白昼夢からの脱出
ニックドレイクのpinkmoonを聴いてる。あの頃の記憶を辿りながら生きる気力を失ってベッドに溶けていく感覚を思い出しながら久しぶりに風邪を引いている。鼻水といがいがする喉頭の奥が重たい色んな出口が塞がれているみたいな閉塞感私以外、周りは何も変わっていないのに熱が出ないのはいつものことこんなの風邪だなんて呼べないといつも思う小豆粥と焼き梅の入った濃い緑茶身体に良い気がして作ってみたぱくぱく食べれる私はまだまだ生きたがってる当たり前のように26歳で去ったニックドレイクの声が生きることを選んだ私には儚すぎて苦しいでも聴いていたい市販の薬を規定量飲み込んだ声と空間と光が混ざって溶け出す誰もいない部屋私は明日も働くために今日で元に戻らなくてはいけないはやく、はやく、戻らなくては。.白昼夢からの脱出
2018/02/05 15:19