この軋んだ街並みで

この軋んだ街並みで

この軋んだ街並みで泣き出す前に僕たちの明日は最終回を迎える今夜は何処に行こうかずっと大好きでいられる君と過ごす日常に埋もれながら劣等生は教室で何度叫んだのか孤独な夜の狭間で何度つっかえても君のことは忘れないと言うそばに居れるだけで愛し合える月の灯りに導かれて落ちた恋みたいにこのままでいいよ過去形の未来ほど切ないし偽りのいつもの駆け引きのようにはいかないそして理想の回答に辿り着けたら僕たちはそれを大人のロマンスにするだけ重ねた唇から溢れる陶酔にはもう誰も迷わないからこの軋んだ街並みで