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観覧車
みつばちは低空飛行 犬ふぐりまっさらな緑浴びゆく四月かな春の昼尊徳像は裏門に...
2019/04/14 21:41
豆の花
...
2019/03/30 06:41
梅
嵌め絵看板一応済ませ日向ぼこ 切通し抜けて廃寺の梅見かな このところ苦手なものに...
2019/03/14 17:53
オオイヌノフグリ
遠投は壁に届かず日脚伸ぶ 梅見してスイセンの束持ち帰る 名を知らぬ小鳥来ており春...
2019/03/05 10:56
寒雀
蕗の味噌添え山の地酒かな 金柑は鈴なりとなる廃家かな 観覧車まで吹き抜けるビルの...
2019/02/19 19:01
ふきのとう
味噌が待つそろそろ届く蕗の薹 ブルペンの音消えやがて寒雀 菜の花咲いた蜂やさん着...
2019/02/15 16:23
山茶花
振り向いたひとそれぞれに冬の虹 横丁の鬼払いたる節分会 黒潮のぶつかる崎の水仙郷...
2019/02/08 12:40
びわの花
折れバット投げ込んでいる焚火かな ブルペンのエースと呼ばれ枇杷の花 給水塔へ坂だ...
2019/02/01 09:03
スタート
マスクして駅伝試走者逆走す 日時計に影刻みおり冬のばら 新成人それぞれ一人カラオ...
2019/01/22 09:08
昭和のゴミ箱
栴檀の実みな墜ちて川となり 廃校の庭に黒々とんど跡 一月をはや折り返し宿酔 寒々...
2019/01/16 20:07
臘梅
冬日向に沿いバス待つ人の列 流出の土砂に際立つ霜柱 駅伝の試走者橋にとりかかる ...
2019/01/11 15:41
万両
千両も万両もある藪小径 元朝や歩き始める人と逢う 干支と知らず痩せ亥のさまよえり...
2019/01/02 07:02
ツワブキ
電飾に絡めとられて冬木立 トナカイと白熊遊ぶクリスマス セーターの首の輪太し漁師...
2018/12/29 05:50
根
片方の銀の長ぐつ聖夜祭 イヴの夜三十分待つ聖橋 トナカイとサンタ一服舞台うら 草...
2018/12/25 04:17
銀杏落葉
雁行のV字末尾が乱れおり 革砥あて理髪師冬の月見上げ 身の丈の縮まるほどの寒さか...
2018/12/19 10:10
クロガネモチ
マスクして目で指図するおんなかな 乾杯の音頭もなにも焼鳥や だるまストーブ赤々ビ...
2018/12/10 16:20
栗
こだわりの原寸大携行木の実図鑑 泡立草の土堤打ち込めば本塁打 頂で一瞬停止冬の噴...
2018/11/26 21:31
野外音楽堂
みの虫揺れる笑うと揺れる コスモスをぐぁんと抱えてから縛る 猪垣に沿う必ずあるす...
2018/11/19 09:19
韮の花
遮断機が下りれば休む虫時雨 退息所門柱あたり葉鶏頭 ろくむしの記憶の空に秋あかね...
2018/10/31 15:10
夕焼け
スーパーのレジの辺りに吾亦紅 祭り笛幼なじみの老いにけり すすき原泡立草に寄り切...
2018/10/15 16:58
芙蓉
鉄棒にぶら下がるだけ体育の日 政治家と胸張っている赤い羽根 秋刀魚を一本の骨にし...
2018/10/09 21:02
つゆくさ
噴水に虹つくり出す角度あり 朝まだき銀杏拾う影ふたつ また台風駅の自転車寝たまん...
2018/10/04 14:00
ヒグラシ(標本)
ひぐらし聴かず亡骸拾う 秋暑し赤色ばかり目立つ街 廃線路閉鎖トンネル蟲の声 ギン...
2018/09/27 20:09
稔り
夜学生大きく振りかぶり擬投す 旧国鉄駅長官舎泡立草 定時制一教室のみ灯りけり 順...
2018/09/07 12:41
早生クリ
虫図鑑三冊揃え夏終わる 土砂崩れその先に咲くダリアかな 見上げてもただそれだけの...
