超成熟社会にアベノミクスって…
素朴に疑問に思う。日本はもう、経済が「成長」する余地がほとんどない、超成熟社会なのにどうして「もっと、まだまだ」と未だ言い続ける人がたくさんいるのだろう。社会は十分に物で満たされていて、わたしたちは物質的には十分満足している。飢えているのはむしろ「心」の方である。この高度に「産業社会化」されたシステムの中で、わたしたちの人間性が、経済至上主義に日々陵辱されてはいないだろうか。自民党が政権交代後、何よりも先に「アベノミクス(=大胆な金融緩和によるデフレ不況および円高不況からの脱却を目指す自民党政権の掲げる経済政策)」を打ち出して、物価上昇による景気の回復を目指しているが、果たしてその先に「未来」はあるのだろうか。今日本では、現状維持や回復を求めて更なる経済成長を唱える勢力とそれを遠巻きに見ながら、経済至上主義に翻...超成熟社会にアベノミクスって…
2013/01/10 15:30