戸惑う顔に静かな舌打ち緩んだ口元から安堵の笑顔素直な仕草が愛くるしくて目が離せないでいる不自由な心
ひとりきりでは塗り替えられない壁紙みつめつぶやく誰か刷毛を貸してと
齧れば少し甘酸っぱくて時には傷みが深けれど絶やすな林檎の受け渡し麗しくて瑞々しい完全無欠の林檎を選び差し出すあなたは酷く弱く愛しき愚か者朽ち果て黒ずみ渡されな…
山に龍ありて里に良き人あり 魅せられしは見渡さんと裾越え勇む幼きは夏の宵 佇んば酔いに舞い山香に狂いてはやる心に鱗をまとう 静なる山と動なる里と袖振り合うも知…
引けば惹かれ押せば圧される正午の電車で猿の群れに戻ります
壊さぬように絶やさぬように守りぬいてきたこの籠はほんの少しのよそ見にも耐えてはくれずまた愛おしや
軟弱に貧弱に見せるための涙なら睫毛と一緒に返品させて
知りたくないのに知りたくなって知りたくなくなって知らなくなった
他人の鏡に映されるのは見たくなかった自分の姿
窓が開いておそるおそる覗いたら見なかった事にはできないのは何故
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