2018/08/26 13:44
トウモロコシ
紅と白と樹はそれぞれに夾竹桃 灯消してテレビ中継花火かな 蝉の穴覗くすべて暗黒 ...
2018/08/11 22:52
飛行機雲
被災地の泥を落とせば白い靴 ジャンジャンとクマゼミばかり山ひとつ アーケード時お...
2018/08/01 19:00
薔薇にキリギリス
ビアジョッキぶつけ合ってる別れかな 卯の花腐し背嚢負いし兵士墓 キュウリのカタチ...
2018/07/17 13:28
アザミ
万緑に移動図書館上り来る 道草して葉裏にはかたつむり 東京に特許許可局ほととぎす...
2018/07/04 10:47
ドクダミ
ドクダミ踏んでお忍びの人が来る 六月に咲く花多し散る花も 団欒のあかりゆらゆら植...
2018/06/13 14:33
蒲公英の絮
燕来る破れアーケードかいくぐり バス待つ間たんぽぽの絮を吹く 飛行機雲の先端光り...
2018/05/29 14:40
ツツジ
時鳥けさ啼いたこと記す 遠足の一群帽子の色を揃え来る 林縁に朝告げにくる時鳥 天...
2018/05/18 04:31
ヒメシャガ
実習のバスゆるゆると若緑 青ぬたやママは三つの名前持つ 廃屋に裏の門有りシャガの...
2018/05/14 09:54
石垣
犬駆ける向こうは海の土筆土堤 飛花落花団地の溝の一直線 蛇穴を出づまばたき二三度...
2018/05/02 08:33
春霞
踏みにじられし処にばかり桜蕊 菜の花畠に弾丸のサヨナラ打 春霞黒板拭きは叩くまい...
2018/04/18 03:02
甘藷
みなつぼみ縦に一列花だより 遮断機に葱坊主ずらり首をふる 鯱は空に突き出し鳥雲に...
2018/03/23 13:37
梅日和
現役の煙突は無し鳥帰る 遠投はまだ山なりの梅日和 一人ずつ抜けゲームは終わる春の...
2018/03/19 18:07
蕗の薹
小花火のごとく弾けて蕗のたう 水底に頭ばかりの蝌蚪の群 一筋の藁に八尾の目刺かな...
2018/03/12 19:21
スイトピー
雪下の芥引き出す寒鴉 梅咲いて猫の柱にネコ上る 山眠る数えた羊呑み込んで スイト...
2018/02/28 14:58
ドック
春眠や腋に挟んだ体温計 菜の花に見え隠れして薬売り 呉みなと春の燈あれど歌われず...
2018/02/16 16:20
栴檀の実
蕗の薹かたし枯葉一枚のせておく 限りなく極彩色の種袋 青ぬたに冷やの酒から始まり...
2018/02/13 14:35
貨物通過
前列はみな足踏みす春隣 石段に撒かれた豆がまだ残る 頭の芯が凍ったまんま二月来る...
2018/02/06 11:50
柚子
すきま風少し入れたい深夜バス 噴水の吹き上げる先冬の虹 海鳴りに耳傾ける枇杷の花...
2018/01/31 18:13
スイセン
風花や空青ければ雲白し 透明と濁るを併せ持つ氷柱 葱だけを持ち来るひととすき焼き...
2018/01/25 14:37
薪棚
ビーカーに冬薔薇一本投げ込まれ おばいけと軒に看板鯨売り 冬帽子目深に眠る深夜バ...
2018/01/22 15:32
帰り花
旅先の燃ゆるとんどを遠巻きに 駅伝の試走それぞれ息白し ぜんざいに火が入れられて...
2018/01/16 17:29
冬の菊
縄跳や跳ぶといふより跨ぐよに ウサギ跳ぶ瞬時思案の跡残し 寒菊の近ごろ茎の太きこ...
2018/01/12 15:26
ロウバイ
旧軍港引込み線に帰り花 カワウ拠りて白骨といふ大枯木 舟帰る牡蠣打つ岸の蠢いて ...
2018/01/10 17:40
枇杷の花
節くれの堅き榾みな積まれおり 現れてやがて悲しき青写真 枯野はるか手を振りながら...
2018/01/09 11:24
元朝や真白のページに掠れ文字 初詣で石段途中ですれ違ふ スイセンの群落ふたつ岬み...
