「本番」のようななにか

「本番」のようななにか

人前で話をする時がある。 本業が宗教家なので、本業の仕事の一部も「話をすること」はもちろんあるのだけれど、それではない方のこと。 ボランティアで、小中学校や公民館で講師をさせてもらうことがある。 今年で独り立ちして3年目になるんだと思う。数えてみて年間15~20回ほど担当させてもらっている。一回30分~60分程度の講演だ。 その開始前に、極度に緊張する。 「異常なほど」と言っていいと思うのだけれど、緊張感が高まる。 その緊張感を俺は知っていて、それは、学生時代に経験した、劇団の舞台公演の本番当日の緊張感と、まるで同じだ。ということを、先日思った。 「本番」であるかどうかで言えば、おそらく本業で…