『The Sunne in Splendour』感想1-19

『The Sunne in Splendour』感想1-19

第1部19章――1470年12月Amboise,France「お父様はフランスの援助を得なければいけない。……そしてこの結婚は、その援助のためにお父様が支払わなくてはならない対価なのよ。あなたもわかっているでしょう、アン」「『お父様が』支払わなくてはいけない対価?」アンは不信をあらわに言った。「私に言わせれば、対価を支払わなくてはいけないのはこの私一人よ!ランカスターと、大嫌いな男と結婚しなくてはならないのは私だわ」だいぶ間が開きましたが(汗)、久々にTheSunneinSplendourの感想の続きです。この章はウォリック伯の長女、イザベル・ネヴィル視点です。場所はフランスのアンボワーズ。時は彼女の妹アン・ネヴィルとランカスターの王太子エドワード・オブ・ウェストミンスターの婚礼の朝――。イザベルはフランスへ亡...『TheSunneinSplendour』感想1-19