今年も桐生親子のお正月企画に多くの皆様からご訪問いただき本当に感謝です。この正月はいきなり大地震が来てもう一気に落ち込んだりしました。去年連載終了後にもアクセスしてくださった方々がいて、もし誰もいなかったらお正月企画もやめようかと思っていた
イケメン晃が凶美少年・旬の起こす事件に泣き騒ぐ物語。部分的BL。嫌々男に可愛がられるクリス君ほか
「凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬」終わりました〜。「デモンドリーム・マンハッタンの悪夢」はじめま〜す。「さあ世界を征服しよう!」のほぼ続編になりますう。先が見えたら更新というスタイルになりますが、どうか見捨てないでね〜〜。オネガイ〜〜〜。
今回もご訪問くださった皆様。まことにありがとうございます。なんかとか進みました。連載始めてつまづいてもう書けんとしょんぼりしましたが書いていけたのは皆さまのお陰です。自己満足だから投げ出すのも簡単だけど読んでくださる方がいたから進めようと思
ヘリはレオンの無茶な計画で逆に上がっていく途中で相当危ない事態になった。ビル壁に激突間際でギリギリ上昇し屋上の縁にヘリの足がぶち当たりながら先にジャンプしたマイケルの頭の上をギリギリ飛んだ。屋上の縁のコンクリが割れる衝撃でヘリ機体はきしんだ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー567 バケモノを叩きつぶせ!
…マリコはこの体の中にお前が閉じこもっていると思い込んでる。お前の声は永遠にマリコには届かないヨ。「貴様を殺してやる!!」怒りでクリスは自分の身体に重なって浮かび上がるレオンの首を絞めようとしたが、レオンの防御の念で弾かれる立
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー566 旬は一人で大丈夫だよな?
晃は晃が操っているマークを見る。マークは大人しくうずくまっている。「ごめんなマーク、君の兄弟を助けたいんだ。もう少しだけいいだろう?」晃はマークに精神的な信号を入れるとマークは動き出した。「俺が助けに行く。」決意を口にした晃の言葉にロバート
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー565 あいつ狂ってやがる
ヘリのキャビンは悲鳴が起きる。操縦士はハンドルを握って必死で耐え、ハーバートはイスに捕まり、レオンも万里子を片手で守りながら両足を床に踏ん張って耐えた。「お、落ちる!!」「クソッ!!」「レオン…!」万里子は恐怖でレオンの胸にし
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー564 マリコ行かないで
ヘリポートの向こうの屋上の縁に白い細長い腕がぬっと飛び出て肘が曲がって次に小さな顔が現れた。赤い目が光り、顔の方からズルッと上半身を前にのめりながら屋上に入ってきた。遂にクリス操るマイケルがヘリポートに到着した。クリスが目にしたのはまだ待機
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今年も桐生親子のお正月企画に多くの皆様からご訪問いただき本当に感謝です。この正月はいきなり大地震が来てもう一気に落ち込んだりしました。去年連載終了後にもアクセスしてくださった方々がいて、もし誰もいなかったらお正月企画もやめようかと思っていた
椅子に満足してソファーに戻ったが今度はソファーの背もたれクッションがない。 座り心地が悪いのでまたダイニングの椅子に戻ってせっかく決めた角度をあきらめて ソファー用のクッションを一個持ち帰った。「ちょうどいいクッションが欲しい。」 満足い
旬は椅子を下げて上げてを繰り返して遊んだ。「わー。」 晃が傍にいないから素直に声を出して楽しんそう。 電動レバーを一番下から一番上に上げて、高い位置に戻して椅子から落ちないように 気をつけながらテーブルに手をついて
赤ちゃんは逮捕されたくないので晃の寝室によちよち逃げた。 なんだか大人の男の声が複数聞こえて旬はマジで逮捕か?とそわそわしたが、 配達の人はイスを出してダンボールを持ち帰って あっという間にいなくなった。晃は秘書の椅子カバーを電動イスにか
女は晃にしがみついて益々真っ赤な顔になった。「大丈夫です!あの…ごめんなさい。」 あなたがあんまりにも素敵すぎて目を離せなかったせい…とは言えない。 若い女の不安定な態勢を戻してあげた晃は少し通行人を避けたとこ
酒と女に溺れての現実逃避できない晃は会社に出社しても 一緒に働く友人ズにお酒チェックされるのが嫌で早めのランチを一人 会社のテナントが入ってるビルに近い広場のベンチに座ってパンを食べていた。 そんな姿はとても社長には見えない。 まだ若い上
晃は買ってきた袋から缶ビールを一本出して女に渡した。「ばいばーい。またねー。」 カッコ良すぎる男にあっさり恋をして女は顔が真っ赤だ。 さっきまで未練タラタラだった元彼の名前ももう頭によぎらず、嘘のようなイイ男の魔法
怯えながら生きるなんてありえない無責任男の晃だが万里子を失った今変な話 強烈に感情が動くのはチビ万里子・旬の存在だけかもしれない。 楽しいシアワセとは真逆の怖い不安、というネガティブな感情だが確かに生きてる実感がする。「ほんと滅入るよ。飲
旬には無責任な晃が何一つ不自由なく毎日全力ハッピーにしか見えない。 しかし晃は心のなかでは最愛の女にゴミのように捨てられて人生どん底 だと旬には言いたくない。 なぜって夫婦喧嘩を全部旬は見て知っていて晃が万里子をそこまで 愛しているように
東京都内、晃と旬が暮らすマンションのダイニング。大人用テーブルを前に赤ちゃん用のテーブル付きイスに旬が座っている。小さなテーブルには小さなコップに牛乳、皿にロールパン。旬はこの工夫のない食い物を一週間食べさせられて不満が溜まっていた。&nb
震度7って大変な大きさ津波が危ない最近地震がなかった気がして凄く驚いてますみなさんの無事をお祈りします!
