目標は不要

目標は不要

マイケル・ポーターは、競争が産業の急成長をもたらすと考えた。 そこで、five-forces分析やポジショニングなど、現在のMBAの基礎となる方法を生み出す。この方法は、結局、目標を定義し、それに向かって走り出すということになる。日本企業でも、一般的に目標を決め、それに向かって各々が遂行するというのが現在でも正しいとされていると思う。この方法は、個人の成功論としても色々な書籍で紹介されている。しかし、本当にそうなのか。ポーターが考えた1980年代は、今よりシンプルであり連続性があった。 しかし、1990年代に入り、突如としてインターネットの普及やグローバル時代の幕開けがおこる。いわゆる不..