イースター島 悲劇の教訓 : 孤立した島国の経済規模が引き起こす島民間の対立と文明消滅
近世に鎖国をしいていた国に、日本とアルバニアがある。ユーラシア大陸の一部であるアルバニアは軍事的な目的により鎖国政策を取ったとされるが政治的な事柄に限られ、商品市場の交易は一部規制程度であったという。一方、日本は政治、経済を、殆どの部門で規制した。江戸幕府の一部国との貿易独占以外は全く民間交易は行われなかった。イースター島(チリ領)は、モアイ像でも有名な南洋島国である。歴史は長く、島民も1万人を擁していたが、宗教儀式による巨像作成と設置、祭典催行による島民動員、樹木伐採と環境破壊、資源をめぐ...
2020/05/09 15:34