昨年「デモンドリーム」連載終了後放置してましたが、たまにアクセス解析見てみたらなんとエンムブック旬と晃のシリーズを読んで下さる方々がまだいてくださって本当に嬉しく感謝しております。そんなわけで今年も感謝のお正月企画をやりたいと思います。もし
デモンドリーム終わりました。みなさま長い長い連載になってしまい誠に申し訳ありませんでした。連載も飛び飛びでほとんど休んでるような方法で本当にごめんなさい。それにもかかわらず最後の最後までお付き合いくださった皆様…本当に本当に感
サドのハーバートは幸せそうなクリスに少し不満だが表向き祝福した。「全て貴方の思い通りになりましたね。」「だがこれからが本当の闘いだ。ハイツファイザーとの法廷闘争に備えて最強の弁護士団を選んでくれ。」「わかりました。」世界から罵られても殺され
惨殺されたと思われたセオドア・スワンは死んではいなかった。だがそれはむしろ生き地獄だ。哀れにも死ぬ直前に助けられ、両腕両足を失っただけでなく息をするのも大変な無残な姿で生き延び、意志疎通もできない容体でたくさんの機械に繋がれて生命維持をされ
「ああ、着いた!やった!お前のお陰だ。お前の可愛い顔をマリコに見せれば…。どうした?死ぬんじゃない。」フラフラの子猫は雪に倒れそうになっている。小さな体でここまで来て体が冷えて死にそうな状態だ。レオンにとってこの子猫はただの乗
渡り鳥を操って一緒に飛んでいるレオンは鳥に声をかけた。「死ぬな、ガンバレ、あと少しで地面だ。」鳥はどんどん地面に下降し、落ちていく。あの時、レオンとクリスは魂が抜けたクリスの肉体を争って引き返したが、一旦体から抜けたレオンは、本来の持ち主で
いわせねーよ!…告白されてもキモいだけ。旬は一石二鳥の作戦を提案した。「君がスミス教授のアマレスクラブで地区大会優勝したらもしかしたら僕の気持ちも君に傾くかもしれない。」「ええ?!そ、それは本当に?」「あるかもね。かも。」旬は
「格闘技好きならアマレスは好きになるぞ。楽しいぞキルユー、どーだどーだ。」「やめろっつーの、クソオヤジ。(日本語)」うざい…うざすぎる。暑苦しいいポーズを次々見せつけて、旬は立ち去ったが他の生徒にアピールを始めた。「アマレスを
晃は耳を抑え、そのうち地面に突っ伏し、地面に向かって嘆いた。 「重力が重いよお。」 「死んでるだろお前。」 「でも諦めたくないんだよお。」 ロバートは腕を組んで目を閉じて再度言い聞かせた。 「諦めろ。」
渡り鳥を操って一緒に飛んでいるレオンは鳥に声をかけた。「死ぬな、ガンバレ、あと少しで地面だ。」鳥はどんどん地面に下降し、落ちていく。あの時、レオンとクリスは魂が抜けたクリスの肉体を争って引き返したが、一旦体から抜けたレオンは、本来の持ち主で
いわせねーよ!…告白されてもキモいだけ。旬は一石二鳥の作戦を提案した。「君がスミス教授のアマレスクラブで地区大会優勝したらもしかしたら僕の気持ちも君に傾くかもしれない。」「ええ?!そ、それは本当に?」「あるかもね。かも。」旬は
「格闘技好きならアマレスは好きになるぞ。楽しいぞキルユー、どーだどーだ。」「やめろっつーの、クソオヤジ。(日本語)」うざい…うざすぎる。暑苦しいいポーズを次々見せつけて、旬は立ち去ったが他の生徒にアピールを始めた。「アマレスを
晃は耳を抑え、そのうち地面に突っ伏し、地面に向かって嘆いた。 「重力が重いよお。」 「死んでるだろお前。」 「でも諦めたくないんだよお。」 ロバートは腕を組んで目を閉じて再度言い聞かせた。 「諦めろ。」
「貴方たち前も一緒にいたわね。もしかしてパートナー…ゲイのカップル?」その確認は晃に惚れた女の子にとっては重要なことだ。「その質問二回目だな。心配しなくていい。アキラと俺は親友だよ。兄弟みたいなものだよ。」「ロバートに俺が作っ
