日本のエネルギー資源貿易政策(17)―交易条件指数から見た石油貿易政策の課題―

日本のエネルギー資源貿易政策(17)―交易条件指数から見た石油貿易政策の課題―

日本のエネルギー資源貿易政策(17)―交易条件指数から見た石油貿易政策の課題―   (要約)資源小国、日本の貿易では、特にその最大額の輸入商品は、原油及び石油製品であり、原料、原材料輸入額を、輸出価格、輸出額へ如何に転嫁しうるか、即ち、交易条件を如何に引き上げていくかが、その貿易政策の課題の焦点となる。だが、多くの非産油国が、精製や石油化学においても、輸入原油を原料として精製、製品化して輸出商品として...