矢倉戦法の歴史（1）矢倉囲いの出現

矢倉とは  以前から書きたいと思っていた、矢倉戦法の歴史に手を付けたいと思い記事を書き始めました。私も50代に入って、出来るうちに、やりたい事をしておきたいと…

序盤ソムリエnote

ブログ更新無いまま随分とご無沙汰しております。実はブログ記事の下書きは有るのですが、記事として公開できるほどまとめられていません。そこで記事未満の考察をnot…

古棋書の目録

ここ最近、将棋の戦法史を調べてまとめるつもりで、江戸時代から昭和初期の棋書目録の作成とその棋書の内容を調べられそうか、と言う調査を行っています。調べた範囲では…

横歩取り△3三角戦法の歴史2:初期の横歩取り内藤流1

はじめに9月の初め頃に、角換わり腰掛け銀の記事を書いていたんですが、まとめ切れないままになってしまってました。そうこうしている間に、大きな場面で角換わり腰掛け…

▲4六銀戦法での▲9六歩

はじめに王位戦の第4局は大熱戦の末に羽生先生が勝たれましたね。羽生先生の△6四歩が「大胆な手」とか「長らく見かけない手」とか評価されていて、私もどういう風にこ…

▲4六銀戦法の歴史

はじめに前回は、矢倉の▲4六銀戦法に関連して、早目に△5三銀とする形を紹介しました。実戦例も多数有ることから、昔の森下先生の著書にある悪手の評価は変わっている…

早めの△5三銀

はじめに竜王戦の挑戦者決定戦第1局が行われ、糸谷先生が勝利を収められましたね。今回は、その前の準決勝、羽生vs郷田戦の序盤の形について見てみたいと思います。（…

第55期王位戦七番勝負第2局

 今日から王位戦の第2局ですね。徳島市の渭水苑での対局なので、私の母校の近くです。明日は都合がつけば、夕方仕事を終えてから解説会に行きたいと思います。木村先生…

角交換振り飛車の角の処理

はじめに以前から、角交換振り飛車の記事を書こうとして、なかなか進まなかったので、もっと基礎的な話として、角交換振り飛車で問題になるところをまとめてみることにし…

三枚換え定跡のルーツ（王座戦予選；野月vs島戦から）

はじめに最近、私はなかなか携帯中継をチェック出来ないのですが、2月7日はたまたま携帯中継をチェックしてました。そうしたら野月vs島戦で序盤からなかなか興味深い…

九世名人・六代大橋宗英(3)

はじめに大橋宗英九世名人は著作(遺作を含む)をたくさん残しておられます。「将棋粋金」、「将棋輝光」、「将棋奇戦」と言った手合い集、「将棋歩式」「平手相懸定跡集…

横歩取り△3三角戦法の歴史

はじめに先日、瀬川先生の出された、横歩取りの本を購入しました。（瀬川 晶司 (著)「横歩取りマップ 」 ）この本は、横歩取りに興味の無い方でも出来れば読んで頂…