選挙に行こう

選挙に行こう

バブル崩壊は人災であるし、その後、30年の失われた時代は政治の責任である。戦後の日本は、終戦後の一時的な混乱はあったものの、朝鮮・ベトナム特需による輸出、戦後復興、東京オリンピックによる内需拡大により、順調に経済大国への道を歩んできた。1973年の第一次オイルショックによる経済危機を乗り越え、1979年には「ジャパンアズナンバーワン」と世界的に称えられるようになった。しかし、栄光は長く続かない。日本からの輸出が米国との貿易不均衡をもたらし、日米貿易摩擦の中、プラザ合意がなされ、円高となり輸出産業が頭打ちとなる。その結果、不動産投機に熱中しバブル経済が引き起こされた。ここまでは、まだ良かった。バブルを人為的に崩壊させた戦犯は当時の大蔵省の官僚と、もっとも愚かな日銀総裁、三重野康である。そして、この三重野を褒め称え...選挙に行こう