「エスカレーターでは歩くべからず」、県で全国初の条例
埼玉県では、21年10月1日からエスカレーターの利用者は、「歩いたり、走ったり、追い超したりせず、立ち止まって立って乗るよう求める」条令を施行した。エスカレーターを管理する事業者や団体などには、利用者への周知徹底を要請する。違反者への罰則規定はないものの、県は監理者に対し必要に応じて指導や勧告ができるようになっている。このような条例は全国で初めて。日本エレベーター協会によると、歩くなどによる転倒、転落事故は全国で相次いでおり、2018~19年に805件発生している。施行に先立つ9月27日、大野知事は浦和駅の登りエスカレーター前で安全利用を呼びかけるチラシを呼びかけた。「エスカレーターでは歩くべからず」、県で全国初の条例
2021/10/19 16:11