朝日新聞の3Dメガネで、光の波長の違いを見る
前回、朝日新聞が3Dの記事と広告をするという投稿をしましたが、その続きです。さて、この3Dメガネですが、もう一つ面白い使い方があります。それは光の色による波長の違いが直視して見えるのです。下の写真が、赤、橙、緑、青のLEDの点をこのメガネのフィルムを通して見た写真です。それぞれのLEDの光源を中心として、左右に沢山の光の点が並んでいるのが見えますが、これは回折格子によって作られる回折光の点です。回折格子とは、プリズムのように光を分光する物で、ガラスや透明なフィルムに細かなスジが1ミリに数百本から数千本という細かさで刻まれた物です。格子とはいいますが、縦横にスジが刻まれているわけではなくて、通常は一方向だけで、細かくスジが刻まれているほど、巾の広いスペクトルを出すことが出来ます。CDなどが虹色に見えるのは、CDに...朝日新聞の3Dメガネで、光の波長の違いを見る
2010/12/30 17:58