2018/01/05 06:35
正月準備
大晦日窓に灯の無き拘置支所 いくさにはならぬ老兵社会鍋 行く年や積ン読本を積み直...
2017/12/31 20:28
カニラン
日向ぼこばかり野外音楽堂 ポケットにケータイ番号冬の月 カニランとおんな深夜に爪...
2017/12/30 07:53
Xmas
ダグアウト折れたバットと落葉焼く 朴落葉けちらしたくて引き返す 網棚にXマスケー...
2017/12/27 12:32
葉牡丹
目深どころかすっぽり冬帽子 整然と並ばされている葉牡丹 まっすぐに刈田横切る通学...
2017/12/22 17:27
落し物
雪載せてそのまま北へ帰るバス 山眠るか県境すべてトンネルに 柚子どうぞ三つ四つと...
2017/12/15 17:46
標識
おでん鍋底に古参の玉子かな 枯芝にトライアウトの打球音 家猫や硝子戸越しに冬の空...
2017/12/12 16:20
落葉踏む
きっぱりと裸で立てり大銀杏 「先に行く」と十二月の伝言板 西口でねとはまつすぐに...
2017/12/06 13:58
電灯ウサギ
振り上げる冬の蟷螂としての斧 いまが幸せ前撮りす十二月 電柱に質の看板十二月 太...
2017/12/05 16:16
川の舟
冬ざるる片足で立つフラミンゴ 小春日や地下道よりは歩道橋 ねぎ外すならねぎ間頼む...
2017/12/01 08:34
銀杏
何笑うセーターの袖長くして 立飲みの背中さびしき返り花 白菜がトラックで来る鍋の...
2017/11/24 16:33
対岸
黄落に公衆電話ハコで在り 熱燗で来るかしばし付き合うか 露天湯の煙の向こう石蕗の...
2017/11/22 16:28
残り菊
太郎さんは寝る簑虫はぶら下がる 山くじら尾っぽに役場の報償金 茶の花と気づき坂道...
2017/11/14 13:46
紅葉
肩庇う十一月のエースかな 閉ざされた山門までの銀杏散る 枯菊も放り投げたる焚き火...
2017/11/13 17:16
残り柿
落葉踏むやはり似合わぬハンチング 白菜転げ今夜もなべらしい 運河までヒメムカシヨ...
2017/11/08 17:26
ツワブキの花
洗濯板立て掛けてある今朝の冬 遮断機下りている間も虫の声 辻斬りを見て知らん顔鶏...
2017/11/07 16:50
秋桜
コスモスの先には砂丘日本海 白線のやや右曲がり運動会 秋晴れや三角ベースなら出来...
2017/11/06 15:47
檻
栗園に下りる小径に猪の檻 選外に光るものあり菊花展 銀杏を踏んづけるなよ並木道 ...
2017/10/27 17:27
ゾウさん
鳥威し黒目がちなる大目玉 トランプはとうもろこし毛の案山子かな 稲刈りの新しきカ...
2017/10/20 14:33
顔ハメ看板
秋空に少し近づく跨線橋 蟷螂の枯木となりてとどまれり 豊の秋駅伝走者駆け抜ける ...
2017/10/13 09:34
リンゴ
卑怯なり口そう読める菊人形 椎拾う角ポケット瓶携えて 国鉄にチッキ硬券リンゴ箱 ...
2017/10/03 11:13
航路
道なりに刈り残されて曼珠沙華 獺祭忌バス停もある子規の句碑 虚無僧がスタコラ歩く...
2017/09/25 17:05
ヒツジ
鉄道草みな薙ぎ倒し野分過ぐ 足萎えて頭は明るき敬老日 神楽坂最後の蛇が穴に入る ...
2017/09/21 11:00
玉蜀黍
ギリシャ船入り秋の燈となりぬ ブルペンにお呼び掛からず落花生 玉蜀黍かじりミサイ...
2017/09/12 18:06
塩辛トンボ
第二球場ブルペンに墜つ鬼やんま 一列に歩道橋ゆく秋へんろ 引き込み線草に埋もれて...
2017/09/11 18:42
百日紅落花
秋蝶の群れて飛び交う村はずれ ポツリ落ち線香花火の熱さかな かまつかに気付く堀端...
