪していた おれのバイクが出せなくなってしまった。クルマを運転していた...
日光浴するつもりでマンションの屋上へ向かった。最上階の踊り場の天井に金属の扉がある。脚立をかけて上り、留め金の南京錠を外す。扉を開け、晴天の屋上に出た。そ...
電車の中で男と会話していた。劇画の話だったと思う。よく思い出せないが 劇画は漫画とどう違うのか、みたいな。昔、この男とおれは劇画を描いていたらしい。で、男...
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しんさんとはnoteで出会った。彼女はraydraの名で詩など投稿していた。どうやら勤め人らしいが万華鏡作家でもあり、釣りを趣味とし、エレクトーン奏者でも...
yayaさんとの出会いの場所は今はなき伝説の音声投稿サイトあのkoebuだった。yayaさんはおいらが書いたお題、つまり脚本をいくつもお声にして、つまり朗...
えへん もぐもぐおいらはもぐら もぐらだぜ悟っているやら いないやらさとる文庫たぁ これいかに昔懐かし ケロログや2号館 3号館 まだまだ続く月曜から土曜...
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中(せな)で咲いてる緋牡丹(ひぼたん)ひとつ あんた あたいの花弁を見たんかい? そいつぁ 命あっての物種(ものだね)だぜ 万...
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...
夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...
てがら てがら 手柄の話は オラオラよ にやにや にったり なあ みんな 耳の穴 かっぽじっておいらの自慢を 聞きやがれ Credit StoryCred...
コロコロ転がる心の形 坂道だらけの通学路 あの子が欲しい あの子じゃわからん この子が欲しい この子じゃわからん まあるくなってアルマジロ コロコロ コロ...
赤いちょうちん 紺のれん いらしゃいの声聞けば ここは地鶏屋 信玄よ 焼き鳥 つくね 手羽先 かしら まずは一杯 栄町 お座敷それとも カウンター こちら...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房設備、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
屋外でなにかを集めていたのだ。小石とか木片みたいな小物を。そして、それらを誰かに差し出す。すると、野球のボールが一個こぼれ落ちた。それは傾いた地面を転がり...
図書館みたいな場所。棚の上に山積みされた本の中から一冊だけ持ち帰ることが許されているらしい。物色するものの、欲しい本が見つからない。とりあえず英文の小さな...
そこそこ高い建物の上から見下ろしている。この建物の住人であろう人々と一頭の犬の姿がある。ある制定されたばかりのルールによってこの犬を殺さなければならなくな...
なんとなくホテルの一室。思い出せない何かを探していた。水に濡れたクモの寄せ集めみたいな塊がある。黒い脚みたいなのがもぞもぞ動く。それをよく見ようと近づく。...
粘土でこしらえた共同住宅の模型がある。これを囲んで住人たちが相談している。「これはまずいですよね」地下部分に水で浸食された空洞がある。その部分を住人の代表...
夜中に屋外で深呼吸をしている。暑いのか、上半身は裸。なぜか両手首にシールが貼ってある。バーコードやキャッシュカードみたいな感じ。違和感はない。生活する上で...
つまらんは罪 おろかなるは罰 人間関係 ほとんど信用がすべて 規則や法律 最低限にとどめておけ 探し物は 要らなくなった頃に見つかる やりたいことと やれ...
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中(せな)で咲いてる緋牡丹(ひぼたん)ひとつ あんた あたいの花弁を見たんかい? そいつぁ 命あっての物種(ものだね)だぜ 万...
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...
夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...