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最期の日
2月24日20時51分、オヤジが他界した。奇しくも自分の誕生日の前日だった。次第に、か細くなる呼吸。一旦、息が止まり、再び持ち直したかと思ったが、大きく深呼吸するかのように一息。オヤジは、二度と呼吸をすることはなかった。静かに静かに、オヤジ
2010/02/28 23:34
右手の記憶
オヤジの右手は、寝ているのにも関わらず活発に動く。伸ばしてみたり、曲げてみたり。ぼぉーっと、いつの間にか見入ってしまう。右手の動きが、色んなオヤジの仕草を思い出させてくれるから。さっと髪を掻き上げる。鼻の下をちょこんとこする。1つ1つの仕草が、懐かしい。
2010/02/23 23:51
覚悟するということ
「もう、いつでもそうなる覚悟をしとかんといかんね。」母親が、家族に言った。2人の妹は、喪服を買いに街に出掛けた。さすがに下の妹には、発表会の時に着る洋服とごまかしたらしいが…母親は、オヤジが家に帰ってくる時に着る服の用意を、祖母に隠れてそっとしている。入
2010/02/21 18:46
その日のまえに
電車や病室で過ごすことが多くなり、本を読む機会が増えた。仕事関連の本しか買わなかった自分が、本屋に行くと文庫本コーナーに真っ先に行くようになった。知人のすすめもあり、「重松清」がマイブームである。そんな話を職場の先輩にしていたら、「リアルすぎるやろ!?」
2010/02/20 23:43
いびき
幼い頃、祖父と祖母と一緒に寝ていた。 祖父のいびきは凄まじく、幼い自分は耐えきれず祖父に思いっきりパンチしていたらしい。 「じいちゃん、ごめんなさい。」 夕方、母親に電話すると、何だか声が聞こえづらい。 ガーガーと地響きのような音がする。 電波障害?病室は電
2010/02/18 23:01
家族の距離
「お父さん、結局何も分からんかったみたい。」母親から電話があった。今日、オヤジが1ヶ月ぶりに家に帰ってきた。束の間の帰宅。肝心のオヤジは意識が朦朧とした状態だったので、ノーリアクションだったらしい。そして、すぐに地元の病院へ移った。それでも、大きな意味が
2010/02/16 23:03
おかえりなさい
オヤジが入院したのは、1月15日。ちょこっと検査をして、家に帰ってくるはずだった。家族はもちろん、当のオヤジもそう思っていた。あれから、ちょうど1ヶ月。 地元の病院から、転院の準備が整ったとの連絡があった。明日、ようやく住み慣れた町に帰ることができる。意
2010/02/15 22:30
仕事に対するモチベーション
先週、上司に注意を受けた。仕事のことで注意されることが、最近はあまりなかった自分。上司に注意されながら、改めて自分の仕事を見る。確かに、ひどい。自分でも何やってんだろうって思った。情けない。どうも仕事に対するモチベーションが下がっている。何とかしなくちゃ
2010/02/14 21:39
2010年2月 (1件〜100件)
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