源氏物語(全10巻セット) 瀬戸内 寂聴 (翻訳)

源氏物語(全10巻セット) 瀬戸内 寂聴 (翻訳)

源氏物語(全10巻セット) 瀬戸内 寂聴 (翻訳),いづれの時代にか、さほど身分の高い出ではありませんが、とても美しい桐壺更衣を寵愛した帝の桐壺帝がおりました。二人の間には輝くように美しい皇子がお生まれになりましたが、他の妃たちから嫉妬や嫌がらせをうけ、お悩みになり、病気がちだった更衣は、幼い皇子を残しお亡くなりになりました。その後、元服した皇子は臣籍降下して帝から源氏姓を賜り、左大臣家の娘である葵の上の婿となりました。その光り輝くような美貌から 「光る君」 と呼ばれました。