今回の選挙は「男対女」という構図があり、トランプ陣営の特に若年男性層をターゲットにした戦略が功を奏した / トランプ陣営が2020年の敗戦後からアプローチを変えたことがわかってきた。その頃から2024年を念頭にトランプ陣営はトランプをスポーツや総合格闘技UFC等の会場に出向かせ、若年男性層へのアピールと「マッチョ」なトランプというイメージ作りを始めた。陣営は大統領選を左右する激戦諸州で、若年男性層が有権者の11%を占めることに注目、その取り込みを図ったわけだ。 / 若年男性層は選挙で投票率が低く(大統領選でも3-4割)、政治に興味があるわけでもなく、支援が期待しにくいグループで、従来はキャンペーンのターゲットになりにくかった。だがトランプ陣営はその分伸び代があると考え、その層にアピールするためのイメージ作りを戦略の柱の一つに添えたという。、、、、、
トランプ勝利の要因についていろいろ分析があるが、あまり日本語で論じられていない点でかつ個人的に重要と思ったのが、今回の選挙は「男対女」という構図があり、トランプ陣営の特に若年男性層をターゲットにした戦略が功を奏したというもの。日本の暇空茜/Colabo問題にも通底するかもし...
2024/11/10 19:40