異次元の政策のもたらすもの
ずっと放置してきたこのブログで最後に書いたのが、2010年10月の、「包括的な金融緩和は、デフレ脱却を促進できるか」。そして、それから2年たって、デフレの脱却は実現せず、今度は異次元の政策である。今回の異次元の政策で、日銀は長期国債の買い入れ対象を40年を含む全ての年限に広げておりデュレーションは7年になるという。新発国債の20年債の利回りまで、既に1%を下回っており、預貸ギャップの拡大が続き、預貸率が70%程度となっている地方銀行は、今後も利回り確保のために、超長期国債を買うのだろうか?金融緩和の効果で物価上昇率が2%となったとき、債券金利はどこまで上昇しているのだろうか?その時は景気回復で貸出ニーズが拡大して、地方銀行の有価証券運用への依存度は低下しているのだろうか?また、金融緩和が景気の回復につながらず、...異次元の政策のもたらすもの
2013/04/05 12:56