目の見えない人は世界をどう見ているのか/伊藤亜紗
『目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)』を読んだよ。ものの「見かた」はいろいろ。どうしてこの本が読みたい本リストに入っていたのか、記憶になし。でも、何かの本に参考文献として書かれていたのだろうと思う。自分にしてはいつも読んでいる本とは傾向が違うもの。それでも、誤解を恐れずに言うと、本書は非常に面白かった!あぁ、本書を読んだ後では「誤解を恐れず」なんて言うことが、ナンセンスと思うんだけど…。本書は、視覚障害者の人たちが、目が見えない中で世界をどのように把握しているのか、そして、見える人たちとどのように違うのかを解説したもの。そういう意味で純粋な身体論ということ。筆者は生物学かも…
2019/02/16 10:11