「おっと、スシレストランを通過したぞ。」晃とロバートがしんみり話しているうちに目的の場所を結構過ぎて、二人で少し道を戻った。やっぱり人気店だから混んでいる。晃は窓から席の空き具合を探した。「おっ、カウンター席が開いてるぜ。」晃が言うとロバー
ロバートと晃は嫌そうな表情で目を合わせた。まずロバートが言う。 「ドログバ博士とアマゾンだってさ。」 「いやいやいや。ないないない。」 晃は手を顔の前に持ってきて顔も手も激しく振って心から嫌だと表現した。 ドログバ博
バンダム3兄弟の脳検査で相当萎縮が見られてもうケミカルには戻れないと 甘栗から聞かされた日、 旬は憧れの職場に久しぶりに戻れたのに何もやる気がなく、座っていた。 広い研究室。プレミアムメンバーは旬一人。 がらんとした
美しすぎる暗黒の天使がじっと外の闇を見つめて呻く人々の間に一人立っている姿は、怪我をしている人も違和感が大きすぎてチラ見している。しかし旬は周囲に一切目を向けず入り口の方を見ている。だから自動ドアが開いて苦しみながら転がり込んできたマークに
ビルからビルへ飛んでアマグリホスピタルを目指す晃に親友ロバートがナビをして最短の道を示した。中心部はもうほとんど人がいない。まるでゴーストタウンのようだ。こんなマンハッタンは見た事がないと晃もロバートも不思議な気分になった。暗闇の中じっと身
ブラックアウトは晃と旬にとって大きな助けになった。全てが停止し、朝になるまで誰もほとんどが身動きが取れない状態。だが旬のヘリメットは赤外線で物が見える。もう隠れなくても誰にも見られることなく旬はアマグリホスピタルのある通りに堂々と飛んで行け
横嶋が泣き叫んだその時、突然雷電が終わり、代わりにニューヨークはブラックアウトした。 雷の凄まじいエネルギーが地上に同時に落ちてニューヨーク全体の電源が失われたのだ。 闇。完全な闇。真っ暗。いつ復帰するか分からない事態。
空軍戦闘機のチームは凄まじい数の雷に追い立てられるように逃げていく。超破壊兵器のミニ版であるライトの光は空全体を光らせただけでなく空を浮遊している雲から電子を叩き出し、膨大な電子が空全体を震わせて恐るべき数の雷を発生させた。数十に及ぶ雷。光
「晃、俺はマイケルをこれからアマグリホスピタルに連れていく。急ぐんだ…意味わかるな?」旬はそこに降りると一旦マイケルを横たえて治療薬を込めてある改造銃を構えた。「マークの事を晃に任せていいか?」晃はマークを操って頷いて見せた。
万里子を見つめる旬はとても大人っぽく見えた。 「バカなことするな万里子。」 「旬…。」 万里子は優しく微笑み、目を閉じた。 育てなくてごめんね…。悪いママでごめんね…。
そうして旬自身も頭を上にして万里子を抱いた形で地上にあと4mという高さでぴたりと静止した。腕の中の万里子は気絶している。むしろその方がありがたいと旬はホッとした。そうしてふんわりさっきのビルへ上がって行った。黒いスーツの少年が万里子を助けて
万里子が地上に落ちて余りにも衝撃を受けたクリスは気絶したマイケルの身体から抜け出して霊の姿で万里子を追って下へ飛んだ。レオンもまたクリスの肉体を飛び出して万里子に追いつこうと飛んだ。万里子がいなければもうクリスの肉体など要らないのだ。クリス
クリス…。 万里子の声でクリスは朦朧とした意識で目を開けた。 万里子がクリスを見つめている…。 しかし万里子の目に映っているのは万里子にとっては見知らぬ男はず。 でも万里子は涙を浮かべて見
凄まじい異音と煙、ヘリからはがれた鉄とコンクリの破片が散乱して辺りは静かになった。胴体着陸になったへりの激突で屋上は破損したがなんとか落ちずに止められた。そうしてヘリと屋上の縁の間に挟まれてマイケルは息も絶え絶えに呻いた。不時着の寸前ヘリの
「バカ、てめえその体で止められるかよ。下がれ!!」 晃が叫んでもクリスは目の前に迫るヘリを受け止めようと待ち構えた。 「断る!一人ではヘリが左右どちらかに傾いて衝撃でマリコが死ぬ!」 晃はクリスの指摘にハッとした。