映画考/老いては子に従え

映画考/老いては子に従え

人間、鋭敏な感受性を発揮できるのは10代後半から20代なかばまでではなかろうか。その頃に観た映画で黒澤明監督の『生きる』(1952年)、エリア・カザン監督『エデンの東』(1954年)、 イタリアのピェトロ・ジェルミ監督『鉄道員』(1956年)、フランスのルネ・クレマン監督『太陽...