2017/09/01 08:25
ツユクサ
六地蔵やがてけものの道となり 炎天の安全太郎やさおとこ 威し銃わずか二枚の半田に...
2017/08/27 00:55
百日紅
夏おわることしも何か積み残し 夏木立しばし佇む郵便夫 路面熱して夕立走り去る 夜...
2017/08/22 22:48
キョウチクトウ
舟蟲の群れが先行く磯辺かな 川岸にぬかづく老婆夾竹桃 風鈴を叩く風にも名前あり ...
2017/08/15 07:43
東京タワー
聯隊の石柱に降る蝉しぐれ かき氷くちびる赤きイチゴ味 海見える家の石べい百日紅 ...
2017/08/08 08:39
カンナ
墜死せり蝉も含めて蟲籠に 油照だれも渡らぬ歩道橋 砂丘来てらっきょう畠の風渡る ...
2017/08/01 11:11
夏越祭
朝顔を上らせている路地抜ける 七月のあじさい芥となりにけり 金魚玉めだまばかりに...
2017/07/30 22:05
ノウゼンカズラ
少年兵多しわがまち白帽子 雷は遠しトリセツは八つ折りに 陽の落ちて浜の日傘をたた...
2017/07/21 16:47
地球儀
七月の量りしれない桶の水 片蔭を選ぶずいぶんと遠回り だれか地球儀を放置す夏木立...
2017/07/14 12:03
緑陰
たまに鳴る風鈴でこそ涼しけれ 愚直さを売りにするなよ冷奴 日時計にサルビアの咲く...
2017/07/09 07:31
あざみ
どくだみの裏木戸抜けてきた気配 ぽつぽつと雨と見まがう水馬 五時起きの先を越され...
2017/06/29 10:36
びわ
横泳ぎばかりしている人魚かも ひがしねかあずまねからのさくらんぼ 傘先で突かれ易...
2017/06/23 16:01
栗の花
薫風やいまはむかしのロバのパン ひんやりと森の精なる栗の花 和紙巻かれ木箱に入る...
2017/06/15 10:56
夕田
時差ぼけもせず午前四時のほととぎす 捻れれば胡瓜揉みとは解せぬ 一枚の静謐となる...
2017/06/09 23:58
ハナウツギ
抜け道は海にぶつかる花卯木 噴水に分類小便小僧かな やご浚えするプール清掃日 苗...
2017/05/28 08:23
しろつめぐさ
風薫るゆっくり揺れる象の耳 讃岐路や葱青々と冷うどん ナイターや芝青ければ球白し...
2017/05/21 20:44
五月晴
夏つばめ昔ドロップいまカーブ 柿若葉おろし蕎麦食う窓の外 茅葺きの主は不在藤の花...
2017/05/16 06:40
ボール痕
かげろうの波止に傾く係船柱 野遊びや蓬色なる足のうら 缶蹴りの最後の鬼に子供の日...
2017/05/09 11:33
葱坊主遮断機下りれば揺れる レコードに小径一本昭和の日 前撮りの新郎新婦おぼろな...
2017/05/03 07:22
躑躅
囀りや鳥類図鑑役立たず 山笑うスイッチバックは忙しい 坂道はくるくるまわる春日傘...
2017/04/27 12:26
タンポポ
具体的且つ詳細に春の夢 半島を目に焼き付けて鳥雲に かすみ草主役のときはそれなり...
2017/04/23 05:54
スミレ
昼餉時も足並み揃え新社員 試合なき球場巡る遠足子 春芝に飴色の義足乾かせり 海見...
2017/04/19 10:00
春の芽
ザクと切る薄き緑の春キャベツ 展示デゴイチみな吸い寄せる花吹雪 ドッグランもとは...
2017/04/14 10:53
夏みかん
だれも手を伸ばさぬものに夏蜜柑 春昼や亀頸あげて立泳ぎ いぬふぐり鉄条網の向こう...
2017/04/11 09:24
落椿
椿落つまっ逆さまといふ形 連翹や陰も黄色き小道かな 石鹸玉路地すり抜けて運河まで...
2017/04/04 06:19
籠
透明傘また買うことに春しぐれ 歩道橋わたる人無し鳥雲に 山笑ふ地玉子といふオムラ...
2017/03/28 10:53
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