昔話は為になる(桃太郎 三世十方を貫くもの、貫かないもの)
昔話は為になる(桃太郎三世十方を貫くもの、貫かないもの)何時でも、何処でも貫くものでなければ真理といわれぬ。これを三世十方を貫く真理という。三世とは過去・現在・未来ということ。十方とは東西南北上下四惟のことである。仏法の法とは過去・現在・未来を貫き、どの国へ持っていっても変わらない真理を法といわれる。だから身近なことでも法と使われているのは滅多に変わらないものに使用される。憲法―――男女同権が毎年ごとに変えられては大変だ。法律―――決まった年金支給が急にストップされたらたまらん。交通法規-信号機の赤青黄色の意味が毎日変わっていたら、大事故が頻繁に起きるに違いない。それに対して、水戸黄門の印籠はどうだろう。いつも同じパターンで悪代官と悪徳商人にお仕置きをして、「よっ、待ってました」と最後に決めゼリフ。三つ葉葵の紋...昔話は為になる(桃太郎三世十方を貫くもの、貫かないもの)
2020/05/10 16:45