築150年古民家の住まい改修12構造補強は一筋縄ではいかない
解体工事が終わった段階で、 想定していた構造補強設計との整合性をとりますが、 現場の状況に応じて対応することになります。 なかなか一度にすべてを修正することは難しいので、 工事の進捗状況に併せて先行していきます。 今回は補強する梁の上に小屋裏からの土壁と柱が 乗っかっている状況と更に反対側の 小屋裏桁が掛かっていることもあり、 当初考えていた既存梁の上に 補強梁を差し込むことが難しい状況が起こっていました。 そのままの補強をおこなうと、 1. 小屋裏土壁や柱をカットするため仮補強が必要 2. 上記による周囲の構造への歪み発生 3. 作業工数..
2025/04/29 07:39