はじめての経済学/伊藤元重
『はじめての経済学 (日経文庫)』を読んだよ。改めて経済学。『吉野家で経済入門』で筆者の伊藤先生を知り、その後もJMOOCの講座などで伊藤先生の語り口とわかり易さに、池上さんに通じるものがあるのを感じていた自分。その伊藤先生の教える経済学の超入門という感じなのが本書。超入門と言いながらも、日経文庫で上下巻2冊なので、経済学について広く学べるし、読み応えも十分にあり。上巻は経済学の基礎。アダム・スミスの『国富論』から始まる。スミスが『国富論』を書いてから二百年、世界の通商政策や経済政策においては、自由貿易主義と保護主義の闘いの連続であるといってもよく、その中でさまざまな経済理論が生まれてきました…
2020/04/12 15:47