『The Sunne in Splendour』感想1-17
『TheSunneinSplendour』感想第1部17章――1470年10月London「後生だから口を慎んでくれ、フランシス!」ウィル・ポールはフランシスの腕をつかむと、彼を引っ張って急いで手近な十字路に入っていった。「こっちだ……急げ!君は自分の首がドローブリッジ・ゲートにさらされることになっても構わないのかもしれないが、僕は腐肉になってカラスにつつかれるのはごめんなんだ!」ジョン・ネヴィルの寝返りにより、エドワード4世王が玉座を追われた後のロンドン。フリート監獄が襲われ、政治犯だけでなく大量の凶悪犯まで自由になってしまったため、荒くれ者があふれたロンドンは秩序をなくしていた。懐妊中の王妃エリザベス・ウッドヴィルを筆頭に、ヨーク派は庇護を求めて聖域に逃げ込むことになる。10月5日金曜日、ヨーク大司教ジョー...『TheSunneinSplendour』感想1-17
2009/12/28 00:01