金子兜太百年祭 皆野町
金子兜太百年祭皆野町18年2月に98歳で亡くなった俳人、金子兜太さんの生誕百年になる19年9月23日、少年期を過ごした秩父の皆野町で「金子兜太百年祭」が、町の文化会館ホールで開かれた。同時に、医師だった父親の元春さんが開業した医院「壺春堂=こしゅんどう」で、兜太さんの記念館になる「壺春堂記念館」が初めてお披露目された。兜太さんの実家で、皆野小から旧制熊谷中までここで過ごした。元春さんも、俳号「伊昔紅=いせきこう)を持つ俳人で、ここで句会を開いていた。伊昔紅は皆野町の代名詞になっている「秩父音頭」を周りの協力を得て、卑猥なものから全国に通用する民謡に創り変えた。木造2階建てのこの記念館は、同じ敷地内で医院を継いだ兜太さんのおいでの桃刀=ももと=さんやゆかりの人たちの「兜太・産土=うぶすな=の会」が改修・保存・寄付...金子兜太百年祭皆野町
2019/09/27 16:37