諸川さんのブログ

第3章 ｛4｝

｛ 4 ｝ 「向井、今、誰が一番だ？」 川上部長が、向井に聞いた。 「部長がダントツです」 「あー、そうか、じゃあ、ビ…

2011/05/04 20:41

第3章 ｛3｝

｛ 3 ｝ 大きな声を上げたのは、部長であった。 得意満面の笑みである。本日4人の中で、初上がり。 振り込んだのは、亜人であった。 「部長、何点で…

2011/05/02 20:39

第3章 ｛2｝

｛ 2 ｝ 「では、始めましょう」 と、向井はやや低いトーンでゆっくりと言った。 カラン、カラン。 別の客集団が、紅梅荘へやってきた。かなりの…

2011/04/30 20:37

第3章 ｛1｝

こんばんは、おひさしぶりです。今日で、9回目となります。第三章 対戦 ｛ 1 ｝ 対戦の準備は整った。ここまで全て、項助が仕切った。だが、 「部長、…

2011/03/01 21:44

第2章 ｛4｝

みなさん、こんばんは。8回目となります。｛ 4 ｝ 息を切らせながら、項助がオフィスの中へ入ってきた。 「部長！ただいま戻りました！」 項助の大…

2011/02/12 21:20

第2章 ｛3｝

こんばんは。7回目となります。 ｛ 3 ｝ 春海と綾、瑞樹は、まだ、『1952』にいた。 項助が帰り、店内は、静けさを取り戻した。瑞樹が言った。 「…

2011/02/07 22:41

第2章 ｛2｝

こんばんは。6回目となります。 ｛ 2 ｝ カラン、カラン。 「亜人っ、亜人っ！」 項助は、喫茶店に入るや否や、大声を出した。 「い…

2011/02/03 22:20

第2章 ｛1｝

こんばんは5回目です。第二章 Y株式会社 ｛ 1 ｝ Y株式会社、社内。 「おーい、項助。今晩、マージャンでもするか？」 Y社部長、川上 孝重 の…

2011/01/30 22:15

第1章 ｛3｝

こんばんは。第4回目となります。 ｛ 3 ｝ 春海は、咄嗟に目線を逸らし、青灰色のビルをジッと見つめ、知らぬ ふりをした。 左頬のあたりに、男の視線を感じ…

2011/01/25 22:32

第1章 ｛2｝

みなさん、こんばんは。今日は、3回目です。 ｛ 2 ｝ ブーブップ、ブーブップ、ブーブップ、ブーブップ、 テーブルの上に置かれていた携帯が…

2011/01/16 17:25