ロング・グッドバイ/レイモンド・チャンドラー

ロング・グッドバイ/レイモンド・チャンドラー

『ロング・グッドバイ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』を読んだよ。これがハードボイルドか…。Kindle本として購入して、しばらく積読状態で放置されていた本書。なにしろ文庫版で645頁もの大著だから、読み始めるまでに勇気がいる。ある意味、意を決してダウンロードしたのは確か。それでも、紙の本だったらそもそも読んでいなかったかも。主人公はフィリップ・マーロウという名の私立探偵。 テリー・レノックスという人物とひょんなことから友人になり、レノックスが関連する事件に、マーロウが巻き込まれていく。但し、巻き込まれていくという表現は正確には正しくなく、マーロウ自身が気になるから、事件を追っていったんだろうね。だ…