被災者に安全な県産野菜 高山のスーパー、宮城・気仙沼へ
東日本大震災を受け、高山市松之木町のスーパー「モリー」は27日、3トントラックにホウレンソウなどの県内の野菜を積み、宮城県気仙沼市へ出発した。福島第1原発事故の影響で福島県などの野菜が出荷停止になるなか、安全な岐阜県産の野菜を被災地の住民らに無料で提供する。モリーの冬頭守雄社長(66)は、気仙沼市に3店舗を展開するスーパー「片浜屋」社長と友人関係。震災発生から1週間以上連絡が取れず、「心配した」と話す。片浜屋は2店舗が津波被害に遭い、1店舗のみ経営しているという。届ける野菜は岐阜市茜部新所の高木青果からも提供を受けた。ホウレンソウ約1100把、チンゲンサイ約1200把、長ネギ約1000把など県内野菜6種類のほか、果物やカップ麺などをトラックに積んだ。気仙沼には28日朝到着予定。「片浜屋」の敷地を借り、地元住民に...被災者に安全な県産野菜高山のスーパー、宮城・気仙沼へ
2011/03/28 16:27