朝からグルメ

朝からグルメ

朝の目覚め、浮遊していた心と体に現実が戻ってくる一瞬真っ先に思い浮かぶのは何でしょう。子供のころのことは一切覚えていません。多分どうやったら固い雪道を転ばずに学校へ行けるだろうか、とか昨日行った本家の仏壇に供えてあったお菓子美味しそうだったな、とか今日の音楽の時間何とかすっぽかす方法はないだろうか、とかさしあたってここら辺は頭の片隅にあったでしょうけど。記憶に残るのは大人になってから。離れて住むようになった母のこと余命を隠して看取った姉のこと最期まで一言の苦痛も漏らさず逝った彼のことそして、末期の彼に未来を託され誕生した初孫のこと。二人の孫たちはずいぶん長い間目覚めの余韻を楽しませてくれましたがもうそろそろ卒業したほうが良さそうね。などと考えているうち、なんととんでもないことに今日のレシピなどを一生懸命考えてい...朝からグルメ